全国どこでも完全在宅でOK! フルリモート求人の探し方

コロナ禍の影響でリモートワークや完全在宅ワークという言葉を聞く機会が増え、将来の働き方を考え直した人も多いのではないでしょうか。特に出社の必要がないフルリモートワークなら、全国どこからでも好きな仕事に就けます。フルリモート求人の探し方と、その魅力を解説します。

完全在宅で働きたい人必見! 全国どこでも働けるフルリモートワークの魅力と探し方

フルリモートワークとは 

通常のリモートワークでは、ミーティングのため週1回程度の出社が義務付けられていたり、研修期間だけ出社したりするケースがあります。一方、フルリモートワークは一度もオフィスに顔を出す必要がありません。

フルリモートワークを採用している企業の中には、オフィスを持たない企業も存在します。フルリモートワーク求人は、ミーティングも含めたすべての業務がオンラインで完結するのが特徴です。

多くのフルリモートワークでは、就業場所は制限されていません。自宅やコワーキングスペース、カフェ、レンタルスペースなど、自由に作業する場所を選択できます。さらに、出社の必要がないフルリモートワークなら、地方にいながら東京都や神奈川県など首都圏にある企業に勤められます。

リモートワークの普及率

リモートワークの普及の背景には、新型コロナウイルスの流行による移動の自粛や、働き方改革の推進があります。2021年11月1日に内閣府の政策統括官から「第4回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」が発表されました。

調査によると、2019年12月の日本国内のリモートワーク普及率は10.3%でしたが、2021年9月~10月の調査では32.2%まで上昇しています。リモートワーク普及率は全国的に高まっていますが、首都圏・名古屋圏・大阪圏などの大都市圏と地方圏との普及率には差があるのが現状です。(首都圏:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県/名古屋圏:愛知県・岐阜県・三重県/大阪圏:大阪府・兵庫県・京都府・奈良県/地方圏:その他の道県)

2019年12月時点での普及率を地域別に見てみると、東京23区では17.8%なのに対し、地方圏では8.1%と半分以下でした。多くの企業がリモートワークの導入を進めた2021年9月~10月の調査でも、東京23区のリモートワーク普及率は55.2%まで上昇したのに対して、地方圏の普及率はその半分ほどの23.5%でした。

また、企業規模が大きいほどリモートワークの導入率が高い傾向にあります。完全在宅で仕事ができるフルリモートワークが可能な企業も、従業員1000人以上の大企業が積極的に導入しているとわかりました。全国どこでも働けるフルリモートワーク求人を探すなら、リモートワーク導入率が高い首都圏にある大企業から探すのも一つの手段です。

もちろん、フルリモートワーク求人は、所在地や企業規模にかかわらず募集されています。特に、スタートアップ企業やベンチャー企業でフルリモートワークを導入している企業は多くあります。「観光で行ったことがある」「応援したい」「地方創生ビジョンに共感できる」といった動機で、北海道や宮城県、栃木県、福岡県などの企業を選んだり、好きな仕事ができたりするのがフルリモートワークのメリットです。

リモートワーク普及率は今後も高まり、フルリモートワーク求人数も増加すると予想されます。ぜひ自分に合ったフルリモートワーク求人を見つけて、好きなことを仕事にしてみましょう。

雇用形態・契約形態の違い 

リモートワークを始めるときに気になるのが、「どのような働き方になるのか」ですよね。フルリモートワーク求人で多いのは、「業務委託」という契約形態です。さまざまな雇用形態や契約形態を解説します。

・正社員

正社員は、「週5日・1日8時間勤務」をするフルタイム勤務が多い雇用形態です。企業と無期限の雇用関係を結び、月給制で給与が支払われることがほとんどでしょう。雇用関係を結ぶことで、社員は「労働者」、企業は「使用者」または「雇用主」になり、労働者は雇用主の指示下で業務を遂行します。

正社員は企業が定めたルールに従い、勤務時間や休日、給与や待遇、福利厚生などが細かく決められています。安定した収入を得られる点と福利厚生を利用できる点がメリットですが、希望していない転勤や他部署への異動がありえる点はデメリットです。

正社員のフルリモート求人は数が少なく見つけにくいので、リモートワークに特化した求人サイトなどを活用しましょう。

・アルバイト・パートタイム

アルバイトやパートは、正社員と同じく企業と雇用関係を結びます。正社員との違いは、短時間労働がしやすいことと、雇用期間に定めがあることです。一般的に、アルバイトは学生のイメージが強く、パートは主婦のイメージが強いものですが、法律上の明確な違いはありません。どちらも「パートタイム労働者」に区分されます。

パートタイム労働者は、雇用関係を結んだ企業の福利厚生を利用できる場合があるのが利点です。しかし、「週に20時間以上就業している場合のみ利用可」など、制限されているケースがあるので注意しましょう。

・業務委託

業務委託は、フリーランスや個人事業主と呼ばれる働き方で、企業や個人を含むクライアントと働き手が「業務委託契約」を交わす契約形態です。雇用される正社員やアルバイト・パートなどは、企業の指示に原則従う必要がありますが、業務委託の場合、クライアントと働き手の立場は対等です。

