フルリモートワークOKな事務職求人はある?

テレワークや在宅ワークを導入する企業が増えている昨今、「フルリモートワークできる仕事に就きたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。在宅勤務可能な仕事の中で、職種未経験でも挑戦しやすい事務職は、特に人気があります。未経験でもフルリモートワークができる事務職の求人情報の探し方を解説します。

フルリモートのメリットとは? 未経験歓迎の事務職求人の探し方

フルリモートの働き方 

リモートワークは、勤務先へ出社する必要がなく、自宅やサテライトオフィスなどを就業場所にできる働き方です。しかし、「リモートワーク可能」としている求人の中には、「打ち合わせのため週に1回の出社が必要」「研修期間はオフィスへ出勤」などの条件を課しているケースもあります。

「『フル』リモートワーク」と呼ばれるものは、「完全」を意味する「フル」という言葉の通り、1度もオフィスへ出社する必要がない働き方です。「リモートワーク」との違いは出社する必要があるかどうかで、自宅を就業場所とする場合には「完全在宅勤務」と称されることもあります。

未経験でも事務仕事はできる?

フルリモートワークが可能な仕事は、未経験でも挑戦できるのか気になるところですね。エンジニアやデザイナーなどの専門性の高い職種は、未経験だと応募できない場合がありますが、事務職は未経験でも挑戦しやすい職種です。「経験やスキルがないけれど、フルリモートワークを始めたい」と考えている人でも応募可能な事務の仕事は、リモートワーク求人の中でも特に人気があります。

事務の仕事にはいくつかの分野があり、経理事務や貿易事務など専門的な知識が必要な職種もあります。しかし、特別な資格が必要ない求人も少なくありません。未経験、資格なし、ブランクあり、など経歴に不安があっても、応募可能なフルリモートの事務の仕事を見つけることができるでしょう。

ただし、未経験歓迎としている事務の仕事は人気が高く、「高時給」「機材貸与あり」「福利厚生が充実」など、良い条件がそろっている求人はさらに倍率が高くなります。多くのライバルの中から採用を勝ち取るには、未経験でも独学で資格やスキルを身につけておくと有利でしょう。

未経験OK! おすすめの事務仕事5選 

未経験OK! おすすめの事務仕事5選 

未経験でも挑戦しやすい事務の仕事を紹介します。仕事内容と自身の今持っているスキルを照らし合わせ、性格的な向き不向きを加味して仕事選びをしてみましょう。

・一般事務

一般事務の仕事では、データ入力、資料作成、伝票処理、顧客とのやり取りなどを行います。資料作成やデータ入力ではWordやExcelを使用する場合があるので、基本的な操作方法を知っておくとよいでしょう。一般事務は、基本的なパソコンスキルがあれば、資格や経験がなくてもできる業務が多い職種です。

顧客との連絡手段としては、メールや電話、Webミーティングツールなどが使われます。電話をする業務がある場合は、通話時に雑音が入らないよう就業場所の環境に配慮が必要です。

コツコツ作業やルーティンワークが多くなるので、単純作業が得意な人やミスに気づける注意深い人が向いています。

・営業事務

営業事務は、営業担当者のサポートやバックアップが役目です。営業担当者からの指示に沿った資料作成や受発注業務の他、商品の在庫管理なども行います。また、顧客との打ち合わせ日程を調整したり、問い合わせに対応したり、営業活動に関わる業務全般をサポートします。顧客と営業担当者の間に立つため、電話やメールで対応する機会が多く、コミュニケーション能力と臨機応変な対応力が求められます。

営業事務は特別な資格は必要なく、未経験者に丁寧な研修を実施する企業もあります。対人コミュニケーションが苦にならない人なら、誰でも未経験から挑戦できる職種です。

・人事採用アシスタント

企業の人事部は、採用計画に基づいて求人広告を作成したり、選考・面接対応をしたりする人材採用活動の他に、教育研修の実施や労務管理を行う場合もあり、その業務は多岐にわたります。「人事採用アシスタント」は、人事領域の一部である人材採用に関わる業務をサポートします。業務内容は、応募者との面談、資料作成、書類管理、合否連絡などです。

