フルリモートで働く正社員の年収はどのくらい?年収アップのコツも解説

フルリモート勤務かオフィス勤務か選べるようになった現代。毎日職場に通うのか、自宅で仕事するのか、迷っている人もいるのではないでしょうか。リモートワークにはメリットもデメリットも存在するため、一様にどちらがおすすめとは断言できません。

なかには働き方によって年収が変わるのか疑問に思う人もいるでしょう。そこで今回の記事では、フルリモートで働く正社員の年収がどのくらいなのか解説します。併せて、年収アップのコツも解説するので、参考にしてください。

フルリモートで働く正社員の年収はどのくらい?

フルリモートで働く正社員の年収はどのくらい?

まずは、フルリモートで働く正社員の年収がどれくらいなのか、求人情報を参考にしつつ解説します。

 

300〜500万円が多い

フルリモートの正社員求人を見ると、おおよそ年収300〜500万円の仕事が多い印象です。日本人の平均年収が400万円と考えると、これは平均的な年収となります。つまり、フルリモートでも、日本人の平均年収は稼げるわけです。

これをどう捉えるかによって、フルリモートを選択するかどうかも見えてくるのではないでしょうか。もちろん、簡単な作業のみの仕事であれば、年収200万円前後の求人もあります。しかし、専門的なスキルを活かす仕事であれば、年収600万円以上の求人も見つけられます。

正社員の観点から見ると、長期的に働けば年収700〜800万円以上、900万円以上も狙える状況です。つまり、すでに「フルリモート=稼げない」時代ではないのです。むしろ、努力次第ではオフィス勤務の人と同等か、それ以上の給料も稼げます。スキルアップすれば独立も目指せることを考えると、フルリモートはこれからの働き方としても十分な可能性を秘めているでしょう。ただし、年収に関しては採用する企業によって、大幅に変わります。その点は、それぞれの求人を比較検討する必要があります。

 

なかには年収1,000万円を超える求人もある

フルリモート求人のなかには、年収1,000万円を超えるものもあります。誰でもできる仕事の場合、やはり年収は低いのが通例。しかし、専門職としての採用であれば、年収の高い仕事にも従事できます。

企業によっては、経験年数によって年収が決まるところもあり、入社から数年で大幅な報酬アップも見られます。そういった例は稀ではあるものの、努力次第で高額報酬も狙えるでしょう。

ただし、報酬形態も企業によって千差万別。評価方法も同様です。例えばオフィス勤務であれば、仕事に対して向き合う姿勢や苦悩なども加味した人事評価が受けられるでしょう。

しかしフルリモートの場合、どれほど努力しても成果物のみが評価対象となる場合があります。そのためフルリモートで正当な評価を得たいのであれば、制度が整っているかどうかも企業を選ぶ際の判断材料にするとよいでしょう。

フルリモートの年収は職種によっても異なる?

フルリモートの年収は、職種によって変わります。例えば簡単な作業の場合、年収は200万円以下となることもあるでしょう。事務やコールセンターなどは300〜500万円ほどの求人が多い印象です。

WebエンジニアやWebデザイナー、WebマーケターやWebライターなど、専門的なスキルがあれば、さらに高収入を狙うことも可能です。企業からも重宝されるでしょう。このように、フルリモートで稼げる年収は職種によって大幅に異なります。高収入を狙うなら、専門的なスキルを身に付けるのがおすすめです。

フルリモートの正社員として年収を上げる方法

フルリモートの正社員として年収を上げる方法

ここからは、フルリモートの正社員として年収を上げる方法を解説します。

 

働く職種に関連したスキルを身に付ける

フルリモートで年収を上げるには、専門スキルを身に付けるのが近道です。誰でもできる仕事より、専門性の高い仕事のほうが重宝されるのは必然。誰にも真似できない仕事であれば、それが本人の価値となります。結果、年収も上がっていくでしょう。

在宅ワーカーのなかには、一度仕事を依頼されるようになると、スキルアップをやめてしまう人もいます。もちろん現在の年収に満足しているのなら、無理に背伸びして特別なスキルを習得する必要はありません。しかし、大IT時代の現代、求められる仕事も日々変わっていきます。その結果、気づいたときには自分のスキルが通用しなくなっていることもあるのです。

ゆえに、フルリモートの正社員で生きていくのなら、常に新しい技術や知識を身に付けることは必須。フリーランスも同様です。専門資格が必要な仕事であれば、資格の取得によって年収が上がる場合もあるので、常に勉強する姿勢が重要となるでしょう。

 

歩合制を導入している企業に転職する

企業によっては、歩合制を導入しているところもあります。歩合制とは、本人の成果に対して報酬を支払う仕組みです。例えば、フルリモートを実施している企業によく見られるのが、成果物ごとに単価を設定する方法。

あらかじめ「1案件〇〇円」のように決めておき、本人が納品した数によって報酬を支払う歩合制は、努力するほど稼げます。単純計算、1日に5件の仕事をこなすのと10件の仕事をこなすのとでは、報酬が2倍変わります。

歩合制は、本人の努力次第で稼げる金額も大幅に変わるため、モチベーションの維持にもつながるでしょう。自分の仕事がそのまま報酬となるので、やる気もアップしやすいです。ただし、歩合制の場合、怪我や病気で働けなくなると報酬自体も失いかねません。その点は、企業と事前に話し合っておくなど、早めの対策が必要となるでしょう。

 

固定給が高い企業に転職する

固定給が高い企業に転職すれば、年収も必然的に上がります。ただし、これは本人が優秀であるかどうかに左右されます。特別なスキルを持っていて、どの企業も欲しがる人材であれば、年収アップの転職も実現可能。逆に、誰でもできる仕事しかできない場合、転職しようにもうまくいかない場合がほとんどです。

固定給の高い企業は競争率も高く、ライバルも多いでしょう。ライバル差を出せるかで結果も変わります。少なくとも、自分自身を採用する価値を見出せない限り、固定給の高い企業への転職は叶いません。日々のスキルアップを欠かさないようにしましょう。

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まとめ

フルリモートで働く正社員の年収は、平均すると300〜500万円がボリュームゾーンとなっています。しかし、これはあくまでも平均であり、未経験の場合はより低く、専門的なスキルがある場合はより高くなる傾向にあります。

企業によっても年収が変わるので、あまり収入にこだわらず「自分にできること」から探すのがおすすめです。そのなかで成長していけば、いずれ年収アップにもつながるでしょう。ただし、自己研鑽が常に必要なので、その点はフルリモートで稼ぐ決意が重要となってくるのではないでしょうか。