業務の進め方やスケジュール設定、休日など、働き手側で決められる要素が多いので、自分のペースで仕事を進められます。業務委託のフルリモート求人は数が多く、業種・職種も多様にあるので、興味のある求人情報を探しやすいでしょう。

自由度が高い反面、安定した収入が得にくい点はデメリットです。正社員であれば月給や年に1~2回の賞与がありますが、業務委託の場合は業務を請け負わなければ収入が減ってしまいます。継続して契約できる案件を見つけたり、効率的に進めたりできれば、頑張りに応じて安定性と年収がアップするでしょう。

フルリモート求人の選考の流れ

全国どこからでも就業可能なフルリモート求人は、応募する段階から採用・依頼決定までもWeb上で完結する企業がほとんどです。業務開始までの流れは、企業や業務内容によってさまざまですが、一般的には以下の4パターンに分けられます。

・スタッフ登録後、本人確認書類や秘密保持誓約書など、各種書類を提出するだけで業務開始
・書類選考とオンラインテストやトライアルで選考(面接なし)
・書類選考とオンライン面談(テストやトライアルなし)
・書類選考とオンラインテストやトライアルを行い、通過後にオンライン面談で選考

クラウドソーシングサイトなどを通して請け負う単発案件の場合は、サイトでプロフィールを登録して、気になる案件に応募するだけで業務をスタートできるものも多くあります。書類提出のみでスタートできるのは、データ入力業務など専門知識の必要がない業務が主でしょう。

ライティングや経理など、ある程度の経験や知識が求められる場合は、依頼前にトライアルが実施されたり、ライティングテストが課せられたりします。選考手順が多いと受注に至れないのではないかと心配になるかもしれませんが、トライアルやライティングテストには、働き手側も実務のイメージを持ちやすくなるというメリットがあるので、臆さず挑戦してみましょう。

リモートワークでも、必要に応じて企業の人事担当者などとオンライン面接が行われる場合があります。面接で聞かれることは、志望動機や自身の経歴など、一般的な就職活動や転職活動と変わりありません。スムーズに面接を開始できるように、ZoomやMeet inなどのオンラインミーティングツールの操作に慣れておくと安心ですよ。

フルリモート求人は、「未経験歓迎」としている求人も多くあります。未経験者には丁寧な研修を実施している企業もあるので、未経験の仕事が気になる場合は面接時などに担当者に研修の有無を確認しましょう。

おすすめのフルリモートワーク

おすすめのフルリモートワーク

挑戦しやすいフルリモートワークの職種とその仕事内容を8つ紹介します。「未経験OK」と「スキルを活かして高収入」の2タイプがあるので、自分に合ったものをチェックしてみましょう。

 

・未経験OK! 挑戦しやすいフルリモートワーク

・データ入力

「データ入力」は、企業から指定されるシステムを使い、必要な情報を指定のフォーマットに入力する仕事です。例えば、画像内の手書き文字をタイピングしてWordファイルにまとめたり、企業の問い合わせ先情報をリサーチしてGoogleスプレッドシートにまとめたりします。

データ入力はタイピングさえできれば、経験や経歴は問われない場合が多く、誰でも挑戦できます。始めやすいフルリモートワークとして人気のデータ入力業務ですが、単価が低く設定されていることも多いので、思ったより収入が得られないかもしれません。

データ入力は、コツコツ作業をするのが苦にならない人や、収入額よりもスキマ時間を活かすことを優先している人に向いています。収入も重視したい人は、まずはデータ入力業務でフルリモートワークの経験と実績を積んで、スキルアップやキャリアアップを目指すとよいでしょう。

・テレフォンアポインター

テレフォンアポインター(テレアポ)は、企業に代わって指示された企業や一般家庭へ電話をかける仕事です。電話を通して企業のサービスや商品を紹介し、企業の営業担当者と架電先担当者やお客様とのアポイントを取ります。

テレフォンアポインターの案件では、業務に使用する携帯電話が支給・貸与されるケースや、架電用のオンラインシステムを利用してパソコンから通話をするケースがあります。企業の商品やサービスを紹介する際の台本が用意されているので、未経験者でも不安なく始められるでしょう。時間単価制の案件と架電1件ごとに報酬が設定され、アポイントが取れた場合はインセンティブ報酬が上乗せされる案件があります。インセンティブ設定がある案件なら、モチベーションを保ちやすいのがメリットですね。

テレアポ業務は人との会話が苦ではなく明るく対応できる人や、台本にない事態が起きても冷静に対応できる人に向いています。

・Webライター

クライアントの要望に添って、Webサイトに掲載する記事を書くのが「Webライター」です。ライティング業務が未経験でも挑戦しやすい仕事で、クラウドソーシングサイトや求人サイトで応募されているほか、ライター専門の登録制サイトも複数あります。

