【最新】リモートワークできる企業ランキング13選
誰もが働き方を選択できる現代。オフィス勤務だけでなく、在宅勤務も主流となりつつあります。実際にリモートワークを取り入れる企業も多く、新たにリモートワークで生きていこうと考える人も少なくありません。
しかし、企業によっては週数回の出社を義務付けているところもあり、完全在宅ワークが可能かどうかは職場に左右されます。今回の記事では、リモートワークを導入している企業を紹介します。在宅ワーク可能な職種一覧もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
リモートワークを導入する企業が増えている
新型コロナウイルスの蔓延以降、正社員でリモートワークできる企業は増えています。働き方改革の影響もあるでしょう。周囲に気を遣うことなく自宅で仕事ができることに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
こうしたリモートワークは、海外や地方にいながら収入を確保することも可能です。そのため、移住希望者・Iターン希望者・Uターン希望者など、新たな生活拠点を探している人にも魅力的な働き方となっています。
ただし、企業のなかには週に数日の出社を義務づけている企業もあるので、海外移住や地方移住ができるかは企業のルールによります。企業によっては週の半分が在宅、もう半分がオフィスの場合もあるでしょう。その点は、求人内容を事前に確認しておくことが大切です。
【最新】リモートワーク可能な企業ランキング
ここからは、リモートワーク可能な企業ランキングと題して、リモートワークを導入している企業を紹介します。ただし、ランキング形式にするには判断基準が曖昧なため、代表的な13社をまとめました。
1.株式会社リクルート
株式会社リクルートは、一部の職種を除き、理由・回数を問わないリモートワークを全社導入していることで知られています。出社しないことを前提とした働き方へシフトしていることもあり、従業員の働きやすさそのものが格段にアップしています。
通勤時間や通勤費用を削減できるため、従業員への還元も進められているのが特徴です。今後もリモートワークを継続する意向が見られるので、在宅ワークを実現したい人におすすめです。
2.ヤフー株式会社
ヤフー株式会社は、従業員それぞれのニーズに合わせて、働く環境や場所を選択できる制度「どこでもオフィス」を導入しています。この制度により、従業員の働き方は格段に自由になり、従業員数百名が1都3県以外の地域へ転居しています。
この制度は、従業員それぞれの幸福感を向上させる狙いがあり、それがパフォーマンスを向上させることにつながるとのこと。現に、九州や北海道、沖縄でリモートワークしている従業員もいるようです。まさに、在宅ワーク導入の先駆けとなっているのではないでしょうか。
3.コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタ株式会社は、ハイブリッド型のリモートワークを実践中です。全従業員対象のリモートワーク制度の導入など、いつでもどこでも働ける環境構築を進めています。2021年には「つなぐオフィス」をはじめ、積極的な取り組みが進められています。
他にも本社オフィスの移転に始まり、フリーアドレスの採用、コアタイムのないフレックス制度の導入にも積極的。これにより、従業員の働き方改革が根本から進められ、誰もが働きやすい職場となりつつあります。
4.株式会社ピースオブケイク
株式会社ピースオブケイクは「note」の運営会社で、リモートワークを積極的に取り入れている企業でもあります。そもそも、この企業が設立されたのが2020年。リモートワーク全盛期でした。その影響もあり、株式会社ピースオブケイクでは、積極的に在宅ワークを取り入れています。
都心・駅近にオフィスを構えてはいるものの、従業員のなかには青森など地方で働く人もいるとのこと。まさに「働く場所を選ばない」働き方が浸透しています。こうした新しいライフスタイルを全社的に取り入れているだけに、より効率的な働き方を実現しています。
5.ケアコラボ株式会社
ケアコラボ株式会社は、ノルマなしのフルリモート求人に力を入れている企業です。特にリモート営業に力を入れており、完全在宅勤務も実現しています。個人評価や成果報酬がなく分業もないため、チーム一丸となって働けるのが特徴です。
リモートワークやリモートワークを戦略的なビジョンとして掲げているだけあって、その取り組みも本格的。福祉現場にICTを取り入れるなど、積極的に次世代のテクノロジーを活用しているのも特徴です。
6.株式会社ブイキューブ
株式会社ブイキューブは、地方にサテライトオフィスを展開しています。サテライトオフィスは、本社とは離れた場所にあるオフィスのこと。従業員は、サテライトオフィスに通うことで、遠方にいても作業できます。
