未経験でもITエンジニアに転職できる?その是非と勉強方法を解

これから「ITエンジニア」への転職を考えている方は、エンジニアとしての経験がなくても転職できるような求人があるのかどうか気になるのではないでしょうか?
未経験でも転職できるとすれば、どういった勉強が必要なのかといった心配も出てきます。
そこで、未経験でもITエンジニアに転職できるのかどうか、その是非と必要な勉強方法について解説します。

未経験からITエンジニアに転職!必要な勉強方法について解説

未経験でもITエンジニアに転職できるの?

まずは、エンジニア経験がない方がITエンジニアに転職できるのかどうかについて解説します。

 

未経験OKを条件にITエンジニアを募集している求人もある

ITエンジニアの求人情報を検索してみると、未経験OKを条件に含めた求人情報もあることがわかります。

新卒だけでなく、転職でも未経験OKな求人がありますので、エンジニア未経験の社会人でもITエンジニアになるチャンスがあることがわかります。

 

エンジニアのとしての本格的な仕事を任される?

そこで気になるのが「仕事内容」ですが、未経験OKでエンジニアとして就職したとすれば、最初から難しい仕事を任されることはないと考えられます。

例えば「先輩エンジニアが完成させたシステムのテストを行う」「プレゼンテーション用の試料を作成する」といった、エンジニアでなくても可能であろう仕事が中心になるでしょう。

また、就職先によってはITエンジニアとして一人前になるための社内研修・OJTを実施しているところもあります。

 

未経験だと収入に影響する?

収入は就職先の関係もありますが、未経験OKで就職した場合だと思ったほど多くの収入は得られない可能性があります。

ITエンジニアの収入は、高度な仕事をこなすことが可能な人材であるほどに高収入になる傾向にあります。

ケースバイケースではありますが、未経験OKの仕事内容の場合だと、初年度の年収は300万円台になる可能性が高いようです。

 

「先輩エンジニアからの一言コメント」

ITエンジニアの収入は平均すると500万円前後ですが、高度なスキルを有している場合やプロジェクトマネジャーなどの立場になると高収入になる傾向にあります。

未経験でITエンジニアに転職するための近道

これからITエンジニアを未経験の状態で転職したいと考える方は、少しでも早く、高い可能性をもってエンジニアへと転職したいと考えるでしょう。

そこで、未経験でもITエンジニアとして転職するための近道となるような方法について解説します。

 

プログラミングを勉強する

ITエンジニアの仕事の基本には「プログラミング」があり、これを勉強しておくと未経験OKの求人で評価が高まります。

プログラミングの勉強は書籍やネットサービス、リアルまたはオンラインのスクールなどを利用することで修得できます。

まずは初心者向けのプログラミングの教科書を読んで勉強し、そこからスクールへと派生するといった勉強方法がおすすめです。

 

勉強した結果をアプリ制作等で示す

プログラミングのスキルを修得したら、その結果をアプリ制作などの目に見える形で表しましょう。

成果物を持っていることにより、ご自身のスキルを把握できるだけでなく、就職試験での強みとなります。

勉強に使った教科書にはサンプルの作り方が掲載されていることもありますので、まずはその内容を作ってみて、スキルアップしてからオリジナルでアプリを作ってみてください。

 

業界の知識を身に着ける

プログラミングの勉強と並行して、「エンジニアの業界知識」についても勉強しておく必要があります。

エンジニアを取り巻く環境がどのようなものであるのか把握することで、就職試験で有利になりますし、何よりも就職後のミスマッチを防ぐことにつながります。

人によっては、プログラミングなどの仕事のスキルよりも、どれだけ業界知識をしっかりと身に着けているかを重視することがあるほどです。

書籍や求人情報などをくまなくチェックし、エンジニア業界についてしっかりと勉強しておきましょう。

 

自身のスキルでやっていける求人を探す

しっかりと準備できたら、いよいよ転職先を探す段階となります。

今まで身に着けてきたスキルを活かして活躍できそうな求人を探しましょう。

ITエンジニアに転職した結果、後悔する人の中には「思っていた仕事内容と違っていた」ことが理由であるケースがあります。

求人情報をしっかりと確認しておかないと、ITエンジニアとして就職できてもどのような仕事を任されるかわかりません。

ご自身の身に着けたスキルでこなせる仕事内容を任せてもらえるような求人情報を探し、企業研究を入念に行ってから就職試験に臨んでください。

 

「先輩エンジニアからの一言コメント」

アプリなどの成果物を用意すると、就職試験では「この人はスキルを持っている」というよりも「この人はやる気があるな」と判断されることが多いようです。いずれにしてもプラスに働くでしょうから、勉強した成果をしっかりとアプリ等で示しておきましょう。

まとめ:未経験だとできることが限られる、スキルを身に着けて本格始動

エンジニア未経験の人でも、スキル等が全くなければ仕事内容や収入は限定的ですが、きちんと勉強して準備しておけば相応の仕事を任せてもらえる可能性があります。

転職して後悔しないためには、勉強してプログラミング等のスキルをしっかりと身に着け、万全の体制で転職活動に臨むことが重要です。