ライターの仕事は掲載するメディアによって文字数に差があり、少なければ100文字程度から、多いと1万文字以上を求められる案件もあります。未経験からスタートする場合は、まずは短文の仕事に挑戦してみるとよいでしょう。報酬体系は、1文字あたりの単価が設定されているケースと、1記事あたりの報酬額が設定されているケースとがあります。

Webライターの執筆ジャンルは多岐にわたり、専門性の高いジャンルほど単価が高い傾向があるので、資格や経験を活かせば高収入も目指せます。指定されたおすすめ商品の紹介や、美容・健康・レシピなど、専門性の低いジャンルなら未経験でも気軽に始められるでしょう。

Webライティングは、文章作成が好きな人やリサーチが得意な人に向いている仕事です。

・ライバー

「ライバー」は、ライブ配信を行って収入を得ます。未経験でも始めやすいフルリモートワークで、ライバー専門の事務所に所属してライバーとして活動する方法と、どこにも所属せずフリーで活動する方法があります。

ライブ配信の内容は、歌や筋トレ、ダンス、雑談など自由です。ライバー事務所に所属すると、時給制で報酬が得られる場合が多く、「投げ銭」という視聴者からの追加報酬も見込めます。ただ、ライブ配信するタイミングや内容が決められているなど、制限もあるので注意しましょう。

未経験でもライバーとして人気を集めれば高収入が期待できる仕事です。エンターテインメントが好きな人や、人を楽しませたいと思う人に向いています。

・高収入が期待できる! 経験者向けフルリモートワーク

・オンラインアシスタントスタッフ

「オンラインアシスタント」は、企業が必要とする雑務をオンラインで行います。業務内容は多種多様で、秘書や経理、人事労務、一般事務などです。スキルや経験を活かして働ける上、興味があれば経験のない業務に挑戦することもできます。チームで業務を進める体制であればスタッフ同士でフォローし合えるので、子どもの体調不良などによる急なお休みも取りやすい点がメリットです。

オンラインアシスタントスタッフの仕事は事務作業が多いため、ExcelやWord、PowerPointの基本操作ができることや、初めて使うシステムやツールに抵抗がないことが求められます。さらに、社内外とのやりとりが発生するため、社会人経験があると必要なビジネスマナーが身についているので、業務がスムーズに行えるでしょう。

・翻訳

「翻訳」は文章や音声データをもとに、外国語から日本語に、または日本語から外国語に訳す仕事です。文章や音声データのやりとりがオンラインで行えるので、フルリモートワークしやすい仕事だといえます。

翻訳する外国語は、英語をはじめ中国語やタイ語など、さまざまな案件があります。語学力や表現力を求められる仕事なので難易度は高い傾向にありますが、仕事を請け負うほど翻訳家としての実績を積めるでしょう。

翻訳する内容は一般的なものから専門的なものまで幅広く、IT関連や医療関連などの専門知識が必要な業務もあります。

・プログラマー/デザイナー

IT系スキルや経験があれば、「プログラマー」や「デザイナー」としてフルリモートワークを始めるのがおすすめです。IT関連の仕事は需要が高いので、実務経験がなくてもスキルさえあれば挑戦しやすくなっています。

プログラミングやWebデザインを学べるオンラインスクールもあるので、知識やスキルのない人は、スクールで基礎を身につけてから挑戦すると採用されやすくなるでしょう。

フルリモートワークの魅力

フルリモートワークの魅力

フルリモートワークにはさまざまなメリットがあります。特に注目されているフルリモートワークの魅力を3つ紹介します。

・全国どこでも働ける

フルリモートワークは日本全国どこにいても就業できるので、地方にいる人でも首都圏の企業で働くことができます。インターネット環境さえあればフルリモートワークが可能なので、地方でのんびりとした暮らしを楽しみながら就業する人も増えています。

出社が全く必要ないフルリモートワークなら、海外在住でも日本企業に勤められます。働く場所にとらわれず、自分の好きな場所を就業場所にできるのがフルリモートワークの魅力です。

全国どこでも働けるので、通勤時間もなくなります。徒歩数十分、電車で数十分かけていた通勤時間がなくなる分、プライベートの時間が増えるのもメリットでしょう。

・好きな時間に働ける

フルリモートワークでは、就業時間が制限されていない求人も多くあります。オンラインミーティングは、参加者の都合に合わせる必要があるため、「平日日中に行う」としている場合がありますが、データ入力など、1人で進められる業務であれば、自分に都合の良い時間に働くことができます。

好きな時間に働けるフルリモートワークは、子どものお迎えや家族の介護など、家庭の事情があって作業の手を止めるタイミングが多い人でも、同僚や上司に気兼ねなく働けます。子どもが寝静まった夜に仕事を進めたり、家事や育児などのスキマ時間に仕事を進めたり、自分の生活リズムに合わせた働き方ができる点が魅力です。

・キャリアを諦めなくてよい

フルリモートワークは、働く意思がある人なら誰でも簡単にスタートできます。育児や介護、持病や家族の転勤などを理由に、「働きたくても外に働きに出られない人」「継続して同じ土地にいられるかわからない人」に、フルリモートワークはおすすめです。