ZoomやMeet inなどのオンラインミーティングシステムが一般的に用いられるようになったことで、人事採用アシスタントがフルリモートで勤務可能になりました。リモートワークの場合、業務内容はある程度固定されており、マニュアル化されていることも多いので、未経験でも安心して仕事に取り組むことができるでしょう。

・経理事務

経理事務は、お金の管理が主な業務であり、給与や経費の計算、請求書や領収書の発行など、入出金に関連する書類作成を行います。出社が必要な経理事務の場合は、切手や手形を切るために金融機関へ出向くことがありますが、フルリモートワークは外出不要なので安心です。企業によっては、リモートワークでも封書の発送や金融機関での手続きなどで外出が必要な場合もあるので、応募時や面接時などに確認しておきましょう。

経理は企業のお金を管理するポジションなので、1円単位で数字をチェックできる正確性や、ミスなく仕事をやりきろうとする責任感が問われるでしょう。経理事務は資格を持っていれば、未経験でも応募できる求人があります。資格を持っていない場合は、先に経理業務の関連資格を取得しておくと、応募条件を満たす求人の数も増えるでしょう。

・秘書

「秘書」は、企業や依頼者個人に対してあらゆる業務のサポートを行います。担当する個人のそばに常に控えているイメージがある秘書ですが、「オンライン秘書」と呼ばれるものならフルリモート勤務が可能です。秘書の業務内容は、スケジュール管理や社内外とのやり取り、資料作成や出張の手配などです。「オンライン秘書」では、一般事務や経理事務と同等の業務を担当する場合もあります。

フルリモートOKとする秘書の求人は、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、成長期を迎えている企業の代表や役員の秘書を募集しているケースが多くあります。経営者のスキルやマインドを学べるので、経営者目線が身につくでしょう。

未経験歓迎としている求人も多く、基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルが身についていれば、資格がなくてもスタートできる仕事です。

採用率アップに役立つ方法

採用率アップに役立つ方法

業種未経験でも、「資格」や「スキル」があれば採用率アップにつながるでしょう。条件の良い求人での採用を目指すために、具体的な方法を紹介します。

・資格を取る

未経験の場合、応募者がその仕事に関してどの程度知識があるのか、客観的に示すことは難しいでしょう。希望職種に関連する資格を取得しておけば、仕事内容について一定の知識を持っていると証明できるので採用率アップが期待できます。事務の仕事に役立つ4つの資格を紹介します。

・日商簿記検定資格

経理関係の求人に応募する際に役立つのが、「日商簿記検定」です。事務の仕事をする人にとってはメジャーな資格で、2級以上を取得しているとどの企業でも重宝されるでしょう。

日商簿記検定の受験資格には年齢や学歴の制限がないので、誰でも挑戦しやすい資格です。初級、3級、2級、1級の中から挑戦する級数を選択できますが、2級以上の合格率は1割~3割程度なので、まず3級から挑戦して級を上げていくことをおすすめします。3級を取得して基礎知識を身につけてから2級に挑戦すれば、知識ゼロから2級に挑戦するよりも簿記に対する理解が深まるでしょう。

フルリモート求人では、「日商簿記検定資格2級以上」と募集条件が付記されている場合があります。求人情報に掲載されている重要な情報を見落とさないように注意しましょう。

・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

「MOS」は、マイクロソフトオフィスのWordやExcelのスキルを証明する資格です。MOSの試験では各ソフトの機能を理解し、使いこなせるかどうかが問われます。

事務ではWordやExcelを使う機会が多く、業務内容によってはExcelのマクロを組むなど、高いスキルを求められる場合があります。MOSを取得していることで、マイクロソフトオフィスの各ソフトをどのくらい使いこなせるのかを客観的にアピールできます。MOSは日本国内のみならず全世界で行われている検定試験なので、MOSを取得していれば世界のどこでも活躍できるスキルを持っている証明になるでしょう。

MOSは採用率アップに役立つ他にも、自身のスキルアップに直結するので、未経験から事務を目指す人に特におすすめです。一般的に利用されるWordやExcelの操作にたけていれば、フルリモートワークで実務を開始しても即戦力として難なく仕事を進められるでしょう。

・ビジネス文書検定

「ビジネス文書検定」は、ビジネスで使われる基本的な文書を作成できるかを問う検定です。ビジネスの現場にふさわしい言葉遣いや言い回し、正しい日本語を扱えるかを証明できるので、社内外でのコミュニケーションや対外的な文書作成の機会が多い人におすすめです。

