快適なリモートワークを! おすすめのリモートワーク便利グッズ40選

近年急増しているリモートワーク(テレワーク)。家から出ることなく在宅勤務ができるのは魅力ですが、仕事をするための環境が整っていないと、さまざまな弊害が出てしまいます。そこで今回は、快適なリモートワークをサポートする便利グッズを紹介します。「Web会議」「PC周り」「ワークスペースの確保」「健康ケア」「リフレッシュグッズ」に分け、全40種をピックアップしているので、今、足りていないと感じているカテゴリをチェックしてみてはいかがでしょうか。

リモートワークを快適にする便利グッズをご紹介!

Web会議を快適にする便利グッズ5選

Web会議を快適にする便利グッズ5選

リモートワークといえばWeb会議が欠かせないという職種もあるのではないでしょうか。Web会議は職場で行っていた会議や打ち合わせの代替として、離れた場所のスタッフとコミュニケーションが取れますが、十分な環境が整っていないとストレスを感じることもあります。

ここでは、Web会議を快適にする便利グッズを5種、紹介します。

 

■Webカメラ

ノートパソコンには、カメラ内蔵のモデルも数多くあります。しかし、パソコンの内蔵カメラでは画質が粗かったり、適切な位置に画角を調整できなかったり、何かと不便なことがありますね。内蔵カメラを物足りないと感じるなら、外付けのWebカメラを用意するのがおすすめです。

外付けWebカメラには、PCモニター上部などに挟んで固定するクリップタイプと、デスクに置いて使用するスタンドタイプがあります。顔の映しやすさを重視するならクリップタイプ、安定性を求めるのであればスタンドタイプを選ぶとよいでしょう。

また、カメラの画質は画素数や解像度によって決まります。顔を映すだけであれば100万画素もあれば十分ですが、細かい文字を映す場合は200万画素以上のものを選ぶようにしましょう。解像度は、最低でも地デジ画質と呼ばれるHD(720p)のものを選ぶと、顔映りがよいのでおすすめです。

バッファロー、ロジクール、サンワサプライ、エレコムといったメーカーが人気で、安価なものであれば1000円台でも購入できます。価格帯が幅広いので、用途に応じて最適なモデルを選びましょう。

 

■ヘッドセット

ヘッドセットとは、マイク機能が搭載されているヘッドホンやイヤホンのことです。マイクが口元に向くので、周りの音を拾いにくいというメリットがあります。ヘッドセットには両耳タイプと片耳タイプがあり、音に集中したい場合は両耳タイプ、子どもなど家族の様子を見ながら仕事をする場合は片耳タイプがおすすめです。

接続タイプには有線と無線がありますが、Web会議中に移動することがないのなら、通話が安定しやすい有線タイプがよいでしょう。その他、周囲の雑音をカットしてくれるノイズキャンセリングや、手元のボタンでミュートのON/OFFができるものなど、さまざまな機能を搭載したヘッドセットがあります。Web会議だけでなく、ゲームや音楽にも適したモデルがあるので、用途や仕事環境に応じて選びましょう。 

 

■ポータブルディスプレイ

Web会議では、画面共有された資料などを見ながら議事録を作成することもあるでしょう。ノートパソコンはディスプレイのサイズが小さく、複数のソフトを立ち上げると見えづらくなってしまいますよね。

Web会議に参加しながら他のソフトを操作したいなら、ポータブルディスプレイを接続して、2画面体制にするのがおすすめです。ポータブルディスプレイはUSBでパソコンに接続すればすぐに使えて、使用しないときにはコンパクトに収納することが可能です。Web会議以外でも、2画面で仕事をすれば作業効率がアップします。

画面サイズは13~17インチの製品が多く流通しています。ディスプレイを置くスペースや持ち運びの有無なども考慮しましょう。また、タッチパネル機能が搭載されているものもあり、タブレット感覚で使えるので便利ですよ。

 

■リングライト

リングライトとは、動画や写真撮影などで使われることの多い円形のライトです。天井の照明だけでは顔の下半分が影になってしまうことがありますが、リングライトを使えば顔全体を自然に照らしてくれます。顔映りがよくなるので、面接や商談の際、相手に明るい印象を与えられますよ。

