30代未経験から在宅ワークは可能?実現のための方法も解説

働き方が多様化している現代。オフィスに出勤せず働ける在宅ワークを導入する企業も増えてきましたよね。通勤のストレスが減ってプライベートな時間に充てられることから、働き方を在宅ワークへシフトしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、30代になって初めて在宅ワークへ挑戦できるのかと、疑問や不安を抱えている人も多いでしょう。そこで本記事では、30代未経験から在宅ワークは可能なのかについて解説します。在宅ワーク可能な職種や実現の方法も紹介するので、理想の働き方を実現したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

30代未経験から在宅ワークは可能?

30代未経験から在宅ワークは可能?

未経験から在宅ワークに挑戦したいと考えている30代の人も多いでしょう。ここでは30代未経験から、在宅ワークが可能かどうかについて解説します。

  • いきなり在宅ワークは難しい
  • スキルが少しでもあればできる可能性は高い

それぞれ見ていきましょう。

 

いきなり在宅ワークは難しい

結論から言えば、いきなり在宅ワークで稼ぐのは難しいと考えておいたほうがよいでしょう。未経験で在宅ワーク可能な正社員に転職できればよいですが、そうではなく業務委託や自分でビジネスを立ち上げる形で始める場合は特に注意が必要です。

1人で仕事を始めようとしている場合は、すべてを自分でこなさなければなりません。また業務委託で仕事をもらう場合でも、自分で仕事を獲得する必要があります。ノウハウがないまま始めても、思うように仕事は得られないでしょう。

そのため、最初は今の企業で働きながら副業で少しずつ始めるのがおすすめです。興味ある分野や自分の得意を活かせるジャンルで挑戦し、少しずつ軌道に乗せていけば金銭的・精神的リスクを減らして在宅ワークに挑戦できます。

またWebで在宅ワークについて情報収集していると「誰でも簡単に本業以上に稼げる」「スキルなしで月収30万円」など、魅力的な広告を目にする機会があると思いますが要注意です。

そのような広告は誇大広告、もしくは詐欺の可能性があり、最初に初期投資として大金を支払わせて連絡が取れなくなる、または十分なサポートが受けられずに終わってしまうことも。30代未経験から在宅ワークで稼ぐなら、計画的に行動していくことが大切です。目の前の美味しい話には簡単に乗らないようにしましょう。

 

スキルが少しでもあればできる可能性は高い

在宅ワークで稼ぐならパソコンに関するスキルが必須です。すでにライティングスキルやプログラミングスキル、デザイン制作のソフトを扱えるスキルなどを持っていれば、実績がなくても比較的早く稼げる可能性は高いでしょう。

特に業務委託など自由な働き方を選ぶ場合は、ゼロの状態から教えてもらえることはほとんどありません。なぜならクライアントはお金を払って即戦力が欲しいと考えているからです。実績がなくてもスキルを持っていれば仕事をもらえる可能性はありますが、特にスキルを持っていない場合は、まず自分の挑戦したい分野の専門スキルを身に付けることから始める必要があるでしょう。

30代未経験からでもできる在宅ワークの職種

30代未経験からでもできる在宅ワークの職種

30代で在宅ワーク未経験なら、今まで身に付けてきたスキルを活かす仕事を選ぶのがおすすめです。ここでは30代未経験からでも挑戦しやすい職種を紹介します。

  1. 事務
  2. 採用関係
  3. インサイドセールス
  4. カスタマーサポート
  5. その他

それぞれ見ていきましょう。

 

事務

今まで事務として働いてきた経験があるなら、在宅ワーク可能な事務から始めてみるのもよいでしょう以前は紙の書類が主だったため、出勤せざるを得ない事務仕事でしたが、今はペーパーレス化が進み、在宅可能な事務作業が増えました。

またデータ入力や単純作業のみの事務であれば、これまで事務経験がなくても挑戦しやすいでしょう。最近では事務作業を外部に委託する企業も増えており、オンライン事務代行サービスも増加傾向にあります。代行サービスのスタッフとして登録すれば、仕事獲得のチャンスも広がるでしょう。本格的に事務仕事で在宅ワークをしたいなら、経理の知識やWord・Excelなどの基礎スキルを身に付けると有利になります。

 

採用関係

応募者の面接対応や説明会対応などで多くの人と関わる採用関係の仕事ですが、Web会議ツールの発達により、オンライン面接や説明会が可能になりました。そのため採用アシスタントとして在宅ワークを募集している企業もあります。

これまで採用関係に従事してきた人は、経験を活かせるチャンスです。コミュニケーション能力やスケジュール管理能力、プレゼンスキルを活かしたいと考えている人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

インサイドセールス

従来は各営業がアポイント獲得から受注獲得までの作業を一連して担うのが一般的な営業活動の方法でした。しかし、営業職も分業化が進んでいます。インサイドセールスは、主にアポイント獲得から見込み顧客との関係性を構築するのが役割です。対面ではなくメールや電話、Web会議ツールを活用して非対面で営業活動を進めます。

未経験向けのサポート体制を整えている企業もあり、在宅ワークで人と関わる仕事がしたいと考えている30代未経験の人でも挑戦しやすいといえるでしょう。ただ見込み顧客にアプローチするだけではなく、ニーズや課題を引き出すことが必要なため、傾聴力が高い人が向いているといえます。

