在宅ワークの高収入ランキング18選!特徴をまとめて紹介
働き方改革や新型コロナウイルスにより、在宅で働くスタイルが広まりましたね。通勤時間のストレスが減り、有効活用できる時間が増えることから在宅ワークを考えている人も多いのではないでしょうか。
IT技術が発達した現代では、さまざまな仕事が在宅で可能となっています。とはいえ、どのような仕事が在宅でできるのか疑問に思う人もいるかもしれません。そこで本記事では、高収入を得られるチャンスがある在宅可能な仕事を18種紹介します。これから正社員、またはフリーランスとして在宅ワークを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
在宅ワーク高収入ランキング18選
高収入を得られるチャンスがある在宅ワークは、次の18種です。
- Webエンジニア
- システムエンジニア
- 看護師
- インサイドセールス
- Webデザイナー
- プログラマー
- パタンナー
- Webライター
- 翻訳家
- CADオペレーター
- トラベルコンシェルジュ
- マーケター
- オンライン講師
- 営業事務
- 一般事務
- カスタマーサポート
- 動画編集者
- コールセンター
副業からスタートできる仕事も多いので「本業の収入が足りない」「将来的に在宅ワークできるスキルを身に付けたい」と考えている人も、参考にしてください。
1.Webエンジニア
Webエンジニアとは、Web系のシステムに特化したエンジニアです。主にWebサイトや、Webアプリケーションの企画から運用まで幅広く携わります。大きくフロントエンドエンジニアとバックエンドエンドエンジニアの2種類に分けられ、それぞれの役割は以下の通りです。
フロントエンドエンジニア | Webサイト・アプリを使う際、ユーザーが直接目にする部分の開発を担当する |
バックエンドエンジニア | ユーザーが目に見えないサーバー側の処理を担当する |
一般的にはバックエンドエンジニアのほうが難易度高めといわれているため、最初はフロントエンドエンジニアから挑戦するとよいでしょう。しかし正社員を目指すなら、どちらも対応できるようにしておかないと、力不足と判断されることも多いようです。どちらもWebシステムの基礎をはじめ、プログラミングや開発に必要なツールの使い方を覚える必要があります。
2.システムエンジニア
システムエンジニア(SE)も、Webエンジニアと同様にシステム開発や運用に携わる仕事です。しかし、Webエンジニアが小規模プロジェクトが多い傾向に対し、システムエンジニアは大規模なプロジェクトの開発を求められる傾向にあります。
エンジニアと聞くと、プログラミング言語を使ってコーディング(プログラムを打ち込む)仕事をイメージするかもしれません。しかし、システムエンジニアは「上流工程」と呼ばれており、企画・設計〜完成・テストまでの流れの初期のパートを担当するのが一般的です。
プログラミング言語やWebシステムに関する知識はもちろんですが、クライアントのニーズを汲み取る力と、形にするための論理的思考力も必要となるでしょう。またプロジェクト全体に関わるため、マネジメントスキルも求められます。
3.看護師
看護師は、病院で患者に対応するのが基本です。そのため、在宅ワークは不可能だと思う人もいるでしょう。確かに、直接患者に対応するのがメイン業務の場合は在宅勤務できません。しかし、看護師の資格を活かして在宅ワークするという選択肢もあるのです。例えば以下の仕事は、在宅ワークが活かせます。
- 治験コーディネーター
- 医療ジャンルのコールセンター
- リモートを導入している一般企業での相談業務
- 医療ライター
看護師に関する在宅ワークは一般的でなく、求人数が多いとはいえませんがチャンスはあります。転職サイトで見つからない場合は転職エージェントに登録し、専任のコーディネーターにキャリア相談するのもよいでしょう。
4.インサイドセールス
