主婦が在宅ワークするのは危険?安全な職種も紹介

在宅ワークは、ビジネスパーソンだけでなく主婦も挑戦できます。現に主婦で在宅ワークを始める人は年々増えており、その職種も幅広くなってきました。やり方によっては、まとまった収入を得ることも可能です。しかし、なかなか初めの一歩が踏み出せない人もいるでしょう。そこで今回は、主婦が在宅ワークするのは危険かについて解説します。併せて主婦におすすめの職種も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

主婦が在宅ワークするのは危険?

主婦が在宅ワークするのは危険?

結論から言えば、在宅ワークは危険ではありません。主婦が働くのはもちろん、副業としてビジネスパーソンが働く場合も、特に危険はないでしょう。最近はクラウドソーシングサービスも充実している他、フルリモートの仕事を扱う求人サイトも充実しています。つまり、在宅ワークを安全に始められる環境が整っているわけです。

しかし、なかには悪質なクライアントがいるのも事実。騙す気で在宅ワーカーを狙うクライアントもいれば、雑な扱いをするクライアントもあります。そのため、仕事内容で選ぶことはもちろん、仕事を依頼してくれるクライアント(企業)がどのようなところか見極めることが重要です。

 

主婦など関係なく危険な仕事が存在することは事実

在宅ワークのなかには、主婦など関係なく危険な仕事が存在するのも事実。例えば、最初から詐欺を狙った求人もあります。初期費用などの名目でお金を騙し取ったり、犯罪に加担させたりする仕事もあるくらいです。

そう考えると、在宅ワークは危険と考える人がいてもおかしくありません。また被害に遭うとまではいかないまでも、在宅ワーカーの扱いが雑なクライアントに出会うこともあるでしょう。一定の仕事を任せたあと、一方的に契約を切ってくるクライアントもあります。従業員の生活など一切考えず、使い捨てにする行為も横行しています。

単に仕事内容が危険かはもちろん、安定的かつ継続的に稼げるかも見極めることが必要です。「このクライアントはおかしい」と思ったら、すぐに離れることをおすすめします。一方、在宅ワークでも手厚く対応してくれるところであれば、将来的な関係も考慮して対応すべきです。

 

安全な職種であるかを見極める目が必要

在宅ワークに挑戦する場合、安全な職種かを見極める目も必要です。とはいえ、初めての在宅ワークでは、指示された仕事を黙々とこなすので精一杯な人もいるでしょう。

しかし、そもそもの職種が安全かを最初に見極めないと、働き始めてから後悔します。結果、仕事が長続きしないだけでなく、自分の生活も不安定になるでしょう。応募の段階で安全な仕事なのかを見極めるように意識してください。

例えば、最初から初期費用がかかる在宅ワークは、詐欺の可能性があります。もちろん、すべての仕事がそうとは限りません。特に「教材を購入しなければならない」と言われるような在宅ワークは、一度「騙されているかも」と疑いましょう。

本来、在宅ワークは稼ぐために始めるもの。その在宅ワークで最初にお金を取られるのは、本末転倒です。怪しいと思うクライアントとは関わらないようにし、場合によってはクラウドソーシングサービスや求人サイトに通報しましょう。

主婦におすすめの在宅ワーク職種例7選

主婦におすすめの在宅ワーク職種例

ここからは、主婦におすすめの在宅ワーク職種例を7つ紹介します。

 

1.インサイドセールス

主婦におすすめの在宅ワーク、その代表格がインサイドセールス。インサイドセールスは、見込み客に対して、電話やメールを活用しながら非対面で営業活動する仕事です。顧客へのヒアリングに、Web会議ツールを使用する場合もあります。

主に、インサイドセールスは顧客が抱えている問題を顕在化し、商品・サービスの利用へと検討段階を遷移させるのが仕事。見込み顧客を育成することで、企業への利益へと帰結させる仕事なので、やりがいも感じられるでしょう。

また仕事によっては、問い合わせにも対応しつつ顧客情報の管理や履歴記録の整理を担う場合もあります。商談は基本的に取引先に訪問するのが一般的ですが、最近ではこうしたインサイドセールスの仕事が重宝されています。未経験からでも始めやすい仕事なので、トークが得意な人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

2.営業事務

営業事務は、営業職の人をサポートする仕事です。営業担当者は、顧客との交渉もあり、社外にいることが多くあります。しかし、その仕事は社内で進行しなくてはならないものも少なくないため、業務過多になっている場合も。その営業を裏方としてサポートするのが、営業事務の役割です。