リングライトにはスタンドタイプやクリップタイプがあり、大きさもさまざまです。スマートフォンでも利用する場合は、コンパクトなタイプを選ぶとよいでしょう。また、日差しがあるときとないときで最適な光量や色調は異なります。光の明るさや色の調節ができるタイプがおすすめです。

 

■グリーンバック

Web会議の際、自分の部屋を映したくない人は多いのではないでしょうか。しかし、背景をぼかしたりバーチャル背景を使ったりしても、うまく合成されずに顔や頭が欠けてしまうということもよくあります。

そのようなときは、グリーンバックを試してみましょう。グリーンバックとは、映像の背景部分だけを切り抜いて別の背景と置き換える「クロマキー合成」ができるアイテムで、テレビや映画の撮影にも使われています。クロマキー合成ではグリーン部分のみを合成するので、顔や手などを背景と同化することなくきれいに映し出してくれますよ。

スタンドタイプや椅子に取り付けるタイプがあるので、収納場所や使い勝手を考えて選びましょう。

パソコンの周辺環境を整える便利グッズ10選

パソコンの周辺環境を整える便利グッズ10選

「突然リモートワークになったので、自宅のパソコン環境が整っていない」という人もいるのではないでしょうか。パソコンの周辺環境を整える便利グッズを10種紹介します。

 

■プライバシーフィルター

自宅で仕事をする際に、意外と忘れがちなのが、パソコンののぞき見防止対策です。たとえ信頼できる家族であっても、企業の機密情報などを見られるのは避けておきましょう。

取り扱っている情報を保護するには、ディスプレイにプライバシーフィルターを使用するのがおすすめです。フィルターをつければ、ふいに横からのぞき見されても真っ黒な画面にしか見えません。ただし、真後ろからは通常通り見えてしまうので注意しましょう。

取り付け方法は直接貼るタイプやマグネット式など、さまざまなものがあります。また、フィルターによって画面の見え方も変わってくるので、実際の見やすさも確認しておけるとベターです。

 

■キーボードスライダー

キーボードスライダーとは、キーボードを置くためのスライド式の台です。クランプなどでデスクの下に取り付けるタイプと、モニター台と一体になったタイプがあります。

デスクトップパソコンの場合は、キーボード専用のスペースを作るとデスクが広く使えるので、書類やタブレットなどをデスクに広げたい場合に便利です。また、高さや角度の調整が可能なものもあるので、肩や腕に負担がかからない位置にカスタマイズできるメリットもあります。

 

■マウステーブル

キーボードスライダーと同様に、デスクの下にクランプなどで取り付けてマウス専用のスペースが作れます。デスクが散らかっていたり狭かったりしても、マウスの置き場所を確保できる点が魅力です。アームレストや収納スペースが備わったものもあるので、デスク環境に合わせて選びましょう。

 

■スマホスタンド

パソコンでの作業中、スマホに通知がくるたびに手が止まってしまうのが煩わしいと思う人も多いのではないでしょうか。スマホスタンドでスマホを見える場所に立てておけば、通知や着信があったときに視線を移すだけですぐに画面を確認できるので便利です。

自分が見やすい高さや角度に調節できるタイプや充電ができるものなど多機能な商品もあれば、100円ショップで手に入る手頃な商品もあります。スタンドに置いたままスマホを充電できるとより便利なので、スマホのコネクタの位置を確認して充電ケーブルをつないだまま使えるものを選ぶことをおすすめします。

 

■ケーブルホルダー

パソコン周りは、電源ケーブルやUSBケーブルなど、何かとケーブルが散乱しがちですね。整理されていないと、間違って別のケーブルを抜いてしまうなんてトラブルも発生するかもしれません。ケーブルホルダーを使ってすっきりまとめておけば、ケーブルが絡まることもなく安心です。

ケーブルホルダーには、巻き付けるタイプやくぼみにはめ込むタイプなどがあります。固定方法はマグネット式や両面テープなどさまざまですが、繰り返し使える接着面だとレイアウト変更にも対応でき、使い勝手がよくおすすめです。

 

■ブルーライトカット

パソコンの画面を見続けていると、眼精疲労に悩まされるという人もいるのではないでしょうか。これを軽減するには、ブルーライトをカットするメガネをかけるのがおすすめです。