インサイドセールスは、電話やメールを活用して非対面で営業活動する仕事です。従来は、各営業がアポイント獲得から受注までを担うのが一般的でした。しかし、近年では「アポイントを獲得し、受注確度の高い見込み顧客に育てていく」役割と、「対面で商談して受注につなげる」役割を分けることで効率化を図る分業制が普及し始めています。
インサイドセールスは、前者の「アポイントを獲得し、受注確度の高い見込み顧客に育てていく」役割です。後者の実際に商談して受注につなげる役割を持つ営業をフィールドセールスと呼びます。最近はオンライン商談も増えているため、インサイドセールスが商談を担当するケースも。任せられる業務の範囲は企業によって異なるため、募集条件を確認しましょう。
営業と聞くと難しいイメージを持つかもしれませんが、未経験向けのサポート体制を整えている企業も多く、初めてでも挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
5.Webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントの希望に沿ってWebサイトをデザインする仕事です。単に見た目にこだわるだけでなく、ユーザーにとっての使いやすさや見やすさも考えて構成をつくることが求められます。
在宅ワークとして人気を集めており、副業としても人気を集めていますが、PhotoshopやIllustratorの使い方に加え、コーディングスキル、Webマーケティングの知識が必要となるため、完全未経験からいきなり収入につなげようとするのは難しいかもしれません。まずは基礎知識を習得し、クラウドソーシングサイトなどを活用して、少しずつ実績を積み上げるのがよいでしょう。
6.プログラマー
Webサイトやアプリが正常に動作するよう、プログラムを組むのが主な仕事です。Webシステム開発に関する一連の工程に携わるWebエンジニアに含まれますが、特にプログラムに特化している仕事といえるでしょう。プログラムを組むためのコーディングスキルはもちろん、常に変化するIT業界に対応するための学習意欲も必要です。
また工程ごとにテストや修正を繰り返す作業のため、柔軟性や問題解決能力も求められるでしょう。業界全体でいえば常に人手不足な状態のため、スキルを身に付ければ仕事に困らず高収入が目指せる仕事です。最近では正社員でなく、フリーランスとして活動するプログラマーも増えてきました。
携わる開発内容によって、求められるプログラミング言語は異なります。挑戦したいと思ったら、まずは自分が開発したいジャンルに必要なプログラミング言語の習得を目指すのがよいでしょう。
7.パタンナー
パタンナーは、デザイナーが作成したデザイン画を基にパターン(型紙)をつくる仕事です。平面のデザインを立体にするために必要な作業で、着心地の良い服づくりには欠かせません。
正確性はもちろん生地や素材、人材の構造など幅広い知識が求められます。洋裁や細かい作業が好きな人に向いているでしょう。パタンナーに特別な資格は必要ありませんが、知識は必須です。パターンメーキング技術検定やCAD利用技術者検定などの資格を取得しておくと、有利になりやすいでしょう。
8.Webライター
企業のオウンドメディアや、Webサイトに掲載する記事を書くのがWebライターの仕事です。しかし、ただ文章を書くだけではありません。クライアントの要望を実現できるような記事を考える必要があります。またWebライターといっても活躍できるジャンルは幅広く、例えば以下の仕事があります。
- SEOライター
- シナリオライター
- セールスライター
- コピーライター
- 取材ライター
例えばSEOライターの場合、執筆した記事が検索エンジンの検索結果に上位表示されるように構成を考える必要があります。そのためライティングスキルだけでなく、SEOの知識が求められるでしょう。
またどのライターも、文章を書くだけでなく画像の挿入や記事入稿を求められるケースがあります。簡単なライティング作業なら、パソコン1台で特別な知識がなくてもできることから副業としても人気を集めていますが、高収入を目指すなら多くの知識が必要です。
9.翻訳家
