フルリモートワーク探しにおすすめの求人サイト5選! 求人探しのポイントを解説

リモートワークや在宅勤務が普及し始め、フルリモートワークOKな求人を掲載する求人サイトや転職情報サイトが増えています。リモートワークに特化したサイトや子育て世代向けのサイトなど、各求人サイトの特徴もさまざま。フルリモートワーク求人を探すときのポイントとおすすめの求人サイトを紹介します。
フルリモートで働きたい! 求人探しのポイントとおすすめサイト5選
働き方の種類
働き手が求人に応募する際は、リモートワークを始め、さまざまな働き方を選択できます。リモートワーク以外には、どのような働き方があるのでしょうか。
・オフィス勤務
オフィス勤務は、企業の本社や支店、事務所、店舗などに出社する働き方です。就業場所が決められており、同じ企業で働く上長や先輩社員、後輩社員たちと同じ空間で仕事をします。
組織内でのコミュニケーションが取りやすく、仕事とプライベートの切り替えがしやすいメリットがありますが、人間関係に悩まされるケースがあることや毎日の通勤時間が負担になることがデメリットです。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、サテライトオフィスを導入する企業が増えています。サテライトオフィスが導入されている企業では、本来の就業場所ではなく、自宅から近い場所で勤務できるようになりました。
・リモートワーク/フルリモートワーク
「リモートワーク」は英語で、「remote work」と表記します。「remote=遠隔・遠い」「work=働く」の2つの言葉が組み合わされており、オフィスから離れた場所で働くことを意味します。
リモートワークは勤務地に縛りがなく、サテライトオフィスやコワーキングスペース、自宅、カフェなど、自分の好きな場所で働けます。しかし、「週に1回はオフィスへの出勤が必要」「打ち合わせが必要な都度、オフィスへ出社すること」など、出社を求められる場合もあります。
フルリモートワークは、「フル(full)」が意味する通り、オフィスへ出社することなく「完全」なリモートワークをする働き方です。すべての業務がオンラインで完結するため、オフィスの通勤圏内に住む必要がありません。東京都の企業に勤めながら、田舎のスローライフを楽しむことや海外で生活することも可能です。
・在宅勤務/完全在宅勤務
在宅勤務とは、自宅を就業場所として働くスタイルを指します。インターネットやパソコンなどのIT機器が普及したことで、誰もが自宅で簡単に在宅勤務をスタートできるようになりました。オフィス勤務の正社員でも週に2日ほどの在宅勤務を導入したり、就業先企業に申請すれば在宅勤務が認められたりする企業が増えています。
在宅勤務はリモートワークの一種ですが、就業場所が自宅に限定されている点が異なります。フルリモートワークと同様に、オフィスに出社する必要が全くない在宅勤務の場合は、「完全在宅勤務」と呼ばれます。
・テレワーク
テレワークは、「tele(離れて)」と「work(働く)」の2つの言葉からなる造語です。オフィスから離れた場所で働くという意味では、リモートワークとの明確な違いはありません。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、日本政府がテレワークを推進したことで広く知られる言葉になりました。
未経験やブランクがあっても働ける?