出題範囲には、分かりやすい文章の書き方や礼儀正しい文章の書き方、文書の取り扱い方が含まれます。ビジネス文書検定を取得すると、適切なコミュニケーション方法が学べるので実務で役立ちますよ。

ビジネス文書検定の受験資格に制限はなく、誰でも挑戦できます。自分の今のビジネススキルを確認する意味でも、一度受験してみるとよいでしょう。

・秘書検定

「秘書検定」は、秘書の業務に必要な知識や技能が問われる検定です。秘書のスキル到達度によって、1級・準1級・2級・3級に分けられています。未経験でも3級や2級から挑戦してステップアップを目指せば、秘書検定1級取得も実現できるでしょう。

秘書業務を行わない人でも秘書検定を受検すると、社会人としてレベルアップできるというメリットがあります。秘書検定は仕事の優先順位の付け方や、臨機応変な対応方法、ビジネスマナーを学ぶ上で参考になるので、事務の仕事を目指すすべての人におすすめです。

フルリモートワークはお互いの顔が見えないので、相手の立場や状況を思いやって行動する必要があります。秘書検定は、細やかな気遣いを身につけるのに役立ちますよ。

・スキルを身につける

フルリモートワークを始めたくても、「自分にフルリモートワークができるのか」と不安に思ってためらう人もいるでしょう。フルリモートワークで事務を行う場合、3つのスキルが身についていれば心配ありません。

フルリモートワークで重要な3つのスキルを紹介します。

・基本的なパソコンスキル

フルリモートワークはオンラインで業務が完結するので、仕事で使うパソコンやIT機器をある程度操作できるとストレスなく仕事ができます。基本的なパソコン操作とは、具体的に以下の3つです。

・タイピングスキル
・メールやビジネスチャットの送受信
・Webファイルやフォルダーの操作

これらの操作をスムーズにできるようにしておくと安心です。また、タイピングは業務スピードに直結するスキルなので、ブラインドタッチができるとなお良いでしょう。タイピングが不安な人は、タイピングソフトやタイピング練習用ゲームなどのサービスを活用すると楽しみながらスキルを習得できます。

基本的なパソコンの操作方法や知識は、独学でも学べる内容です。営業事務や秘書など、オンラインミーティングの機会がある仕事をする場合には、オンラインミーティングツールの操作方法も確認しておくと、いざというときに戸惑わずに済むでしょう。

・基本的なコミュニケーションスキル

フルリモートワークでは、仕事をする相手とのコミュニケーションは、テキストで行うケースが多いでしょう。声色で感情が伝わる電話などと違い、メールやビジネスチャットなどを使った文字だけのコミュニケーションでは、「気持ちが伝わらない・分かりにくい」と感じる場面があるかもしれません。そのため、フルリモートワークでは、意図が正確に伝わるよう注意しながら文章を作成できるスキルが大切になります。

対面で仕事する場合は、「あれ」や「これ」といった指示語だけで意味が通じる場面がありますが、文字だけでは何を指しているのかはっきりせず、再確認する手間が生じます。自分も相手もストレスなく仕事を進められるように、相手の状況や理解度に配慮したコミュニケーションが、フルリモートワークをする上で重要です。

フルリモートワークでは、「報連相(報告・連絡・相談)」を密に行い、簡潔で分かりやすい文章を心がけてコミュニケーションをとりましょう。

・自己管理スキル

フルリモートワークは上司や同僚の目がない場所で仕事を進めるので、仕事の進捗管理やスケジュール管理は自分自身の責任で行います。抱えているタスク量や作業完了までにかかる想定時間を割り出して、計画的に業務を進めることが重要です。計画していた進行よりも遅れると、自身の評価やプロジェクト全体の進捗に悪影響を与えかねません。

フルリモートで働く場合に大切なのは、予定に余裕を持っておくことです。仕事が一つのトラブルなくも順調に進む想定でいると、突発的な依頼に対応したり、ミスのリカバリーに時間を費やしたりして予定が遅れた際に、取り戻すことが難しくなってしまうでしょう。業務時間内に確実に業務を終えられるようにするには、ある程度スケジュールに余白を作っておくことをおすすめします。