グローバルな仕事に挑戦したい人は、翻訳家がおすすめです。その名の通り、英語を始めとしたさまざまな言語を翻訳する仕事ですが、在宅ワークの場合は企業の資料やデータの翻訳がメインとなるでしょう。ときにはWeb書籍の翻訳チェックや、ニュースを翻訳することも。そのため、最新情報に詳しい人は有利になるかもしれません。資格は必須ではありませんが、TOEICや英検など、語学力をアピールできる資格を取得しておくとよいでしょう。
10.CADオペレーター
CADオペレーターは、CAD(Computer-Aided Design)と呼ばれるシステムを使って、デザインや設計をする仕事です。簡単に言えばソフトを使って図面を引く仕事であり、製造業や建築業など、いわゆる「ものづくり」になくてはならない存在です。自分が図面作成を手がけた建築物が完成したときには、大きな喜びを感じられるでしょう。
働くためにはCADの使い方をマスターする必要がありますが、書籍を使った独学でも習得可能なため、ハードルは比較的低めです。緻密な作業が多いため、集中力が高い人や几帳面な人が向いているといえます。
11.トラベルコンシェルジュ
お客様の要望に合わせて、最適な旅行プランを提案するのがトラベルコンシェルジュの仕事です。お客様が旅行に求める体験はさまざま。食がメインの人もいれば、これまでにはない体験を求める人もいるでしょう。そのような期待に応えるのが、トラベルコンシェルジュです。
提案だけでなく、お客様が安心して旅行できるようチケットや宿の手配、見積りを出します。「あなたにお願いして良かった」と言われたときには、大きなやりがいを感じるでしょう。未経験から挑戦できる求人もあり、旅行が心から好きな人に向いています。
12.マーケター
Webマーケターは、SNSやWebサイト、Web広告を使って商品・サービスを売るための仕組みづくりをするのが主な仕事です。具体的には分析やアクセス解析をし、ターゲットに適したアピール方法で、対象となる企業や商品・サービスの認知拡大や集客を目指します。企業の売上を大きく左右する重要な仕事であり、目に見えた成果が出れば大きなやりがいを感じられるでしょう。
売るための仕組みをつくる必要があるため、企画力はもちろんリサーチ力や分析力、情報収集能力など多くのスキルが求められます。インターネットの広告需要が年々増加しているのに伴い、Webマーケターの需要も増えています。そのため将来性のある仕事といえるでしょう。
13.オンライン講師
Web上で家庭教師や、自分の得意なジャンルを教えるのがオンライン講師の仕事です。新型コロナウイルスの影響でリモートワークが急速に普及しましたが、学びたい人のあいだでもオンライン化が広まりました。
オンライン学習サービスも増加傾向にあり、フリーランスのオンライン講師として活動する人も増えています。正社員で働く場合は、塾や家庭教師系の企業の求人が多い傾向にありますが、フリーランスで働く場合はさらに幅広いジャンルで「教える」ことを仕事にできるチャンスがあります。例えば、ヨガや釣りなど趣味の分野で教えることも可能です。
ノルマがなく自分の都合が良い時間で挑戦できることから副業としても人気が高く、専門性の高い知識を持っていれば短時間で多くの収入を稼ぐことも可能です。
14.営業事務
営業スタッフをサポートするのが、営業事務の主な仕事です。具体的には、営業スタッフが安心して営業活動できるようスケジュール管理や取引先への対応、見積書などの書類作成や事務処理、受発注業務をします。
社内だけでなく社外とのやりとりも頻繁なため、コミュニケーション能力が重要です。これまで事務を経験したことがある人なら、在宅ワークでもスムーズに活躍できるでしょう。
15.一般事務
営業事務と似ていますが、営業部に限定されている営業事務に対し幅広い部署で活躍するのが一般事務です。仕事内容は配属される部署によって異なりますが、在宅の一般事務の場合はデータ入力や電話応対、資料作成などを任されることが多いでしょう。
簡単な事務作業なら未経験からでも挑戦しやすく、すでに経験があればさらに有利になります。最近は事務の代行サービスも増えているため、スタッフ登録して働くのもよいでしょう。