フルリモートOKとする求人は数多くあり、職種や求められるスキルレベルもさまざまです。求人情報の中には、未経験者やブランクがある人からの応募を歓迎する求人があるので、経歴や経験に自信がない方でもフルリモートワークをスタートできます。
エンジニアやWebデザインなどの専門職では、専門スキルや最低限の経験年数を求められる場合もあります。未経験からフルリモート職にチャレンジする人は、データ入力や事務、カスタマーサービスなど、資格や経験がなくても応募できる職種に絞って求人を検索するとよいでしょう。
求人サイトで求人情報を探す際、「未経験歓迎」「ブランクOK」「資格なしOK」など、詳しい検索条件を指定できる場合があります。自分の希望に合う検索条件を指定して検索を行い、たくさんの求人情報の中から自分にマッチする求人を効率的に見つけましょう。
フルリモート求人の報酬
フルリモートで働く際の報酬形態を紹介します。大きく分けて「成果報酬型」「時間単価制」「月給型」の3タイプがあるので、それぞれの特徴を知って、自身の希望をはっきりさせておきましょう。
・成果報酬型
フルリモート求人の多くは、納品した成果物に対して報酬を受け取る「成果報酬型」を採用しています。例えば、成果報酬型のデータ入力業務であれば、「企業の問い合わせ先情報をリサーチして指定のフォーマットに入力する」という業務に対して、「1件の入力につき10円」など、単価が設定されています。この場合、入力したデータの数に応じた報酬が支払われます。
成果報酬型の仕事は、クライアントが成果物を検収したときに不備があれば報酬の支払い対象にならないことや、修正を求められることがあります。必ずしも対応した分すべてが報酬の対象になるわけではない点は注意が必要です。
・時間単価制
働いた時間分の報酬が支払われる「時間単価制」は、成果物を確認しにくい事務や秘書業務、Webディレクター業務などに多い報酬形態です。1日3〜4時間など、ある程度まとまった時間を業務にあてられる人を求める求人が多く、頑張りが認められれば時間単価のアップも期待できます。
時間単価制で働くメリットは、安定した収入が得やすいことです。一方、クライアントから「集中して仕事に取り組んでいない」「期待する働きができていない」と判断されると契約終了につながることもあります。
時間単価制のフルリモートワーク求人では、「業務開始から80時間までは研修期間」などと規定されている案件もあります。研修期間中は時間単価が低めに設定されるので、応募時に確認するようにしましょう。
・月給制
フルリモートワーク求人は、成果報酬型や時間単価制の業務委託契約が多い傾向にありますが、中には正社員求人もあります。正社員求人では多くの場合、支給される報酬が月額で固定される「月給制」が採用されています。
安定した収入が期待できる点はメリットですが、フルリモートワーク可能な月給制の求人情報は、人気が高く倍率が高いというデメリットがあります。
フルリモートワークできる求人の特徴
「オフィスに出社しない」というフルリモートワークの特性上、フルリモートで業務ができる仕事や職種は限られています。フルリモートワークが可能な求人の特徴をまとめて紹介します。
・全国どこからでも働ける職種
フルリモートワークは全国どこにいても就業できる働き方です。どこかにとどまっていなければ仕事が進められないような職種は、フルリモートワークに向いていません。
例えば、レストランやホテルでの接客業・宿泊業などの人と対面する必要がある仕事や、工場での品質チェック担当者、工事現場の作業員など、現場仕事がメインの場合は、フルリモートワークをするのは難しいでしょう。
営業はお客様のところに出向いて商談するイメージが強いため、リモートワークを実践しにくいと思われやすい職種ですが、Web会議システムの普及により、オンラインで営業活動を完結させることも可能になっています。
・インターネット環境があれば始められる職種
データ入力や動画編集、オンライン事務など、オンラインですべての業務が完結する仕事は、インターネット回線とパソコンなどの機材さえあれば始められます。自宅に固定回線がなかったり、通信速度に不安があったりする場合は、カフェのフリーWi-FiやコワーキングスペースなどのWi-Fiを利用しましょう。
ただし、フリーWi-Fiには情報漏えいのリスクがあるので、リモートワークで使うパソコンにセキュリティソフトをダウンロードしておきましょう。セキュリティソフトをダウンロードしているパソコンをクライアントが貸与してくれるケースもあります。
・評価しやすい業務