フルリモートワークは「短時間OK」「勤務時間の相談可」とする求人も多いので、プライベートとのバランスを考慮しながら就業時間の調整が可能です。また、「ブランクOK」の求人もあるので、出産・子育てや留学などを理由に一定期間仕事から離れていた人でも、経験や資格を活かして活躍することができるでしょう。私生活を尊重しながらも、キャリアアップができるのはフルリモートワークの魅力です。

フルリモートワークの困りごと 

場所や時間の縛りがなく自由度の高いフルリモートワークですが、デメリットもあります。フルリモートワークで注意しておきたい3つの困りごとを紹介します。

・環境によっては集中できない

フルリモートワークは上司や同僚の目がない分、集中しにくくなるので自分に合った就業場所を選ぶことが大切です。周囲の雑音があった方が集中できる人や、静かな環境の方が集中できる人がいるように、人によって集中できる環境は異なります。自分のタイプを分析して、集中しやすい環境を整えましょう。

自宅で働くなら、目に入るところにテレビや趣味のものを置かないようにすると気が散らなくなりますよ。さらに、オンラインミーティングやテレアポ業務をする場合は、周囲の雑音が入らないよう配慮が必要です。

・孤独感がある

フルリモートワークはオンライン上ですべての業務が完結するので、人と直接関わる機会はほとんどありません。出社して働く場合には、ふとしたタイミングで雑談をしたり、一緒にランチに出掛けたりできますが、フルリモートワークではそうしたコミュニケーションがなく孤独感を抱きやすくなります。一日中1人で作業すると気がめいってしまう人は、人が集まるコワーキングスペースで働いたり、チームで仕事を進めるられるオンラインアシスタント業務を始めたりするとよいでしょう。

フルリモートワークは孤独を感じやすいといっても、人との関わりが全くないわけではありません。オンラインチャットツールなどを使ってコミュニケーションを取るので、周囲の人と適度な距離感を保って仕事に取り組めます。

・オンとオフの切り替えがしにくい

フルリモートワークで気をつけたいのが、オンとオフの切り替えです。自宅を就業場所とする場合は特に注意が必要で、集中して仕事に取り組むあまり規定の就業時間を超えて働きすぎたり、休憩時間についテレビに夢中になって休みすぎたりするリスクがあります。

出社する場合、退社した時点で仕事モードからプライベートモードへ切り替えられます。一方フルリモートワークは、どこでも仕事ができるので仕事とプライベートの境界線があいまいになります。

仕事もプライベートも楽しむためにも、それぞれの時間を明確に分けてメリハリをつけるとよいでしょう。携帯のアラーム機能を使って、「9時から10時まではメールチェック、10時からは家事」など、1日のスケジュールを決めておくとメリハリをつけられますよ。

 

もしかして詐欺? 怪しいと思ったときは

もしかして詐欺? 怪しいと思ったときのチェックポイント 

フルリモートワークは人気のある働き方で、求人数も増えています。しかし、フルリモートワーク求人の中には、「個人情報を不正利用するため」「金銭の要求目的」「法的にグレーな仕事の依頼」といった悪質な求人もあるので注意しましょう。

「この求人は怪しい気がする」と思ったときに役立つ、安全な求人か見極めるためのチェックポイントを解説します。

・注意喚起された事例

消費者庁から2018年2月19日に発表された、「在宅ワークを希望する消費者にホームページ作成料などの名目で多額の金銭を支払わせる在宅ワーク事業者2社に関する注意喚起」から、実際にあった悪質なリモートワーク求人の例を紹介します。

悪質な事業者2社は、Webサイト上で「手軽に在宅・副業!誰でもすぐに収入UP!」「初心者大歓迎!年齢、性別も不問です!特別なスキルも一切不要!」などとうたって働き手を募集していました。事業者は応募者に簡単な文章作成を依頼し、成果物を高く評価して「フルリモートでも簡単に稼げる」と思い込ませます。その後、ホームページの作成費用として、初期費用50万円を請求していました。

フルリモートワーク求人は、業務開始前に多額の支払いが発生しないものがほとんどです。「研修費、教材費、機材費として業務開始前に支払いが必要」とする求人への応募は避けましょう。

また、正式な契約を結ぶ前に個人情報を開示することも避けると安心です。特に、免許証など顔写真付きの身分証明書の提示を求められた場合は、悪質な求人である可能性を疑いましょう。

もし、困ったことや相談したいことがあれば、消費者ホットライン(電話番号118)に連絡してみましょう。悪質な求人を避けるため、安全な求人サイトを通して求人を探すことが大切です。

・怪しい求人を見極めるためのチェックポイント

「もしかしたら詐欺かもしれない」と思う求人を見つけたら、応募する前に安全な求人かどうか確認しましょう。悪質求人を見極めるための4つのチェックポイントを解説します。