ブルーライトとは可視光線の中でも強いエネルギーを持つ青色光で、目の奥まで届いて網膜の機能低下などを引き起こす懸念があります。しかし、ブルーライトカットメガネをかければ、目に届くブルーライトを減らして疲労が軽減できますよ。度入りと度なしが選べるので、普段コンタクトを使用している人は両方持っておくと安心です。

また、メガネが煩わしいという人は、ディスプレイにブルーライトカットフィルムを貼って対応しましょう。

 

■デスクオーガナイザー

デスクオーガナイザーとは、多機能ペン立てのことです。ペンだけでなく、付箋やホチキスなどの文房具をまとめて収納できて、机の上がすっきりと片付きます。

デスクオーガナイザーには、置き型以外にもバッグのようにして持ち運びができるものもあります。自宅だけでなく職場でも仕事をすることがあるという人には、持ち運べるタイプが便利です。

また、広げるとデスクの間仕切りとして使えるタイプもあります。パソコン周りを囲むサイズではありますが、手軽にプライベート空間が作れますよ。

 

■膝上テーブル

自宅にパソコン用のデクスを置くスペースがないのなら、ノートパソコンを膝の上に置いて使えるテーブルがおすすめです。膝上テーブルがあればソファやベッド、車の座席でも安定してパソコン作業ができます。

膝上テーブルには、裏側にクッションがついているもの、スマホやタブレットが立てられる溝があるもの、冷却ファン付きのものなどさまざまなタイプばあるので、利用シーンに合わせて選びましょう。価格も手頃なものが多いので、作業場所に合わせて複数用意してもよいですね。選ぶ際にはパソコンのサイズに加えて、マウスを操作するスペースがあるかも確認しておきましょう。

 

■電子メモパッド

何度も書いてすぐに消せる電子メモパッドがあると、いざというときに便利です。Web会議中にちょっとしたメモを取って、必要がなくなったらボタン1つで消す、ということが簡単にできます。 

サイズや機能もさまざまで、簡易なものであれば1000円以下で買えるという手軽さも魅力です。メモ紙や付箋などで机が散らかることもなく、ゴミの削減にもなりますよ。

 

■USBポート付き電源タップ

パソコン周りは何かと電源を使うことが多いので、電源タップがあると配線がすっきりします。USBポート付きであれば、ACアダプターなしでスマホやタブレットの充電ができます。

電源タップを選ぶときは、コンセントの差し込み口の数と間隔をチェックしましょう。接続したい機器の台数から2個ほど余裕を持った個数で、大型プラグやACアダプターを接続しても隣の差し込み口に干渉しない幅のものがおすすめです。個別に通電スイッチがついたタイプもあり、機器を使わないときには電源をOFFにしておけば、手軽に待機電力を節電できます。

集中できる空間を作る便利グッズ5選

家族と生活をしている人は、集中できるスペースがなくて困っているケースもあるでしょう。集中できる空間を簡単に作れる便利グッズを5種紹介します。自宅の環境と予算に合ったものを見つけて、集中できる空間をつくりましょう。

 

■耳栓

家族の生活音や街の騒音をシャットアウトするために最も手軽な方法が、耳栓を使うことです。騒音のみをカットして必要な声は聞こえるノイズキャンセリング機能を搭載した「デジタル耳栓」も登場しています。デジタル耳栓は、イヤホンと同じように耳に装着するだけでノイズキャンセリング機能がONになって、気になる音をカットしてくれます。

従来の耳栓も進化していて、耳にぴったりフィットして遮音性が高い商品が数多く流通しています。気圧を調整する機能を備えたものもあるので、飛行機に乗るときにも使えますよ。

 

■プライバシーテント

集中できるパーソナル空間を手軽に作れるのが、プライバシーテントです。室内にワンタッチで設置できて、パソコンデスクや椅子をすっぽり収容できます。視界が制限されると仕事に没頭できて、作業効率もアップするでしょう。プライバシーテント専用品は通気性がよく、天井を開けると光も取り込めるものが多いので、長時間こもっていても息苦しさは感じません。