 

カスタマーサポート

お客様からの質問や問い合わせに対応するのが、カスタマーサポートの主な仕事です。メールやチャットでの対応がメインのため、多くの在宅ワーク求人が掲載されています。研修制度やマニュアルを用意している企業が多いため、30代未経験で新しい分野にチャレンジしたいと考えている人に最適といえるでしょう。

インサイドセールス同様に多くの人と関わる仕事です。対応次第で顧客の印象も大きく変わるため、企業の顔として責任感ある対応をできる人が向いているでしょう。接客経験を活かせる仕事です。

 

その他

上記で紹介した職種以外にも、努力次第で以下の仕事で稼げるチャンスがあります。

  • エンジニア
  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • YouTuber
  • Webコンサルタント
  • 翻訳
  • ネットショップ
  • オンライン講師
  • 動画編集
  • イラストレーター
  • ブログ運営

なかには徐々に積み上げていくことで、企業に勤めるよりも大きい収入を得られる可能性を秘めている仕事もあります。挑戦に年齢は関係ありません。自分の強みや得意を洗い出し、できそうなことからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

30代未経験から在宅ワークを実現するには?

30代未経験から在宅ワークを実現するには?

「30代未経験で今からでも間に合う?」と、不安な人もいるでしょう。しかし、在宅ワークは何歳からでもチャレンジ可能です。しかし、がむしゃらに挑戦しても思うように稼げず挫折する可能性が高いでしょう。ここでは在宅ワークで稼げるようになるためのポイントを4つ紹介します。

  1. 在宅ワークでなければいけない理由を明確にする
  2. 少しでも独学でスキルを身に付ける
  3. 企業に提供できるメリットを伝える
  4. 在宅ワークに特化した求人サイトを利用する

それぞれ解説します。これから挑戦したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.在宅ワークでなければいけない理由を明確にする

在宅ワークで働きたいと考えている人は、何か魅力を感じた点があるからだと思います。しかし、在宅ワークはメリットばかりではありません。「通勤がなくなりプライベートな時間が増える」「わずらわしい人間関係がなくなる」「子育てや介護を両立しやすい」など多くの魅力がありますが、一方で「オンとオフのメリハリがつきにくい」「孤独を感じやすい」などのデメリットもあります。

両方を把握したうえで、それでも在宅ワークで働きたい理由を明確にしましょう。デメリットに対しては対策を立て、在宅ワークしたい理由が明確になれば働くことへのモチベーションも維持しやすくなります。

 

2.少しでも独学でスキルを身に付ける

正社員なのか業務委託なのかにもよりますが、在宅ワークで安定して稼ぎたいなら仕事に関するスキルは必須です。WebライターならライティングやSEOの知識、プログラマーならプログラミング言語や論理的思考などが求められるでしょう。

実績はおろかスキルがなければ、在宅ワークで食べていくことは難しくなります。在宅ワークで働きたいと考えたら、まずは挑戦したい仕事に関するスキルを身に付ける努力をしましょう。独学で習得する人もいますが、短時間で身に付けたいならスクールに通うのも一つの手段です。効率的に学習できれば、そのぶん早く在宅ワークで稼げるようになるでしょう。

 

3.企業に提供できるメリットを伝える

在宅ワークに限らずですが、正社員の求人に応募するとしても業務委託の案件に応募するとしても、企業の選考を突破しなければなりません。企業側が欲しいと考えている人材は「貢献してくれる人」です。

在宅ワークの面接を受ける際に「介護や育児と両立したいから」など、自分の都合だけを志望理由で話していませんか?それだけでは面接官に採用したいとは思われないでしょう。大切なことは「自分がどのようなスキルや強みを持っていて、企業に貢献できるのか」企業にとってのメリットを的確に伝えることです。企業にとって必要な存在だと思ってもらえれば、採用される確率は高まるでしょう。

 

4.在宅ワークに特化した求人サイトを利用する

多くの転職サイトやマッチングサイトがありますよね。どれを使うべきか悩む人も多いでしょう。在宅ワークしたいと明確に決まっているならば、特化したサイトを使うのがおすすめです。

フルリモートに特化したエンジニア向けのサイト、育児と両立したいママ向けの在宅ワークサイトなどもあるので、自分の希望条件に強みを持つサイトを活用するとよいでしょう。フルリモートできる正社員を目指すなら「ReWorks(リワークス)」がおすすめ。

完全在宅で働ける正社員求人のみを取り扱い、キャリア相談や有償トレーニングなど初めての在宅ワークでも安心してチャレンジできる仕組みが整っています。無料で使えるので、ぜひご活用ください。

まとめ

30代から完全未経験で在宅ワークに挑戦したいと考えている人もいるでしょう。しかし、なにもスキルがない状態からいきなり稼ぐのは、難しいと言わざるを得ません。まずは挑戦したい仕事に関するスキルを身に付けることが大切です。

スキルを身に付けたら簡単な仕事からスタートし、徐々に実績を積み上げていくことで安定収入を得られるようになるでしょう。なかには企業に出社していたときより稼ぐ人もいます。在宅ワークへ挑戦するのに年齢は関係ありません。思い立ったら、自分のできることから少しずつ行動してみてはいかがでしょうか。