無理な納期と感じたりタスクが過剰になっていたりしたら、1人で抱え込まず、期日の再調整や業務の再振り分けを上司に相談しましょう。

フルリモートワークのメリット

フルリモートワークのメリット

リモートワークを始めると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。4つのメリットを解説します。

・プライベートの時間を確保できる

フルリモートワークは出勤時間がなくなる分、プライベートの時間を確保できます。例えば、通勤のために片道1時間、満員電車に乗っている人なら、往復2時間を通勤時間として消費しています。満員電車での長時間移動は身体的疲労が大きく、精神的ストレスも少なくありません。フルリモートワークであれば、通勤時間としていた2時間を、子どもと遊ぶ時間や趣味の時間、スキルアップのための勉強の時間にできるのです。

また、自身で仕事量をコントロールできるので残業時間が発生しにくく、週当たりの業務日数や時短勤務なども選べます。プライベートが充実すると仕事への意欲も高まり、ワークライフバランスが実現できるでしょう。仕事とプライベートを両立させやすい点は、フルリモートワークの大きなメリットです。

・業務効率が上がる

フルリモートワークは、自分で就業場所を選べます。オンラインミーティングの機会が多く静かな環境で仕事したい人は自宅、人の気配がある方が集中できる人ならコワーキングスペースで働くなど、自分の性格や仕事内容に合う最適な環境で仕事ができるので、業務効率アップが期待できます。

オフィスなどで仕事をする場合は、同僚から声をかけられたタイミングで作業が中断してしまうことがあります。フルリモートワークならチャットでやり取りするので、新着メッセージの通知が来ても自分のタイミングで通知内容を確認できます。集中力を切らさずに仕事に取り組みやすくなるのが、フルリモートワークのメリットです。

・誰でもスタートできる

フルリモートワークは就業場所に縛りがないので、東京都や神奈川県など首都圏にある企業に、地方にいながら勤められます。たとえ家庭の事情で転居しても、転職せずに働き続けられるでしょう。家庭や個人の事情、企業の所在地に左右されず、誰でも好きな仕事を始められる点はフルリモートワークの大きなメリットです。

パソコンとインターネット環境さえあれば、未経験でもフルリモートワーカーとして事務仕事ができるため、仕事を始めるまでのハードルが低く新しいキャリアを歩みやすいでしょう。未経験職種に挑戦するときは、「自分にできるだろうか」と不安を抱きやすいものです。まずは、希望条件に合う求人に積極的に応募することから始めてみましょう。

・コツコツ作業に集中できる

単純作業を繰り返してコツコツと進めていく仕事ほど、集中力を切らさずに一気に終わらせてしまいたいですよね。事務の仕事には、ルーティンワークやマニュアル化された業務など、単純作業も多くあります。オフィスに出社していると、周囲の会話や上司の呼び出し、電話などで集中が途切れ、どこまで作業を進めたか分からなくなってしまうことも少なくありません。

自宅や個室のレンタルオフィスなどを就業場所に選べるフルリモートワークなら、静かな環境で集中して仕事を進められます。

フルリモート可能な仕事の探し方

フルリモートワークの探し方は、「求人サイト」「転職エージェント」「スカウトサービス」の3つのパターンに分けられます。それぞれの特徴を知って、効率的に使い分けましょう。

・求人サイトを利用する

求人サイトを利用するメリットは、サイトへの利用登録から求人への応募までがスピーディで、気軽に利用できることです。また、多くの企業の求人情報をまとめているので、数ある求人情報から自分の希望条件に合う求人を見つけやすいのも利点です。

まずは求人サイトに無料登録して、どんな内容の求人が掲載されているか確認しましょう。求人一覧から自分に適した求人を探すのは時間がかかるので、検索条件を設定して希望に合う求人に絞り込むことが大切です。

大手求人サイトを始めさまざまなサイトがあるので、希望条件に合う求人があるかどうかに着目して利用するサイトを決めるとよいでしょう。

・転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが転職のサポートやアドバイスをしてくれるサービスのことです。働き手は無料で利用できる場合が多いので、料金の心配をせずにプロに相談できる点がメリットです。