プライバシーテントはアウトドアでの利用には不向きですが、小さく折りたたんで収納できるので、災害などで避難するときにもパーソナルスペースの確保に役立ちます。1万円以下で買えるものも多いので、いざというときのために1つ持っておくと安心でしょう。

 

■パーテーション

パーテーションでデスク周りを囲むだけでも、集中力アップに効果があります。周囲の音を吸収してくれる吸音効果があるタイプなら、Web会議のときにも周りを気にしなくて済むでしょう。

天井まで伸ばせるつっぱり棒型や折りたためるアコーディオン型など、さまざまなタイプのパーテーションがあります。インテリアにもなじむオシャレな柄もあるので、部屋に合ったものを探してみましょう。

 

■防音ボックス

防音ボックスとは、その名の通り防音に優れた個室です。完全な密閉空間を作ることで、誰にも邪魔されずに作業できます。価格は数万円から数十万円と高額にはなりますが、自宅にいながら完全なプライベート空間を作れるのは魅力です。

周りの雑音などで相手に迷惑をかけることがないので、商談や電話対応を頻繁にする人にとっては最適な環境になります。リモートワークだけでなく、ギターなどの楽器を練習したり録音したりするときにも使えます。

防音ボックスにはレンタルサービスもあり、選べる大きさもさまざまです。自宅の環境や用途に合わせて選びましょう。

 

■車載用ノートパソコンテーブル

最近では、自宅だとなかなか集中できないという人が車の中で仕事をする、「車内ワーカー」も増えています。そこでおすすめなのが、車載用ノートパソコンテーブルです。

車載用ノートパソコンテーブルをハンドルやヘッドレストに取り付け、テーブルの上にノートパソコンを置けば、簡単に車内がプライベートオフィスへと変わります。高さや角度が調節できるので楽な姿勢を保て、仕事がはかどります。休憩時には、食事を置くテーブルにもできますね。ヘッドレストに取り付けたまま折りたためるタイプなら、収納場所にも困りません。

身体のケアをする便利グッズ10選

身体のケアをする便利グッズ10選

自宅でのパソコン作業が主体のリモートワークでは、同じ姿勢が続きがちです。身体のあちこちが凝ったり運動不足になったりして、さまざまな不調が出てきてしまうのは心配ですね。リモートワークで起こりやすい不調を解消して、身体のケアができるグッズを10種紹介します。

 

■昇降式スタンディングデスク

リモートワークでは、「気がついたら長時間座りっぱなしだった」という人もいるでしょう。座ったまま同じ姿勢が続くと、腰痛やエコノミークラス症候群のリスクが上がるため、適度に立って姿勢を変えることが大切です。

昇降式スタンディングデスクを使えば、立ち姿勢と座り姿勢、どちらでも作業ができる高さに変えられます。また、立ち姿勢で仕事をすると眠気対策になり、集中力アップも期待できます。立ったり座ったりすることで適度に身体を動かせるので、血流促進にも効果的です。

高さの調節方法は手動式、電動式、ガス圧昇降式などがあります。手動式やガス圧昇降式であれば、手頃な価格で購入できますよ。

 

■骨盤サポートクッション

骨盤サポートクッションは、腰や骨盤を支えて正しい姿勢をサポートしてくれるクッションです。背もたれがあるものと座布団タイプのものがあります。床に座って仕事をする人や腰への負担が気になる人は背もたれ付きタイプ、手軽に使いたい人には座布団タイプがおすすめです。

素材は、座面がヘタりにくく長く使えるウレタン製が人気です。商品によって硬さが異なるので、好みの硬さかどうかしっかり確認しておきましょう。

 

■ノートパソコンスタンド

ノートパソコンを長時間使っていると、視線が下を向いたままなので猫背になりやすくなります。姿勢が悪い状態が続くと頭痛や腰痛の原因になり、集中力も低下してしまうでしょう。

ノートパソコンスタンドを使って、パソコンを目線に合わせた高さと角度に設置すると、猫背解消に効果的です。スマホホルダーやキーボードの収納スペースが用意されたものもあるので、ノートパソコンのサイズや使用スタイルに合わせて選びましょう。

 