16.カスタマーサポート
カスタマーサポートは、主にお客様からの問い合わせや質問に対応するのが仕事です。メールやチャットを使った対応がメインのため、多くの在宅ワーク求人が掲載されています。マニュアルや研修が充実している企業も多く、未経験からでも始めやすい仕事といえるでしょう。
多くの人と関わる仕事のため、丁寧なコミュニケーションや言葉遣いができる人に向いています。また対応によってお客様の企業に対する印象が左右されることから、企業の顔ともいわれる仕事です。そのため、責任ある対応が求められるでしょう。
17.動画編集者
映像をつなぎあわせたり、最適なタイミングで音楽を入れたりして動画を編集する仕事です。テロップや音楽を入れるだけの簡単な仕事から、企画構成力やクオリティの高い編集が求められる仕事まで幅広くあります。趣味として、自分で編集した動画を配信サイトにアップしている人もいるでしょう。
正社員として働くこともクリエイターとして独立もできる仕事ですが、高収入を目指すなら動画編集ソフトの使い方はもちろん、依頼主のニーズを実現するためのマネジメントスキルやコミュニケーションスキルが欠かせません。動画市場は伸びているため、将来性のある仕事といえます。高いスキルを身に付ければ、高収入を実現できるでしょう。
18.コールセンター
コールセンターは、電話を使ってお客様に対応する仕事です。注文の受付や商品説明、クレーム対応などをします。また電話を受けることもあれば、こちらからお客様にかける仕事もあります。企業によって仕事内容は異なるので、事前に確認しましょう。
基本的にはマニュアルに沿って対応するため、未経験でも始めやすい仕事です。ただし、イレギュラーなことが発生した場合は、自分一人で処理しなければならないことも。そのため、対応の内容によっては難しさを感じることがあるかもしれません。未経験から始める場合は、難易度の低いジャンルからスタートするのがおすすめです。
在宅ワークで高収入の正社員求人はどのように見つける?
在宅ワークで高収入を得られる正社員になるには?
最後に在宅ワークで高収入を得られる正社員になるためのポイントを2つ解説します。
- スキルや技術を磨く
- より年収の高い企業に転職する
それぞれ詳しく解説します。
スキルや技術を磨く
未経験からでも挑戦できる在宅ワークはたくさんありますが、正社員として採用されるためには、スキルや技術を持っていたほうが有利です。今から挑戦したい仕事を決め、それに関するスキルや技術を磨きましょう。実績がなくてもスキルを持っていれば、正社員として採用されるケースは多くあります。
より年収の高い企業に転職する
技術を持っているけれど、今の給与に満足していない人もいるでしょう。今の仕事で在宅ワークかつ収入アップを目指したいなら、がんばった分だけ稼げるチャンスのあるフリーランスという選択肢もありますが、安定性はありませんよね。
そこで、今の仕事でより年収が高く、在宅ワーク可能な企業へ転職を狙うのもよいでしょう。同じ仕事でも業界が違うだけで給与ベースが高くなることもあります。これまでのスキルと実績を活かせる企業なら、満足できる転職が実現できるでしょう。ただし、年収だけで決めるのはおすすめしません。
生活していくうえで給与額は重要ですが、やりがいが感じられない、労働環境が厳しいようであれば、働くモチベーションが下がるでしょう。転職を成功させたいなら、自分にとって譲れない条件、将来のキャリアも併せて考えることがポイントです。
まとめ
在宅ワークで高収入を得られる仕事はたくさんあります。未経験から挑戦できる仕事もあるため、今からの挑戦でも遅くありません。ただし高収入を目指すなら、フリーランスでも正社員でもスキルや実績が必要です。
在宅ワーク可能な正社員を目指すなら、空いた時間に学ぶ時間をつくり、コツコツとスキルを身に付けることを心がけるとよいでしょう。またフルリモート可能な正社員を目指すなら「ReWorks」をご活用ください。無料のキャリア相談や有償トレーニングなどのサポートを通して、あなたが最適な道を選ぶ手助けをします。