・求人が掲載されているサイトの運営会社を確認

フルリモート求人を探す場合、クラウドソーシングサイトや求人情報サイトなどを経由する人が多いでしょう。健全な運営を目指す求人情報サイトでは、求人を掲載する前に、「悪質な求人ではないか」「信頼できるクライアントか」などをチェックしてから、問題ない求人情報のみを掲載しています。

例えば、クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」を運営している株式会社クラウドワークスは、詐欺案件撲滅のために求人掲載前は運営による掲載内容のチェックを実施しています。求人が掲載されているサイトが信頼できる企業によって運営されているか、チェック体制はどうなっているかを確認することで、安心してサイトを利用できるでしょう。

・業務内容の詳細を確認

気になるフルリモートワーク求人を見つけたら、仕事内容の詳細を確認しましょう。企業は採用後にミスマッチがないように、できる限り詳細に業務内容を掲載するものです。「自社メディアに掲載する人事向けコラムの執筆」や「日々の売上管理のために行うExcelを使ったデータ入力業務」など、業務内容が具体的にイメージできる情報があるかどうか確認しましょう。

「1日5分クリックするだけで月収30万円」など、業務内容が明らかにされていない求人は悪質である可能性が高いので注意が必要です。ただし、開示できる情報の範囲は企業や職種によって異なるので、「業務内容がイメージできないから悪質な求人だ」とは限りません。他のチェックポイントとあわせて総合的に判断しましょう。

・業務開始前に費用が発生するか確認

フルリモートワークを始める前に、研修費や教材費として金銭の支払いを求められる案件は避けましょう。本当に費用の支払いが必要な場合には、業務委託契約や雇用契約を結んだ後に購入すると伝えることをおすすめします。健全な企業であれば、契約後の購入を拒まれることはないはずです。

・身近な人の意見を聞く

怪しい求人ほど、好条件で稼ぎやすく魅力的だとアピールしています。自分1人で求人を探していると「怪しいけど応募してみようか」と迷いが生じるかもしれません。怪しいかどうかに限らず、応募する求人について家族や友人に相談すると、客観的な意見をもらえるでしょう。

応募するか決めかねている求人に、家族から「やめた方がいい」と言われれば、踏ん切りがつくこともあります。

フルリモート可能な仕事探しのコツ 

安心安全で、自分に合ったフルリモートワーク求人を探す3つのコツを紹介します。フルリモートの働き方に興味のある人は、この3つのコツを実践して、積極的に動いてみましょう。

・コツ1:条件を明確にする

フルリモートワークを始める際に、自分が絶対に譲れない絶対条件と、あったらうれしい希望条件を明確にしておきましょう。例えば、「子どもの迎えのため平日は15時に退勤したい」という絶対条件や、「社員登用制度あり」「ブランクOK」などの希望条件が考えられます。

フルリモートワーク求人は多種多様にあるので、やみくもに探していては自分に合った求人との出会いが遠ざかってしまいます。条件を指定して求人を検索することで、自分のライフスタイルやキャリアプランにぴったりの求人が見つかりやすくなりますよ。

・コツ2:企業の口コミをチェック

気になるフルリモート求人を見つけたら、募集元の企業情報をチェックしましょう。企業名でインターネット検索して企業のホームページを確認すれば、その企業の規模や事業内容がわかります。

「企業名+口コミ」や「企業名+仕事してみた」などの複合キーワードで検索すると、実際にその企業で働いていた人の「生の声」に触れることもできるでしょう。応募しようとしている企業が信頼できるのか、見極めることが大切です。

・コツ3:積極的に応募する

フルリモートワークの求人数は増えていますが、待遇の良い求人は人気が高く応募者数も多い傾向にあります。採用されるには魅力的なプロフィールの設定や応募文面の工夫はもちろん、積極的に応募することが重要です。

応募する数が多いほど、トライアルや採用面談に進む案件数も増えます。複数社の選考を同時進行することで、企業ごとの対応や待遇の違いも明確にできます。企業の特色を知ると、より自分自身にぴったりな求人を見つける検討材料になるでしょう。

個人情報を盗んだり、金銭をだまし取ったりすることを目的とした、悪質な求人に応募しないよう注意は必要ですが、気になる求人には積極的に応募してみることをおすすめします。

フルリモート求人を探す方法

いざ「フルリモートワークを始めよう」と思っても、どこに求人情報が載っているのかわからず戸惑うかもしれません。フルリモートワーク求人を探す方法には次の4つがあります。

・クラウドソーシングサイト
・転職エージェント
・求人情報検索サイト
・職種特化型サービス

それぞれの特徴を知り、自分の目指す職業にたどり着きやすいサービスを検討したり、サービスを併用したりしてみましょう。

・クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、クライアントと働き手がオンラインでつながって、仕事が受発注できる仕組みを提供するサイトです。クラウドワークスやランサーズなどが代表的で、サイトに利用者登録をするだけで利用開始できる手軽さが魅力です。