転職エージェントは、個人の経歴やスキル、向いている職種などを踏まえ最適な仕事を紹介してくれます。未経験の事務仕事に挑戦する際にも、適正を判断してくれるので不安なく転職活動ができるでしょう。

また、未経験の業界や職種に挑戦する際は、面接時に業界知識や専門知識を問われて困惑することもあるでしょう。転職エージェントを利用すると、面接のアドバイスや履歴書や職務経歴書の添削をしてくれるので、対策を講じやすくなります。。

・スカウトを待つ

フルリモートワークの探し方として、働き手が企業に応募するのではなく、企業が働き手をスカウトするのを待つ方法もあります。スカウトサービスのある求人サイトなどに個人の履歴書や職務経歴書、スキルや資格を登録しておいて、企業の採用担当者からの連絡を待つ方法です。スカウトシステムは、企業が求める人材像と働き手の人物像がマッチする度合が高いので、スムーズに採用へと至る可能性が高まります。

ただし、履歴書や職務経歴書を登録したからといって、すぐにスカウトメールが届くとは限りません。特に未経験の場合は、スカウトされる可能性は低くなるでしょう。スカウトを待ちながら、求人サイトから応募するなど、複数のサービスを活用することで効率的に就職活動を進めましょう。

仕事探しに役立つおすすめサイト

仕事探しに役立つおすすめサイト

多種多様な求人情報の中から自分に適したフルリモートワーク求人を探すためには、リモートワーク求人が多く掲載されているサイトを活用すると効率的です。未経験でも応募できる、フルリモートの事務職求人探しに適したサイトを紹介します。

・事務職特化型サイト

・タスカル

「タスカル」は、秘書・経理・総務バックオフィスなど、事務業務全般に対応するオンラインアシスタントをクライアント企業へ派遣するサービスです。働き手一人ひとりの得意を活かせるように、多岐にわたる事務業務の中から適した仕事を割り振ってくれます。

未経験でもチャレンジしたい業務があれば、積極的に手を挙げることができる環境なので、スキルアップやキャリアアップも望めますよ。登録しているオンラインアシスタントの8割以上がフルリモートワーカーなので、リモートワークが初めてという人でも先輩スタッフに相談しながらリモートワークでの働き方に慣れていけるでしょう。

・フジ子さん

「フジ子さん」はオンラインアシスタントサービスとして、事務業務全般を担うアシスタントチームをクライアント企業へ派遣しています。オンラインアシスタントに登録すると、スキルや経験に合わせた仕事内容を割り振られます。割り振られたクライアントを1人で担当するのではなく、チーム単位で取り組むため、急なお休みが必要となってもチーム内のアシスタントスタッフがサポートしてくれる体制です。

活躍や習得したスキルによっては、フジ子さんを運営するフジア株式会社の社員登用制度を利用して正社員になれる可能性もあります。また、習熟の度合いなどによってアシスタントスタッフのチームディレクションを任される場合もあり、頑張りがしっかりと評価されます。

・リモートワーク特化型サイト

・ReWorks(リワークス)

「ReWorks(リワークス)」は、転職支援サービスです。フルリモート求人に特化しているので、一度もオフィスへ出社しないで働きたいという人は、まずReWorksに登録してみましょう。掲載されているすべての求人がフルリモートなので、出社する必要があるか逐一確認せずに済みます。

「未経験者歓迎」という条件にチェックを入れて検索すれば、未経験でも気軽に応募できる求人情報が確認できます。その他にも、「ブランクOK」「主婦が活躍中」などの条件で絞り込みを行えるので、希望に沿った求人に出会えるでしょう。

ReWorksでの事務(人事・総務・経理・広報)のお仕事探しはこちら

まとめ

「地方にいてなかなか仕事がない」「外へ出て働くことが難しい」といった人にとって、フルリモートワークはメリットの多い魅力的な働き方です。フルリモート可能な事務の仕事は、特別な資格やスキルは求められないケースが多いので、未経験でも挑戦しやすい職種といえるでしょう。クラウド型システムの普及で事務の仕事がオンラインで完結できるようになり、事務職のフルリモート求人は増えています。

基本的なパソコンスキルとインターネット環境さえあれば、誰でもフルリモートで事務の仕事を始められます。未経験でもまずは求人サイトに登録して、気になる求人に応募してみましょう。