■フットレスト

正しい姿勢を維持するためには、足の位置も重要です。正しい位置に足が置けるフットレストを使うと、身体のゆがみやむくみの防止に効果が期待できます。

フットレストは床置きタイプのほか、ハンモックタイプ、オットマンタイプ、エアークッションタイプなど種類が豊富です。長時間座って作業をする場合は、角度が調整できるものがよいでしょう。定期的に脚の角度を変えれば、血流促進にもなりますよ。

 

■姿勢矯正ウェアラブル

「正しい姿勢を保ちたいけれど、仕事に集中しているとつい忘れてしまう」という人は、最新のテクノロジーを試してみてはいかがでしょうか。「姿勢矯正ウェアラブル」とは、背中に貼る小さな器具で、姿勢が悪くなったときにバイブレーションでお知らせしてくれるアイテムです。専用アプリと連動して姿勢を徹底的にチェックできるものもあるので、姿勢を変えたい人は試してみる価値アリですよ。

 

■バランスボール

リモートワークのときに、椅子の代わりにバランスボールを使う人も増えています。バランスボールに座っていると平衡感覚が身につくだけでなく、普段使わない筋肉を使うため運動不足解消にはもってこいといえるでしょう。また、腹筋や背筋も鍛えられて腰痛軽減にも効果があります。

バランスボールの適正サイズは、身長150~170cmの人は直径55~65cm、身長170~180cmの人は直径65~75cmだといわれています。また、耐荷重が設定されているので、自分の身長・体重に応じたものを選びましょう。

ボールに穴が開いてもいきなり空気が抜けないアンチバーストのものや固定リングが付いているものであれば、椅子として使用しても安心です。

 

■デスク付きエアロバイク

デスク付エアロバイクとは、フィットネスバイクにパソコン用デスクがついたものです。バイクをこぎながら仕事ができるので、「時間がないので効率的に体を動かしたい」という人にぴったりです。ペダルの負荷を変えれば、気分や体調に合わせて軽めの運動から本格的なトレーニングもできますよ。デスクの高さや角度も調節できるので、バイクを使わないときにはスタンディングデスクとしても利用可能です。

 

■ストレッチポール

ストレッチポールとは円柱状の長い丸太のような形をしたアイテムで、身体のバランスを整えつつ凝り固まった筋肉をほぐせます。ストレッチポールの上にあおむけになり、手を伸ばしたり広げたりしながらゆっくり呼吸をするだけで心地良く身体をリラックスさせられるでしょう。バランスを取るのが苦手な人には、床の上で安定する半円状のタイプもあります。

動画サイトなどにもストレッチポールを使ったエクササイズがたくさん紹介されているので、合わせてチェックしてみましょう。

 

■バランスボード

バランスボードは、不安定なボードの上に立ってバランスを取ることで体幹が鍛えられるアイテムです。仕事の合間に乗って気分転換するのもよいですが、スタンディングデスクと併用して使うのもおすすめ。手頃なものなら2000~3000円ほどで買えるので、お金をかけず手軽に運動効果を得たい人にはぴったりです。

また、バランスボードを利用した筋トレ法もたくさんあるので、1台持っておくだけで本格的なトレーニングもできます。

 

■ステッパー

ステッパーとは、左右の足をステップに乗せて交互に足踏みをする運動器具です。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と同等の効果が期待できる他、負荷をかければおなか周りや脚周りの筋力アップにもなります。

まっすぐ踏み込むだけのストレートステッパーのほか、踏み込みと同時に回転が加わるツイストステッパー、足を左右に踏み込むサイドステッパーなどがあります。

ステッパーの種類によっては、立ち姿勢だけでなく椅子に座りながらでも使用可能なので、「ながら運動」もできます。ステッパーの機能にもよりますが、踏むだけのものであれば3000円程度で購入できる手軽さも魅力です。

気分をリフレッシュする便利グッズ10選

気分をリフレッシュする便利グッズ10選

家にこもってばかりだと、なかなか気分転換ができないという人も多いかもしれません。適度な気分転換は心身の健康を保つだけでなく、作業効率もアップしますよ。気分をリフレッシュするためのグッズを10種紹介します。

 