クラウドソーシングサイトに掲載される求人情報の多くはフルリモート求人です。単発案件も数多くあるので、好きなタイミングで好きなだけ仕事を受注できます。

フルリモートワークが初めてという人は、まずクラウドソーシングサイトで単発案件を受注してみるとリモートワークの進め方をつかみやすいでしょう。

・転職エージェント

フルリモートワーク可能な仕事に転職したい場合には、転職エージェントに相談するという方法もあります。転職エージェントは、適職診断や働き手へのヒアリングを通して一人ひとりに合った仕事を紹介してくれたり、面接や履歴書の添削指導を行ったりしてくれます。

転職のプロに相談しながら求人を選べるので、希望条件と合致する求人情報に出会いやすくなります。求人サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえる可能性もあるので、転職を考えている人は相談してみるとよいでしょう。

・求人情報検索サイト

数々の求人情報をまとめたサイトを利用すれば、利用者登録をするだけで気軽に求人情報を確認できます。リモートワークに特化したサイトや、在宅求人を絞り込み検索できるサイトなどがあります。フルリモートワーク求人が見つかりやすいつくりになっているサイトを利用しましょう。

サイトの絞り込み検索機能を利用すれば、「未経験歓迎」「ブランクOK」「扶養内勤務可」など、細かな条件に合う求人を効率的に見つけられます。さまざまな企業の求人が掲載されているので、比較検討もしやすいでしょう。

・職種特化型サービスに登録する

挑戦したい業務内容に特化してサービスを提供している企業の登録会員になれば、興味のある業務に絞ってフルリモートワークをスタートできます。例えば、オンラインアシスタントスタッフを募集している「フジ子さん」や、翻訳専門スタッフを募集している「Gengo」などがあります。翻訳などは専門的なスキルが必要ですが、オンラインアシスタントは未経験でも登録可能です。サービス提供企業では、スキル測定や研修制度が充実していることも多いので、未経験からでもステップアップしやすい点が魅力です。

フルリモート求人が見つからない場合の対処法

フルリモートワークを始めようと求人を探し始めても、「希望条件に合う求人が見つからない」「求人に応募しても採用されない」といった悩みが生まれることもあるでしょう。なかなかフルリモートワークがスタートできない場合の対処法を紹介します。

・プロフィール/ポートフォリオを作り込む

積極的に求人へ応募しているのに書類選考で不採用となるなら、クライアント側から見てプロフィールが魅力的でないのかもしれません。クラウドソーシングサイトや求人検索サイトなどは、働き手が経歴や経験、自己紹介などのプロフィールを登録できます。企業は応募者のプロフィールも含めて確認し書類選考を行うので、企業の採用担当者が見たときに魅力的な内容になっているかどうか確認しましょう。

また、ライターや動画編集、デザイナーなど、スキルや実績が求められる業務に応募する場合は、ポートフォリオを作成すると採用率・依頼決定率アップが期待できますよ。ここでいうポートフォリオ(Portfolio)とは「作品集」のようなもので、希望の職種での実績や力量を評価してもらうために作成する資料を意味します。紙ベースでまとめたり、自身のサイトにアップしたりして、スキルとセンスをアピールしましょう。動画編集なら、どんな編集が可能なのか、数分の動画を作成してポートフォリオとして提示するとよいでしょう。

・実績の積み上げを優先する

フルリモートワーク求人は、専門性が高くない業務ほど報酬が低い傾向にあります。そのため、フルリモートワークを始めたばかりの頃は思うように収入を得にくいのが難点です。

もし希望条件を「月収○万円以上」としているなら、設定金額が適切か見直してみましょう。フルリモートワーク開始時は、報酬よりも実績を積むことを重視して、信頼できる働き手だと企業にアピールすることも大切です。

クラウドソーシングサイトなどは、クライアントと働き手がコミュニケーションやクオリティなどの項目を互いに評価できる仕組みがあります。高い評価を取り続ければ、別の業務に応募した際に、信頼できる働き手だと認められ採用される可能性が高まります。

・利用サイトを増やす

フルリモートワーク求人は、転職エージェントやクラウドソーシングサイト、求人サイトなどを利用して探せます。それぞれのサービスやサイトごとの特徴を見極め、希望条件に合う求人が多いサイトを利用しましょう。

希望通りの求人がなかなか見つからない場合は、利用しているサイトが自身の条件と合っていないのかもしれません。また、大手サービスやサイトは登録者数が多い分ライバルも多いため、あえて小規模なサービスや地域密着型のサイトを利用するのもおすすめですよ。

求人探しに便利なおすすめサイト12選

求人探しに便利なおすすめサイト13選

フルリモートワーク求人の職種や業務内容は多岐にわたります。就業条件も企業によってさまざまなので、自分にぴったりの求人情報を見つけるにはフルリモートワークに特化したサイトを利用するのがおすすめです。

フルリモートワーク探しに便利な12のおすすめサイトを紹介します。

・クラウドソーシングサイト

・クラウドワークス

「クラウドワークス」は大手クラウドソーシングサイトです。リモートワークを始めるのならまず登録しておくとよいでしょう。詳細を見てどのような仕事があるのか、どんな仕事ならできそうか確認する意味でも、案件掲載数の多いクラウドワークスが役立ちます。

