防音対策で快適なテレワーク環境を!おすすめ7選
テレワークという働き方は以前からありますが、急速に広まったのは2020年の新型コロナウイルスがきっかけです。働く側にとって通勤によるストレスが減る、プライベートの時間が増えるなど多くのメリットがありますが、テレワークならではのデメリットもあります。それが作業環境の問題。
「周りの生活音がうるさくて集中できない」「専用の作業スペースがなく困っている」などの悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、快適な環境でテレワークするための対策を5つ解説します。おすすめアイテムも紹介するので、快適な環境で生産性の向上を目指したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
テレワークでは防音対策も重要
快適にテレワークするために必要な対策といえば、作業しやすい机と椅子の確保をイメージする人も多いでしょう。それらももちろん大切ですが、実際に自宅でテレワークすると気になるのが周りの「音」です。
特に子供がいる家庭の場合は、静かで集中できるスペースの確保が難しいのではないでしょうか。また近隣の騒音がひどいケースもあります。騒がしい空間で生産性の向上を図るのは難しいでしょう。逆に自分の作業音で近隣に迷惑をかけてしまうケースもあります。つまり、快適なテレワーク環境を実現するためには、机と椅子以外にも防音対策が重要です。
快適なテレワーク環境を実現するための防音対策7つ
集中して作業できる環境づくりのために、万全の防音対策をしておきましょう。おすすめの対策は次の7つです。
- 床にラグを敷く
- ノイズキャンセリングが付いたイヤホンを用意する
- カーテンで仕切りをつくる
- クローゼットを使う
- 吸音材を使う
- 防音パネルを使う
- 防音ルームを設置する
それぞれ解説します。できそうな部分から取り入れてみてください。
1.床にラグを敷く
作業スペースがフローリングの場合、椅子に座り直した際に発生しやすい引きずり音をはじめ、物を落としたり動かしたりなど作業している音が響いて大きく聞こえやすくなります。そこでおすすめが床にラグを敷くことです。
作業スペース周りだけでもラグを敷けば、部屋の反響音を抑えられます。マンションに住んでいる場合、下の階の住人へ迷惑をかけることも防げるでしょう。比較的安価で敷くだけなので、手軽に対策しやすいのもメリットです。
2.ノイズキャンセリングが付いたイヤホンを用意する
ノイズキャンセリングが付いたイヤホンの使用もおすすめ。ノイズキャンセリングとは、周りの雑音を低減させてくれる機能です。外部の騒音から遮断されるので、作業にも集中しやすくなるでしょう。
3.カーテンで仕切りをつくる
集中できる部屋がない場合、部屋の一部をカーテンで仕切るのも防音対策になります。材料はすっぱり棒とS字フック、そして防音効果のあるカーテンの3つ。家族の話し声はもちろん、Web会議時の自分の話し声で家族へ気を遣わせないようにしたい場合におすすめです。
4.クローゼットを使う
収納スペースに余裕がある人向けですが、クローゼットや空いた収納スペースをテレワークする場所として使うのもよいでしょう。周りにクッションや防音用のフェルトボードを設置すれば、防音効果が期待できます。普段家族が生活するスペースを圧迫せずに済むのもメリットです。
5.吸音材を使う
今ある環境に防音対策を講じたいなら、吸音材の使用がおすすめ。デスク周りを吸音材で囲むことで、反響音が吸収されて静かな空間をつくれます。Web会議も快適に進められるでしょう。パーテーションタイプの吸音材なら、周りからの視界を遮られるため防音だけでなくプライバシーの保護としても役立ちます。
6.防音パネルを使う
吸音材よりも、さらに防音性を高めたい場合は防音パネルの使用がおすすめ。少し手間はかかりますが、2×4材を使用して小部屋を作れば防音性の高い空間を実現できるでしょう。音も家族の目も気にすることなく作業に集中できます。
7.防音ルームを設置する
今後も長くテレワークを続ける予定があり、自宅内で手軽に防音性の高い空間をつくりたいなら防音ルームの設置も一つの手段です。他の方法に比べると値段は高めですが、組み立てるだけで本格的な防音ルームが完成します。
デザインがおしゃれなものも多く、まるで自分専用の部屋が増えた間隔になるでしょう。テレワークだけでなく、自宅で楽器を演奏したいと考えている人にもおすすめです。ただし、棒音質を設置する場合は消防法により住宅環境に合わせて火災報知機などの消防設備が必要となるケースがあります。設置する前に確認しておきましょう。
まとめ
快適なテレワーク環境を実現するためには、机や椅子などの設備も重要ですが、防音対策にも気を使いたいところ。周りの騒音によって作業に集中できなかったり、Web会議の際に雑音が入ったりしてスムーズに進まないリスクがあります。また自分が近隣住人に迷惑をかけてしまうケースもあるでしょう。
集中できる環境が整えば、作業効率アップも期待できます。できることから取り入れて快適なテレワーク環境を実現させてくださいね。