インフラエンジニアはフルリモート可能?必要なスキルも解説

私たちがインターネットを利用する際に欠かせないサーバーやネットワークの構築や設計、保守を手がけるインフラエンジニア。さまざまな企業でリモートワークの導入が広まっている今、インフラエンジニアも例外ではありません。

しかし「他のエンジニアと同じようにフルリモート可能な仕事なの?」と疑問を持っている人もいるでしょう。そこで本記事では、インフラエンジニアがフルリモート可能かについて詳しく解説します。案件獲得方法や必要なスキルもまとめているので、これからフルリモートのインフラエンジニアに挑戦したいと考えている人は、参考にしてください。

インフラエンジニアはフルリモートワークできる?

インフラエンジニアはフルリモートワークできる?

インフラエンジニアは、縁の下の力持ち的な存在といわれています。なぜならシステムの基礎となる基盤の構築や運用、保守をするからです。すべての基盤となるインフラが動かなければ、システムは正常に動きません。

これまで企業のサーバーを直接操作する必要があったインフラエンジニアは、リモートワーク不可能な職種と考えられていました。しかし、最近はクラウド型のシステムが発達し、リモートでもインフラ整備ができるように。そのため、すべての仕事ではありませんが、インフラエンジニアの仕事もリモートワークできるようになったのです。

インフラエンジニアのフルリモートワークと常駐の割合は?

では、実際にどのくらいのリモートワーク案件があるのでしょうか。フリーランススタートに掲載されている案件の割合を見ると、2022年7月時点で常駐案件が約6割、リモート案件が約4割となっています。

リモート案件には一部リモート可能の仕事も含まれているため、フルリモート案件となると実情はさらに少ないといえるでしょう。しかし、今後リモートワークを導入する企業が増えれば、フルリモートのインフラエンジニア案件も増えると考えられます。

インフラエンジニアの年収はいくら?

インフラエンジニアの年収はいくら?

インフラエンジニアの年収がどのくらいか気になりますよね。求人ボックスを確認すると、正社員の平均年収は529万円(2023年6月時点)だということがわかりました。月あたりの給与で換算すれば44万円程度が相場のようです。

国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」を確認すると、平均給与は443万円となっているため、比較すると高いことがわかります。ただし、引き受ける案件によって相場が大きく変動するため、あくまでも目安と考えておくのがよいでしょう。高年収を狙うためには、自身のスキルを常にアップデートすることが大切です。

インフラエンジニアがリモートワークの案件を獲得するには?

インフラエンジニアがリモートワークの案件を獲得するには?

インフラエンジニアが効率的にリモートワークの案件を獲得するにはどのようにすればよいのでしょうか。ここではポイントを3つ解説します。

  • リモートワークに特化した求人サイトを利用する
  • クラウドソーシングを利用する
  • SNSを活用して営業する

それぞれ詳しく解説します。

 

リモートワークに特化した求人サイトを利用する

リモートワークのインフラエンジニア案件を探すなら、特化した求人サイトの活用が効率的です。エンジニアに特化したサイトやリモートワークに特化したサイトに登録するとよいでしょう。正社員でフルリモートを目指すなら、「ReWorks(リワークス)」がおすすめ。

完全在宅で働ける正社員求人のみを取り扱い、エンジニア案件も豊富に掲載されています。さまざまな分野の無料オンライン講座もあり、そのなかにはエンジニアを学べる講座も。未経験からエンジニアを目指す人へのサポート体制も整っています。もちろんキャリア相談も無料。正社員としてフルリモートのインフラエンジニアを目指した人は、ぜひご活用ください。

 

クラウドソーシングを利用する

正社員ではなく、フリーランスとして業務委託の案件を請け負いたいならクラウドソーシングサイトの活用がおすすめ。特にエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたばかりの頃は、実績が少なく求人に応募しても選考を突破できないケースも多いでしょう。クラウドソーシングサイトなら、経験不問の案件も多く掲載しており、実績づくりに最適です。

実績が積み上がり、自信が持てるようになったら徐々に案件のレベルもアップしていくと無理なくキャリアを積んでいけるでしょう。代表的なサイトには、クラウドワークスランサーズココナラなどがあります。

 

SNSを活用して営業する

ある程度の実績ができたら、自ら積極的に営業活動する行動力も必要です。高単価な案件は待っているだけでは獲得できません。自分の強みを積極的にアピールしていきましょう。おすすめはSNSの活用。

自分のインフラエンジニアとしての実績をSNS上に公開しておくことで、企業から依頼をもらえることがあります。またSNS上で案件を募集しているケースもあるので、常にアンテナを張っておくとよいでしょう。求人サイトには掲載されていない案件に出会えるチャンスもあります。

インフラエンジニアがリモートワークするために必要なスキル

インフラエンジニアがリモートワークするために必要なスキル

最後にインフラエンジニアがリモートワークするために必要なスキルを3つ紹介します。

  • コミュニケーションスキル
  • クラウドの経験
  • セキュリティの経験

それぞれ詳しく解説します。

 

コミュニケーションスキル

リモートワークするためには、コミュニケーションスキルが欠かせません。なぜなら、インフラエンジニアの仕事はチームで進めていくことが多いからです。プロジェクトを進める過程で多くの人と関わることになります。コミュニケーションがとれなければ、スムーズな進行は実現できません。そのためコミュニケーションスキルに長けている人がリモートワークに向いているといえます。

 

クラウドの経験

リモートワーク可能なインフラエンジニアの仕事を獲得するためには、SaaSやIaaS、PaaSなどクラウドサービスの仕組みを理解している必要があります。またAWSやGCPなどのクラウドサービスへのスキルも求められるでしょう。

クラウド関連の基本的な知識を身に付けてクラウドソーシングで実績をつくり、SNSで積極的にアピールするとチャンスが広がりやすくなります。

 

セキュリティの経験

リモートワークするにあたって、セキュリティは万全にしておかなければなりません。特に個人で仕事する場合は、より重要性が高まります。インフラエンジニアでは基本的なセキュリティ対策を学びますが、SymantecやCheck Pointなど既存のセキュリティ製品に対する知識も深めておくとよいでしょう。

まとめ

従来、インフラエンジニアはリモートワークが難しいとされていました。しかしクラウド型のシステムが発達し、リモートワークでも可能となっています。今後はリモートワーク可能なインフラエンジニアの仕事も増えていくのではないでしょうか。

年収も日本全体の平均に比べると高く、スキルを身に付け実績を積めば高収入を得られるチャンスがあります。将来性も高いことが予想されるので、IT関連の仕事に興味がある人は検討してみてはいかがでしょうか。正社員でフルリモートのエンジニア求人を探しているなら「ReWorks(リワークス)」をご活用ください。キャリア相談やオンライン講座など、正社員としてフルリモートで働きたいあなたを徹底サポートします。