募集している職種は幅広く、IT系やデザイン、ライティング、事務、動画編集、データ入力などさまざまです。事務業務の中でも経理、秘書、労務など細かく分類されているので、やりたい仕事に絞り込んで検索ができます。

クラウドワークスは、メールアドレスさえあれば無料で会員登録ができます。単発案件も豊富なので、リモートワークの雰囲気をつかみたい人や、短期間だけ働きたい人におすすめです。クライアントとのやりとりはクラウドワークス上のシステムで行いますが、新着メッセージのデスクトップ通知機能をONにしておけば、時機を逃さずチェックできるでしょう。

・ランサーズ

「ランサーズ」は、国内大手のクラウドソーシングサイトです。ランサーズは独自のランク設定システムがあり、実績を積み高い評価を得るほどワーカーランクが上がります。クライアントが仕事に求めるスキルに応じて応募可能なランクに制限を設けられるので、ランクが上がると応募できる求人数も増える仕組みです。ランクが上がることで自身の成長を実感でき、モチベーションアップにもつながるでしょう。

・転職エージェント

・リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は年間2万人以上の転職支援を行っている転職エージェントです。信頼性が高くエージェントの質も高いので、初めての転職や初めてのフルリモートワークでも安心して相談できるでしょう。

フルリモートワークに特化しているサービスではないので、相談時に「フルリモートワーク希望」とはっきりと伝えておくようにしましょう。サイトに掲載されていない非公開求人の中から、フルリモートワークを紹介してもらえるかもしれません。

・doda

「doda」はパードルキャリアが運営する大手転職情報サイトです。転職サイトであると同時に、転職エージェントサービスを提供している点が特徴です。自分で転職サイトから気になる求人を探しつつ、同時進行で転職エージェントによるキャリアカウンセリングや面接指導を受けられます。

キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当が常駐しており、適性診断やキャリアプランの相談などを担うキャリアアドバイザーが転職者1人につき1人、専任でつきます。採用プロジェクト担当は、企業との面接日程の調整や応募書類の提出を代行してくれるので、事務作業に追われることなく転職活動に専念できます。

・フルリモート案件の多いサイト

・ママワークス

「ママワークス」は、ママだけではなく誰でも登録可能な求人情報掲載サイトです。育児中のママの仕事探しを想定しているサイトなので、求人の絞り込み検索条件には「扶養内で調整可能」「時短勤務OK」「急なお休みも調整可能」といった、ママにうれしい条件がそろっています。働き方を「在宅」または「出社」から選択できるので、フルリモートワークをしたい場合は検索条件の「在宅」にチェックを入れて絞り込み検索を行いましょう。

求人を掲載する企業は子育てや育児に理解があるので、プライベートを大切にしながら無理なく仕事を続けられるように調整してくれます。応募はワンクリックでできる手軽さなので、気になる求人があればまずは応募して、採用担当者に勤務時間の相談をしてみましょう。

・ReWorks(リワークス)

「ReWorks(リワークス)」は、フルリモート求人に特化した転職支援サービスです。一般的な求人サイトに掲載されている情報には、出社を含むリモートワークも含まれていますが、リワークスはフルリモート求人のみ掲載されている点が特徴です。

求人検索の際は、「こだわり条件」を設定すると効率的に条件にマッチした求人を探せます。こだわり条件には、「ブランクOK」「未経験歓迎」「時間・曜日が選べる」「単発案件」「継続案件」など、さまざまな要望に応える項目がそろっています。

募集職種は、事務や経理、人事、広報、デザイナー、エンジニア、マーケティング、データ入力など幅広くあります。正社員求人の他にも、アルバイトや業務委託求人も掲載されているので、フリーランスとして独立を目指す人にもおすすめです。

 ■ReWorksでのお仕事探しはこちら

・オンラインアシスタント提供会社

・フジ子さん

「フジ子さん」は、企業のバックオフィス業務を担うオンラインアシスタントサービスです。担当企業ごとにオンラインアシスタントチームを組んで、チーム一丸となってクライアントの事業をサポートしていきます。主な業務には経理や秘書、人事、Webサイト運用などがあり、自身の経験や知識を活かして活躍できます。

「フジ子さん」の公式サイトから応募した後は、スキル審査やWeb面談などを行います。採用後は、OJT研修を実施してフルリモートワークでの仕事の進め方や業務に慣れるように配慮しているので安心です。

チームで仕事に取り組むので、わからないことや不安なことがあっても、先輩スタッフがしっかりフォローしてくれます。チーム制だからこそ、急なお休みもカバーし合える体制なので、小さな子どもがいる人でも安心して就業できるでしょう。

・CasterBiz(キャスタービズ)

株式会社キャスターが運営している「CasterBiz(キャスタービズ)」は、オンラインアシスタントサービスです。企業の総務や経理、財務管理や営業事務などの事務業務をオンラインで請け負うサービスを提供しています。海外在住者でも無理なく働けるよう、時差に配慮して業務を割り振られます。キャスタービズには正社員登用制度があるので、オンラインアシスタントとして活躍しながらキャリアアップやスキルアップを目指せます。

