看護師のリモートワーク求人!求人の特徴も紹介

看護師と聞くと、病院勤務が常識と思いがちです。確かに、患者に直接対応するのが、看護師の仕事です。しかし、最近では看護師向けのリモートワーク求人も増加傾向にあります。

しかし、人によっては「外部で働く看護師ってどういうもの?」と疑問を抱くのではないでしょうか。今回の記事は、看護師向けの在宅ワーク求人と特徴を紹介します。看護師だけど遠隔で仕事したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

看護師でリモートワークできる求人の特徴は?

看護師でリモートワークできる求人の特徴は?

まずは、看護師でリモートワークできる求人の特徴を解説します。

 

業務内容は病院によってバラバラ

それぞれの求人を見ると、業務内容は病院によって千差万別。代表的な仕事としては、健康相談員が多い傾向です。健康相談員とは、電話やメールで送られてきた患者の質問に回答する仕事。健康に対する不安・心配を抱えた人に、医療従事者からアドバイスするのがメインの業務となります。

看護師のテレワークは、このような健康相談員の求人が少なくありません。他にも健康教育など、患者が健康に過ごすための医療教育を担う仕事もあります。なかには、そういった健康相談や健康教育の他、緊急対応を任せられる場合も。それらの仕事はヘルスラインの運営にも関係するもので、地域の医療センターとの連携が必須です。

他にも看護師の在宅ワークは、在宅患者のモニタリングや健康プログラムの企画・運営、健康情報の提供など多種多様。研究職として、看護研究やデータ分析を任せられる看護師もいます。このように、看護師のリモートワーク求人の業務内容は病院ごとに変わります。

 

年収も業務内容によって大きく異なる

年収も業務内容により、大きく違います。例えば、看護師の実務経験がある人ならば、年収は400〜500万円が平均的です。ただし前述した健康相談員などは、年収300万円前後が一般的。逆に、医療をはじめとするヘルスケアの仕事のなかには、年収600〜800万円のものもあります。

こうした看護師のリモートワーク求人は、業務内容によって変わるといえるでしょう。より高度な技術と知識が必要な仕事は、それ相応の年収が得られます。この点は、所属する病院によっても変わるので、契約を締結する前に確認しましょう。

 

住んでいる場所は問われないケースも多い

看護師といえば、職場の病院と自宅を行き来することも少なくありません。しかし、リモートワーク求人のなかには、居住地域を問わないケースもあります。健康相談員であれば全国各地、就労場所は自由自在。地方医療に貢献する在宅患者のモニタリングも、それぞれの地域で勤務可能です。

求人によっては、一部の地域に限られたものもあります。しかし、遠隔でできる仕事もあるため、従来の看護師職と比べると働き方の自由度は増しています。「看護師として働きたいけれど、場所には縛られたくない」と考えている人は、そのような求人から選んではいかがでしょうか。

看護師でリモートワークできる求人例

看護師でリモートワークできる求人例

ここからは看護師でリモートワークできる求人例を解説します。

 

看護師×IT業務

看護師は、IT業務との掛け合わせが可能です。例えば、健康相談員もその一つ。健康相談員は、パソコンやタブレット、スマートフォンを駆使して患者の相談に乗る仕事です。今までは病院で相談を受けるのが主流だったものの、テクノロジーの進歩に伴い遠隔での相談を受けられる状況が実現しています。これもIT業務の一環といえるでしょう。

また、看護師の経験を活かし、医療ITコンサルタントとして働くことも可能です。医療ITコンサルタントは、医療現場の情報システムの導入や改善に関するコンサルティング業務を担います。看護師としての実務経験があれば、医療現場のニーズの把握も万全。適切な情報システムの導入もサポート可能です。

さらに、医療ソフトウェアトレーナーや医療データアナリスト、ヘルスケアプロジェクトマネージャーなど、看護師の技術・知識を活かして医療現場に貢献する方法もあります。仕事によっては電子カルテの管理者をはじめ、情報リサーチやデータ入力の求人もあります。

 

看護師×医療事務

医療事務は、病院にとって欠かせない職業の一つ。どのような医療施設にも、医療事務が必要です。医療事務は一般的な事務とは違い、専門分野として扱われています。通常の企業で任せられる事務とは異なるため、看護師の経験が活かせるでしょう。看護師として働いている人であれば、医療事務との掛け持ちも可能。実際に二足の草鞋を履いて、医療現場に貢献している看護師もいます。

なお医療事務には、チャット対応や患者サポートが含まれる場合もあります。病院にとって、患者とつながる窓口は必須です。実際に、オンラインで患者が質問できるチャットフォームを設置している病院もあります。そういったオンライン業務を、外部の看護師が担う場合も。

また情報リサーチやデータ入力、文書処理なども医療事務の仕事です。仕事によってはフルリモートでできる医療事務もあり、看護師の可能性が広がっています。

 

健康相談スタッフ

健康相談スタッフは、看護師とリモートワークの相性に優れた働き方です。現に看護師向けのリモートワーク求人を見ると、健康相談スタッフの求人は多くあります。

健康相談員は、患者が抱えている身体的・精神的な悩みに寄り添い、最適な医療機関へと導く仕事です。ときには患者の話を聞き、医療従事者の観点からアドバイスすることも。つまり、電話やメールで気軽に相談可能な看護師となります。

こういった仕事は新型コロナウイルスの蔓延以降、急激にニーズが高まっています。病院に行きたくても行けない人もいるなか、手軽に相談できる看護師がいるのは心強いもの。その役割を担うのが、健康相談スタッフです。

 

チャットオペレーター

チャットオペレーターは、健康相談の提供だけでなく、患者の症状を評価して助言する仕事です。単に病院の案内を任される場合もありますが、状況に応じて緊急事態にも対応するなど、責任ある仕事といえるでしょう。

他にもリモートモニタリングでサポートするなど、在宅患者の健康状態を確認する業務も任せられる場合があります。さらには、慢性疾患を抱えた患者のフォローなど、チャットオペレーターの仕事は多岐にわたります。

 

看護講師

看護師として現場で働く人もいれば、看護講師として働く人もいます。看護講師とは、未来の看護師を育てる仕事。最近ではオンライン学習の普及により、看護講師の需要も高まっています。それに伴い、看護講師の求人も増加傾向です。

リモートワークの看護講師は、オンラインでの講義だけでなく模擬実習の指導や教材の開発など、無数の仕事があります。なかには、看護学校からの依頼を受け、看護学生の相談・質問に乗る場合もあります。もし、未来の看護師を育てたいと考えているのなら、看護講師の仕事もおすすめです。

看護師のリモートワーク求人はリモートワークに特化したサイトで探そう

看護師のリモートワーク求人はリモートワークに特化したサイトで探そう

看護師のリモートワーク求人は、リモートワークに特化したサイトで探すのが最適です。例えば、リワークスなどの求人サイトであれば、看護師向けのテレワーク求人もたくさん見つかります。他にも、転職サービスを活用して、外部で働く看護師も目指せます。

最近は看護師向けの在宅ワーク求人も増えているので、自分に合った仕事を見つけたい人にもおすすめ。まずはどのような転職サービスや求人サイトがあるのか、チェックしてみましょう。

まとめ

ワーク求人も増加傾向にあり、働き方も変化しています。健康相談員として働く看護師もいれば、医療事務として働く看護師も。看護師の専門技術・専門知識が活かせる場は、想像以上に多くあるといえるでしょう。

テレワークの普及により、看護師の働き方も自由度が増しました。病院に縛られない働き方も実現可能なので、看護師向けのテレワークに挑戦してはいかがでしょうか。新たなキャリア形成にもつながるはずです。