サテライトオフィスを積極的に導入している企業だけあって、より働きやすさも向上しています。時間だけでなく、場所や環境にも左右されないことから、新たな働き方に挑戦したい人にもおすすめです。
7.株式会社チャットワーク
株式会社チャットワークは、言わずと知れたオンラインコミュニケーションツール「Chatwork」で知られる企業です。その株式会社チャットワークでは、全社フルリモートに移行しています。一時期は、従業員全員に「オフィスへの出社・原則禁止」を通告していました。
そうした在宅ワークへの徹底した取り組みが功を奏し、完全在宅勤務を実現しています。手掛けている商品・サービスも、リアルタイムでコミュニケーションできるツールであることから、相互性も功を奏した形です。
8.株式会社ガイアックス
株式会社ガイアックスは、正社員でも海外移住・地方移住を実現している人がいる企業です。渡航先・在留資格を本人が調べて職場に連絡し、認可されれば海外からのリモートワークも実現可能。実際に外国でリモートワークに挑戦している従業員もいます。
働き方よりも成果にこだわる企業だけあり、地方で働くことに対しても抵抗感はない様子。むしろ、場所や環境に縛られないことで生産性が向上するなら、そちらを優先するという思考です。そういった背景も、在宅ワークの実現につながったのではないでしょうか。
9.株式会社サイボウズ
株式会社サイボウズは、新型コロナウイルスの蔓延や働き方改革の促進がある前から、リモートワークに取り組んでいます。10年以上も前からリモートワークを取り入れてきたこともあり、他の企業と比べても在宅ワークに対する姿勢が前向きです
制度やツールの整備も積極的に取り入れているため、従業員も自由に働けるライフスタイルを確立しています。逆に、在宅ワークが苦痛な従業員に対しては他の方法も試すなど、柔軟に働き方を模索している企業です。
10.株式会社キャスター
株式会社キャスターは、職種や就業形態、居住地にかかわらずフルリモート勤務が可能な企業です。「リモートワークを当たり前に」というミッションを掲げて取り組んでいるからか、全社的にリモートワークが導入されています。
スタッフの大半が完全在宅勤務を実現しており、自社のスローガンを自ら実行しているのが特徴です。新たな働き方の価値観を構築する業務を担っているだけに、遠隔で働きたいと思っている人にもおすすめできる企業です。
11.株式会社ソニックガーデン
株式会社ソニックガーデンでは、従業員全員がフルリモートを実現しています。完全在宅勤務かつフレックスでの就業のため、時間を有効活用できると評判です。コミュニケーションも積極的に取り入れるなど、在宅勤務でも孤独感や孤立感を抱かない工夫がなされています。
こうした取り組みもあり、働く人の自己実現が可能となっています。遠隔でもチームで働くことを目指す仮想オフィス「Remotty」も開発するなど、その取り組みは他企業にない魅力があります。
12.RELATIONS株式会社
RELATIONS株式会社は、リモートワークでも従業員の心理的安全性を確立させようと奮闘している企業です。月曜日だけ固定出社でフルリモートではないものの、従業員が安心して働ける職場を構築しているのが特徴です。
企業自体が、コスト改善コンサルティングと組織開発コンサルティングを担っているだけに、リモートワークに対する理解も万全。オフィスにはABW（仕事内容や気分で座席が選べるスタイル）も導入するなど、積極的に働き方を模索しています。
13.株式会社ロコタビ（旧：株式会社トラベロコ）
株式会社ロコタビは、従業員全員がフルリモートを実現している企業です。なかには、海外を飛び回る従業員もいます。新型コロナウイルスや働き方改革が広まる前の2019年からリモートワーク・リモートワークを実施しており、2019年の段階ですでに完全在宅勤務を実現しています。
創業期から全員が完全在宅勤務だったこともあり、働き方の自由度は指折り。他の企業に先駆けて導入した企業として知られています。今後も、世界中を舞台に働けるワークスタイルを実現してくれるのではないでしょうか。
リモートワーク可能な職種10選
ここからは、リモートワーク可能な職種一覧を紹介します。リモートワークを希望している場合は、以下の仕事への転職を検討してみてはいかがでしょうか。
1.Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトを構築する仕事で、現在はリモートワークの代表的な仕事の一つとなっています。WebデザイナーはWebサイトのデザインだけでなく、デザインツールを使いこなすスキルやコーティング、プログラミングのスキルが必要となるため、専門的な技術や知識が求められるでしょう。サイトを見る人がどのような印象を受けるかも考えなくてはならないため、Webマーケティングの知識も役立ちます。
併せて、ビジネススキルやマネジメントスキルも求められるので、Webデザイナーになりたい人は幅広いスキルを身に付けておく必要があります。
2.エンジニア