職種を絞らずに応募したい人や、どの職種が自分に合っているか迷う人向けに、キャリア登録ができるようにしているのが特徴です。キャリア登録では、履歴書や職務経歴書のアップロード、氏名や連絡先情報の登録ができます。登録した情報をもとに担当者から適性のある業務を紹介されるので、オンラインアシスタントに初めて挑戦する人はキャリア登録をしておくとミスマッチのリスクを抑えられるでしょう。

・HELP YOU

「HELP YOU」は、日々の雑務に追われ人手を必要としているクライアント企業と、出社してフルタイムで働くことが難しいけれど働く意欲やスキルがある人をマッチングし、リモートワークの場を提供しています。主な仕事には、資料作成、リサーチ、ライティング、アポイント調整やレストランの予約などの手配、秘書業務などがあります。

オフィスワークの経験を活かして活躍できる上に、希望があれば未経験業種へ挑戦もできる環境なのでスキルアップが目指せます。業務内容やポジションにもよりますが、月収は15~20万円ほどになる業務が多く安定した収入も期待できます。

仕事をチーム制で進めるHELP YOUには、各チームを統括するディレクターがいます。進捗管理をディレクターが担当し、チームに所属するアシスタントはディレクターから割り振られた業務タスクをこなしていく体制です。

・専門スタッフ登録サイト

・メリービズ

「メリービズ」は経理専門のアウトソーシングサービスです。クライアント企業から依頼される経費精算や帳票・仕訳入力、請求書発行、売掛・買掛管理、月次決算、業務コンサル・システム導入の支援を行います。経理の知識や経験がある人なら誰でも、オンラインスタッフとして登録できます。子育てや介護で出社が難しい人や、フリーランスで活躍したい人、経理としてスキルアップを目指したい人なども歓迎しているので、個人の事情も考慮してくれるでしょう。

メリービズでは長期的に就業できる人を募集しているため、働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいます。チームで仕事に取り組んでいるので、誰かが急なお休みを取ってもカバーできる体制です。また、長期休暇などには、チーム外からもオンラインスタッフを補充して対応してくれます。

一時的に離職することになっても、再びオンラインスタッフとして復帰しやすいので、復帰後の求職活動を心配する必要もありません。

・コールシェア

スマートセル株式会社が運営する「コールシェア」は、クライアント企業からの依頼を受けて、フルリモートワークを始めたい人に、在宅でできるコールセンター業務を案内しています。コールスタッフとして無料で会員登録をしてから、プロフィール記載後に、担当スタッフとの適性面談が行われます。適性を診断された後で仕事を案内されるので、仕事内容と希望条件とのミスマッチが起こりにくくなります。

特徴的なのは、報酬体系に4つのプランがあり、自身のスキルや働き方と照らし合わせて選べる点です。「安心プラン」なら「お客様と話した数」で報酬が計算され、さらにアポイント取得や成約ごとに数百円のインセンティブ設定があります。「完全成果報酬プラン」なら、高額インセンティブが設定されているので、成約数によっては高収入が目指せます。

フルリモートワーク求人はパソコンを使う仕事がほとんどですが、コールシェアではスマートフォンのみでも業務を進められます。個人の携帯電話番号が開示されないシステムを利用しており、通話料もかかりません。気軽に始められるフルリモートワークとしておすすめです。

・マナリンク

「マナリンク」は、オンライン家庭教師による授業を提供するサービスです。学びたい生徒が、マナリンクのホームページで公開されている家庭教師のプロフィールや授業コースを見て、好きな先生を選んでオンライン授業を受けられます。

生徒には小学生や中学生、高校生だけではなく、社会人も含まれます。授業はZoomやSkypeを使うことが多いので、オンラインミーティングツールの操作に慣れておくとスムーズに授業を進められるでしょう。

特徴的なのは、オンライン家庭教師自身が授業内容と価格を決められることです。マナリンクではほとんどの講座が時間単価3000円以上に設定されており、高収入が期待できる仕事です。しかし、生徒に選んでもらえなければ収入にはならないので、魅力的な講座内容を提供することが大切です。

まとめ

フルリモートワークは全国どこでも働けて、場所や時間の縛りの少ない自由な働き方です。フルリモートは、ライフプランやプライベートを大事にしながら、キャリアアップも見込めます。インターネット環境さえあれば、海外にいても地方にいても仕事ができるので、理想の生活を送りながら収入を得られるでしょう。

メリットの大きいフルリモートワークですが、孤独を感じやすく、環境によっては集中しにくいというデメリットもあります。また、悪質な求人が掲載されている場合もあるので注意しましょう。

フルリモートワーク求人の探し方はいくつかありますが、信頼できるサイトを経由するとより安心です。求人サイトの中でも、リモートワークに特化したサイトを利用すれば、効率的に希望条件に合う求人情報が見つかるでしょう。