■アロマディフューザー

アロマディフューザーとはエッセンシャルオイル(精油)の香りを部屋に拡散してくれる装置のことです。アロマディフューザーには、噴霧式、超音波式のほか、エッセンシャルオイルが入った瓶にリードとも呼ばれるスティックを挿して香りを広げるリードディフューザーもあります。

広範囲に香りを広げたい場合は噴霧式、コスパ重視の人はオイル量の消費が少ない超音波式、小さなお子さんがいる人や手軽なものが好みであればリードディフューザーを選びましょう。

エッセンシャルオイルにはさまざまな作用がありますが、リラックスしたいときや不安・緊張をやわらげたいときには「イランイラン」「ゼラニウム」「ラベンダー」「オレンジ」などの香りがおすすめです。仕事中であれば、「バジル」「レモングラス」「ローズマリー」「ペパーミント」といった香りが集中力アップに効果的。エッセンシャルオイルには他にも多くの種類があるので、好みの香りを見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

■ホットアイマスク

眼精疲労は肩こりや頭痛の原因にもなるので、定期的に目を休めることが大切です。酷使した目の疲れを癒やすには、ホットアイマスクがおすすめ。適度に温めることで、固まった目元の筋肉をほぐしてくれますよ。

ホットアイマスクには使い捨てタイプのほか、電子レンジで加熱して繰り返し使えるものや充電式のものがあります。お試しで使いたい人は使い捨てタイプ、定期的に使う人は電子レンジ加熱式、毎日のように使いたい人はUSBに刺しておけばいつでも使える充電式を選ぶとよいでしょう。

蒸気でじんわり温めるタイプだと蒸しタオルのような心地よさが感じられて、よりリラックス効果が高まります。

 

■ペットボトル式ウォーターサーバー

ウォーターサーバーといえば、お店に置いてあるような大きなタンクがついたものをイメージしていませんか。実は、卓上でペットボトルをセットするだけで使えるものがあるのです。

宅配型の家庭用ウォーターサーバーだと、本体のレンタル代が必要で、水タンクの定期注文数が決まっていたり契約期間の縛りがあったりします。しかし、ペットボトル式は本体を購入すれば、あとは自分で好きなペットボトルを購入してセットするだけです。もちろん熱いお湯も出るので、すぐにホットドリンクが作れます。お湯を沸かす手間が省けるのはうれしいポイントですね。

ただし、ペットボトル式ウォーターサーバーは洗浄機能がないので、自分でメンテナンスをしなければなりません。メンテナンスを怠ると雑菌が増えて水のニオイが気になったり味が悪くなったりするので、こまめにクリーニングをしましょう。

 

■フットマッサージャー

座りっぱなしでむくみがちな脚は、フットマッサージャーで血流を促進しましょう。仕事をしながら脚のケアができますよ。

フットマッサージャーには足裏のツボを刺激してくれるもの、ふくらはぎまでマッサージするものなどさまざまな種類があります。脚のむくみが強い人は、ふくらはぎもマッサージできるタイプがおすすめです。

マッサージの方式として、回転するローラーで脚を刺激するものと、エアーで加圧するものがあります。強めの刺激が好みであればローラータイプ、ふくらはぎのむくみにはエアータイプがよいでしょう。また、コードレスで持ち運びができるタイプもあるので、新幹線や飛行機で長時間移動するときにも使えます。

 

■ネックマッサージャー

ネックマッサージャーは、首や肩周辺のマッサージができるグッズです。首に巻き付けて固定するホールドタイプ、手持ちタイプ、寝転がって使うタイプなどがあります。

仕事をしながらマッサージをするときはホールドタイプがおすすめです。ホールドタイプは巻き方でマッサージの加減ができるほか、ヒーター機能の付いている商品が多くあります。

マッサージしたい部分にピンポイントで当てたい人は、手持ちタイプにしましょう。汎用性が高く、首や肩以外にも腰、背中、ふくらはぎなどにも使えます。また、寝転がって使うタイプは枕のような形をしているので、身体の気になるところに押し当てて使えます。

安価なものであれば3000円ほどから購入できるので、使うタイミングや持ち運びの有無なども考えて選ぶとよいでしょう。

 

■ハンドマッサージャー

パソコンを長時間使用していると、手指にも疲労がたまっていきます。そんなときには、手を入れるだけでローラーやエアーでもみほぐしてくれるハンドマッサージャーを使いましょう。