近年、この営業事務の仕事を事務代行サービスに委託する企業も増えています。そのため、事務代行のサービスにスタッフとして登録して働くのもおすすめです。特別な資格が不要なので挑戦しやすいのも、人気の理由といえるでしょう。

 

3.一般事務

一般事務の仕事内容は多岐にわたります。電話やメールの対応はもちろん、来客応対や資料・契約書の作成、情報リサーチやデータ入力などを任されることもあります。

昨今、この一般事務の仕事も外部に委託する企業が少なくありません。OA事務とも呼ばれるこの仕事は、どのような企業でも必須です。しかし、都会も地方も人手不足に陥っており、一般事務ができる人を求めている企業も数え切れません。その現状を受け、主婦にテレワークで任せる企業も出てきているわけです。パソコン操作が得意な人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

4.カスタマーサポート

カスタマーサポートは、商品・サービスの利用者からの問い合わせに対して、アシスタント業務を担う仕事です。コールセンターのように電話のみの対応もあれば、メールに対応することもあるのがカスタマーサポートの特徴。最近はチャットを活用し、リアルタイムで返答する仕事もあります。こうした窓口を用意することで、企業も幅広い顧客をサポートできるわけです。商品・サービスの注文や申し込みにも対応する仕事ですが、マニュアルや研修が充実している企業も多く安心して働けるでしょう。

 

5.人材採用

人材採用は、文字通り企業の人事に携わる仕事です。テクノロジーの進歩により、リモートワークやテレワークが普及した現在、本社のある都会ではなく地方の人材も獲得可能となっています。そういった環境のなかで、人材採用の仕事もまた在宅ワークで可能となっています。

人材採用の仕事は、求人の作成や掲載だけでなく応募者の情報をまとめたり、Web面接に対応したり多岐にわたります。人事の経験を積めるので、採用関係の仕事に携わりたい主婦におすすめです。

 

6.アシスタント

各種アシスタント業務も、在宅ワークが可能です。アシスタントといっても多岐にわたりますが、サポート関係の仕事に興味のある人におすすめ。最近は、業務アシスタントとしての仕事もニーズが拡大しており、求人も主婦向けのものが掲載されています。

特にオンラインアシスタントの仕事は、遠隔でもできるため、在宅ワークに興味のある主婦にもおすすめ。初心者でも始められる安心の仕事なので、ここから経験を積んでみるのもよいでしょう。

 

7.Web系の職種

専門職として今後も成長していきたいなら、Web系の職種に挑戦するのもおすすめ。例えば、最近ではWebデザイナーやWebプログラマーなどです。難しいイメージを持つ人もいるかもしれません。

もちろん、WebデザインやWebプログラムの専門的な技術・知識が求められますが、初心者から学びつつ始める人もいます。主婦業もこなしつつしっかり稼ぎたいと思っているなら、Web関係の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

主婦が在宅ワーク可能な正社員求人に転職するには?

主婦が在宅ワーク可能な正社員求人に転職するには?

最後に、主婦が在宅ワーク可能な正社員求人に転職する方法を解説します。

 

リモートワークに特化した求人サイトを利用する

リモートワーク特化の求人サイトには、テレワークの仕事が多数掲載されています。なかには、「ReWorks(リワークス)」などフルリモート求人に特化したサイトもあります。こうした求人サイトを活用すれば、在宅ワークも効率的に探せるでしょう。

また主婦の場合、家事が優先にならざるを得ない人も多いと思います。そのような場合も、在宅ワークなら理想の働き方を実現しやすいでしょう。「ReWorks」は在宅ワークが初めての人向けのオンライン講座も用意しているので、ぜひご活用ください。

 

転職エージェントも併用する

専門的なスキルのある人なら、転職エージェントで探すのもおすすめです。専門スキルや知識を持っている人なら、高収入かつ好待遇の仕事も見つかりやすいでしょう。

未経験からでも挑戦はできますが、スキルを持っている人に比べると、若干不利になるかもしれません。興味ある仕事を見つけたら、今のうちから学ぶ機会をつくって将来に備えるのもおすすめです。

まとめ

主婦にとって、在宅ワークは危険な香りがするもの。しかし、在宅ワーク自体は安全です。正確には、危険な仕事を見極めて働けば安全に稼げます。

ただし、求人のなかには主婦を平気で騙そうとするものや、在宅ワーカーを使い捨てしようとするものもあるでしょう。そのため、自分の目でしっかり見極められるよう、常に警戒しておくことが重要です。