エンジニアは、IT業界を中心に活躍できる職種で、フルリモート求人も多々掲載されています。特にWebエンジニアは手に職を付けられるので、完全在宅勤務を希望している人におすすめ。需要は右肩上がりで将来性も高く、今後も安定した収入が見込める仕事です。
最近では、どのような業種も切り離せないほど、インターネットやパソコンが欠かせない存在となっています。そういったIT分野のエンジニアは、重宝される存在となっています。
3.マーケター
マーケターは、マーケティングを担う仕事です。特に最近では、Webマーケターの需要が加速しています。現代は、インターネット上のWebサイトだけでなく、オウンドメディアやSNSの運用も必須。そういったインターネット上のマーケティング需要が加速しており、併せてWebマーケターの需要も加速している状況です。
例えば、Webサイトを上位表示させるには、SEOの構築が必須です。こうしたサテライト的なマーケティング手法もマーケターの仕事となっており、その業務内容は幅広くなっています。始めるには専門的な技術や知識が必要ですが、しっかりとマーケティングのスキルを身に付ければ、安定して稼ぐことができるでしょう。
4.データサイエンティスト
データサイエンティストは、意思決定の場でデータから合理的な判断ができるよう、意思決定者をサポートする仕事です。ビジネスやトレンドだけでなく、統計解析やITスキルも必要となる専門職です。
コンサルティング業務も一部含まれることもあり、初心者が始めるにはややハードルが高いかもしれません。しかし、スキルを身に付ければビッグデータを客観的にも主観的にも見られるようになるため、自身の生活にも役立つでしょう。
5.コンサルタント
ビジネスやトレンドが目まぐるしく変化する現代。コンサルタントの仕事も多様化しています。かつては、企業が抱えている問題を導き出し、解決策を提示するのがコンサルタントの仕事でした。今もその仕事に大きな変化はありません。
しかし、ITをはじめAIが台頭する現代では、より企業が抱える問題も多様化しています。その変化に対応できるコンサルタントが、今の時代に求められています。
6.カスタマーサポート
カスタマーサポートは、商品・サービスに対する問い合わせに対応する仕事です。ユーザーが購入した商品やサービスは、ときにわかりづらいものもあるでしょう。その壁にぶつかったユーザーに対して、的確にサポートするのがカスタマーサポートの仕事です。
なかには、クレームに対応する場合もあるなど、カスタマーサポートは大変な仕事なこともあるかもしれません。しかし、在宅勤務が可能なことから柔軟な働き方が実現しやすい仕事でもあります。
7.バックオフィス（経理・労務・法務）
バックオフィスは、リモートワークやリモートワークが可能な時代となりつつあります。対面での打ち合わせが必要な業種は難しいですが、経理・労務・法務などの仕事は在宅可能。実際に、総務を含め在宅ワーカーに任せている企業もあります。
定期的に出社を伴う仕事もありますが、バックオフィス関係の仕事は今後も在宅勤務が可能となるでしょう。企業の数だけ、経理・労務・法務も必要となるため、安定して働きたい人にもおすすめです。
8.人事
人事は、企業の採用に関する仕事です。採用する人材との連絡や面談はもちろん、人事査定や人事評価に関する業務を担います。企業の根幹となる人材の確保を手掛ける仕事だけに、責任は重大。働く人の人生を左右します。どの仕事にも責任感は大切ですが、人事は特に責任ある仕事がしたい人、人と関わることが好きな人に向いているでしょう。
9.インサイドセールス
インサイドセールスは、見込み顧客に対して営業をかける仕事です。顧客に内在化している課題を割り出し、その問題を解決できるようサポートします。
通常の営業職と比べて、インサイドセールスは遠隔での営業活動がメインとなります。それゆえ、リモートワークが可能な職種といえるでしょう。実際に基本的にオフィスの出社が必要ないフルリモートを導入している企業も多くあります。
10マネジメント
マネジメントは、企業のマネージャーとしてスケジュール管理やタスク管理を担う仕事です。フルリモートも浸透している現代、スケジュールやタスクの管理は企業の根幹となる重要な仕事となります。従業員をいかに統率できるかで、チームとしての成果も変わってくるでしょう。その仕事を担うのが、マネジメント業務です。
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まとめ
リモートワークやリモートワークは、新型コロナウイルスや働き方改革で普及した次世代の働き方です。すでに完全在宅勤務を実現している企業も多々あります。
これからの時代、フルリモートで働くのが定番となるかもしれません。オフィス勤務の魅力もありますが、在宅で働きたいと考える人も増加傾向にあります。まずは、どのような働き方が自分に最適なのか、挑戦しながら理想のライフスタイルを見つけていきましょう。