デスクの上に置いても場所を取らない大きさのものばかりなので、さまざまな場所で手軽に使えます。手の疲労は意外と忘れがちですが、酷使すれば腱鞘炎やバネ指などを発症することもあります。

特に真冬などは、指先が冷えてタイピングに苦労することもあるでしょう。ハンドマッサージャーにはヒーター機能があるものも多いので、冷え性の人にもぴったりです。指先までぽかぽかにすれば、仕事もはかどりますよ。

 

■ポータブルスピーカー

好きな音楽を聴きながら仕事ができるのは、リモートワークの特権です。スマートフォンやパソコンから音楽を流すにしても、「せっかくなら高音質で楽しみたい」という人は、ポータブルスピーカーを導入してはいかがでしょうか。小さいながらも良質の音を届けてくれますよ。

スピーカーにはモノラルとステレオの2種類があり、ステレオであれば音が立体的に聞こえます。また、再生周波数帯域(kHz:キロヘルツ)も要チェックです。高音や中音域を重視する人は30kHz以下、低音重視の場合は100kHz以下を目安に選ぶとよいでしょう。Web会議の際にも使いたいなら、マイクが搭載されていてハンズフリー機能があるモデルがおすすめです。

ワイヤレススピーカーの接続方法は2種類あります。簡単に接続できるのはBluetoothスピーカーで、対応機種であればペアリングをするだけで接続可能です。Bluetoothは原則1対1の接続なので、スピーカーと複数台の機器を接続することはできません。また、通信可能な距離が10m程度と短めで、音質が劣化しやすいデメリットもあります。Wi-Fi接続であればそのままの音質で楽しめて通信速度も安定していますが、接続にはWi-Fiルーターが必要です。メリットとデメリットを比較して選びましょう。

 

■カップウォーマー

作業に夢中で、せっかく入れたホットドリンクが冷えてしまったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。カップウォーマーがあれば、ホットドリンクの温度を長時間維持できます。

紙コップやインサートカップを入れるものやカップに巻き付けて保温するタイプがありますが、中でもコースタータイプが手軽です。コースターの上にカップを置くだけで保温してくれるので、卓上で使うのに適しています。また、保温だけでなく保冷機能を搭載しているものもあり、冷たい飲み物にも使いたい人にはおすすめです。

給電方法はコンセント式のほかUSB式もあり、中にはスマホの充電もできるものもあります。デスク周りの環境に合わせて選びましょう。

 

■ホットドリンク

仕事の合間には、ホットドリンクでひと息入れましょう。定番のコーヒーは、集中力が落ちてきたり眠気を感じたりしたときにおすすめです。ただし、コーヒーにはカフェインが含まれていて、大量に接種すると体調不良を引き起こす場合があるので、1日に飲む量はカップ2~3杯にしておきましょう。

カフェインの量が気になる人は、玄米茶や紅茶などカフェインが少ないものや、カモミールティー、ルイボスティー、ローズヒップティーといったカフェインゼロのハーブティーを選ぶとよいでしょう。ハーブティーにはさまざまな種類があるので、好みのものを複数常備して気分に合わせて選ぶのも楽しいですね。

また、カフェインゼロのものであれば麦茶もおすすめです。すっきりとした飲み口なので夏の飲み物のイメージがありますが、ホットにしてもおいしく飲めますよ。

 

■観葉植物

部屋に観葉植物を置くと、リラックス効果があります。自然と触れ合うことで副交感神経を優位にさせたり、植物が出す「フィトンチッド」という物質が自律神経を整えてストレスを緩和させたりしてくれるのです。

鮮やかな緑に目が癒やされるだけでなくさまざまなメリットがあるので、ワークスペースに観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか。ただし、中には小さな子どもやペットに有害な植物もあるので、事前に必ず確認しておきましょう。

まとめ

リモートワークが続いて作業効率が下がったと感じている方は、ぜひ紹介した各種グッズから自分に合ったものを取り入れてみましょう。ちょっとした工夫でリモートワークの効率が上がったり、ストレスが軽減されたりするかもしれません。快適な環境で、心身ともに健康を保ちながら仕事に励みましょう!