コールスタッフの求人はこう探そう！求人媒体の特徴やコツをご案内

求人媒体には、就業時間や仕事内容が書かれているだけで、どこで探しても同じだと考えてはいませんか。現在ではWebサイト上に数多くの求人媒体がありますが、それぞれに特徴があり、より求人を見つけやすい工夫がされています。

自分に合った仕事を探すにはまず、自分に合った求人媒体で探しましょう！

コールスタッフはテレワークという働き方とも相性が良いので、近年注目されている職種のひとつです。では実際にどのような仕事をするのでしょうか。業務内容やその給与、就業時間なども併せてご紹介します。

仕事内容

コールスタッフの仕事には大きく分けて２種類あります。相手からかかってきた電話に応対する「インバウンド」と、こちらから相手に電話をする「アウトバウンド」です。

インバウンドには顧客からの注文などに対応するテレフォンオペレーターや、問い合わせ対応をするカスタマーサポート、製品の操作や設置方法など高度なサポートに対応するテクニカルサポートなどがあります。

対してアウトバウンドには、電話営業と呼ばれるテレフォンアポインターがあります。自社製品を電話で売り込み、アポイントが取れたら営業とバトンタッチをします。その他には、すでに製品を利用している顧客に対してフォローの電話をすることによって、満足度調査などを行うテレマーケティングなどがあります。

給与

コールスタッフの給与は地域によって異なります。また、顧客の電話をうけるインバウンドと、電話をかけるアウトバウンドとでもわずかながら差があるようです。

2021年3月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査（株式会社リクルートジョブズ　ジョブズリサーチセンター）によると、インバウンドの平均時間給与は首都圏が1,332円、関西1,330円、東海1,168円となっています。アウトバウンドの場合は首都圏が1,363円、関西1,390円、東海1,186円です。

これらの「時間型」以外には「成果報酬型」もあります。顧客に電話をするテレアポの場合、架電1件につき◯円、アポイントが取れた場合1件につき◯円と選定されている場合もあり、アポイントが取れた時には高い金額が設定されています。架電をするほど、またはアポイントが取れるほど報酬を得られるので、モチベーションを高めることができます。

就業時間

カスタマーサービスなどを行うインバウンドの場合、業種によって異なりますが、24時間体制でサービスを行う場合もあります。その時間内で可能な時間に働くスタイルになるでしょう。

アウトバウンドの場合は、できるだけ顧客に迷惑にならない日中の時間帯架電をすることが一般的です。9時から20時程度の時間帯で働くのが中心となります。

せっかく働くのであれば雇用の安定している正社員に、と考える方も多いのではないでしょうか。もし、そのように考えているのであれば、正社員の求人に強い媒体を選びましょう。

これからご紹介する媒体は「エージェント型」と呼ばれています。コンサルタントという担当者が付いてくれて、自分の条件に合った仕事を紹介してくれるスタイルです。自分が直接動くことなく、コンサルタントが企業と給与交渉などを含めた直接交渉を行ってくれます。じっくり話し合って最適な仕事を見つけるので、中長期的に探したい人に向いています。

doda

dodaは全国展開している転職エージェントです。幅広い業種を手がけていますが、特にIT、営業、通信、企画系の仕事に強いと言われています。通常、転職サイトは「エージェント型」か、自分で仕事を探し連絡をする「転職サイト型」があり、いずれかのスタイルをとっていますが、dodaは両方を兼ね備えています。自分に合った方法を選ぶことができることが特徴です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントも全国展開している転職エージェントです。幅広い業種を取り扱っていますが、なかでもエンジニア、クリエイティブ、コンサルタント、営業職の取り扱いには定評があります。

また、高いスキルと経験を持つ、年収750万円以上の転職を検討している人向けの「キャリアカーバー」というハイクラス専門サイトも運営しているため、幅広い層が利用できるエージェントです。

就職Shop

就職Shopは、未経験から正社員を目指す人に特化した転職エージェントです。既卒、フリーターなど20代を中心とした若手の転職サポートを行っています。

就職や転職の経験がない世代は、専任のコンサルタントが付くことで様々なアドバイスがもらえるので、心強い面があります。紹介する企業は全て、スタッフが直接訪問して取材をしたものだけなので「聞いていた話と違う」といったようなミスマッチを防ぐことができます。

自由な働き方ができるアルバイト。学生や主婦、副業で働きたい人など、気軽に働きたい人に向いています。コールスタッフも働ける時間を指定することも可能なので、アルバイトでも働きやすい職種といえるでしょう。

スムーズに仕事を見つけられる転職サイトをご紹介します。

コールセンター求人ナビ

コールセンター求人ナビは、コールスタッフだけに特化した転職サイトです。専任のコンサルタントがサポートしてくれますが、自分で求人コールスタッフとして働くことを決めたうえで仕事を探しているのであれば、便利なサイトといえるでしょう。

また、無料で業務に関するスキルを教えてくれる研修制度も充実しているので、未経験者の場合でも安心です。

マイナビバイト

バイトの検索項目が多く、様々な条件で探すことができるサイトが、マイナビバイトです。在宅ワークで働きたい場合や時間帯など、細かな条件項目があるので、自分に合った条件の仕事を見つけることができます。

近所で気軽に働きたいと考えている場合などに便利だと評判の「地図から求人を探す」機能は、マイナビバイトの特徴であり、ピンポイントで探すことができます。

バイトル

アルバイトをする時に気になるのは仕事内容や給料などですが、それ以外にも職場の雰囲気が気になる人も多いのではないでしょうか。バイトルは職場を撮影した動画の掲載や、15分程度の職場見学に申し込める機能が搭載されています。

どういう服装で働いているのか、ネイルはOKなのかなど、働く時にちょっと気になる細かな部分まで確認できるので、安心です。

どの企業に属することもなく、働く方法をフリーランスが仕事を見つける時に利用するには、クラウドソーシングサイトです。Web上で、企業が不特定多数の人達に対して業務委託をするアウトソーシングのことをクラウドソーシングといいます。

フリーランスとしてコールスタッフを行う場合にオススメの媒体をご紹介します。

クラウドワークス

企業からの案件を自由に選べるクラウドワークス。クラウドワークスの特徴は、ある一定の基準をクリアしたユーザーにはプロクラウドワーカー認定する制度があります。

プロクラウドワーカーに認定されると、企業から信頼を得られやすいので、多くの案件を得ることができます。

ランサーズ

フリーランスの初心者にオススメなのはランサーズです。

相手を見えないまま業務委託契約を結ぶのは不安がありますが、ランサーズの案件でトラブルや困ったことが発生した場合には365日24時間対応してくれるサポート窓口があるので、安心して仕事を探すことができます。

リモートワークが主流になっている現在のビジネス社会において、コールスタッフの役割は非常に重要になってきており、企業でも優秀な人材を積極的に集めています。また、働く側にしてみても、リモートワークが可能、そして対応マニュアルが完備されていることもあり、初心者でも始めやすい仕事であるので、注目されている職業です。

働き方も正社員、アルバイト、フリーランスと様々な方法があるので、自分に合った働き方を、自分に合った媒体で探すことが大切です。