フルリモートワークは仕事ぶりや仕事中の態度を確認しにくいため、評価の基準は成果物の質や精度になります。成果報酬型の業務であれば、「クライアントの希望通りの成果物が指定の期日までに納品されたか」「業務連絡はスムーズで、ビジネスマナーが備わっていたか」などが評価の対象となるでしょう。
時間単価制の業務なら、「クライアントが求めるスピード感で業務をこなしているか」「業務連絡はスムーズか」「ミスなく業務をこなしているか」などが評価の対象になります。評価基準を明確にできる業務は、フルリモートワークがしやすいでしょう。
フルリモートワークの仕事内容
フルリモートワークが可能な仕事にはさまざまなものがあります。中でも求人数の多い、「データ入力」「テレフォンアポインター」「オンライン秘書」「各種事務」「Webライター」の仕事内容を紹介します。
・データ入力
データ入力は、クライアントから指定されるデータを指定のフォーマットに入力し直したり、録音された音声をテキストファイルに書き起こしたりする仕事です。専門的なスキルや知識が必要ない業務が多いので、初めてフルリモートワークに挑戦する人におすすめです。
データ入力はExcelやWordなどのソフトの操作スキルと、基本的なパソコンスキルがあれば誰でも始められます。面接や事前のテストなどをせずに、応募後すぐに業務をスタートできるケースもあるので、「やってみたい」と感じたら気軽に応募してみましょう。
データ入力は単純作業が主になるので、コツコツとした作業が苦にならない人や、集中力がありミスなくタイピングできる人に向いています。
・テレフォンアポインター
人とのコミュニケーションが得意で、それを活かして仕事をしたい人には、テレフォンアポインターが向いています。テレフォンアポインターは、電話を使ってクライアント企業の営業担当者と顧客となり得る人とのアポイントを設定します。
クライアントの商品やサービスを電話で一般消費者や企業の窓口などに紹介し、興味を持った人を商談へ導くので、頑張りやスキルアップに応じて成果が上がりやすく、やりがいの大きい仕事です。
インセンティブ報酬として、アポイント取得1件ごとに追加報酬が設定されている求人もあるので、目標を持って続けられるでしょう。
・オンライン秘書
オンライン秘書は、クライアントとオンラインでつながりながら秘書として働きます。クライアントから依頼される、メールや資料の作成・送付、スケジュール管理、交通手配・宿泊先予約など、バックオフィス全般の業務を担当します。
クライアントの希望に応じて柔軟な対応が求められるので、相手の意図を正確に読み取って行動できる人や誰かのサポートが得意な人に向いています。
・各種事務
事務の仕事は、経理や労務、営業事務など担当内容によって細かく分けられますが、多くの業務がフルリモートワークで行うことができます。同じ「事務」の求人でも、業務内容は資料作成、スケジュール管理、伝票整理、経費計算など多岐にわたり、担当領域もクライアントによって異なります。
未経験でも挑戦できる事務の求人は多数ありますが、社会人経験や業務に必要な資格を求められる場合もあるので、応募する前によく確認しておきましょう。特に、経理業務では簿記検定2級以上が必要な場合が多くあります。
・Webライター
Webライターは、企業や個人のサイト・ブログ・Webメディアなどに掲載する記事を執筆します。特別な資格がなくても始められる仕事なので、Webライターに興味があれば、まずは応募してみることをおすすめします。
Webライターは記事を執筆するので、文章を書くのが好きな人はもちろん、得意なことや趣味がある人にも向いています。執筆するジャンルはメディアによって異なるので、ジャンルに合った知識や経験があれば、採用されやすくなります。
美容、ペット、転職、旅行など、多種多様にある執筆テーマの中から、自分が書けそうなテーマを考えておきましょう。
フルリモート求人探しのポイント
フルリモートを始めようと思っても、どの求人が自分に合っているか、どの求人が安全かを判別するのは難しいと感じるかもしれません。フルリモートワークを長く続けるためには、求人情報を精査して自分にマッチする求人を見つけることが大切です。
フルリモート求人を探す際に押さえておきたい、4つのポイントを紹介します。
ポイント1:継続案件かどうか確認する
長期的にフルリモートで働きたい場合、求人に応募する前に業務が継続的に発注されるものなのか、契約期間はないかなどを確認しましょう。フルリモートワークには、成果物を納品したら契約が終了するスポット案件と、長期間の就業を前提とした継続案件があります。フルリモートワークをしながら安定した収入を得るためには、継続案件に絞って応募をするとよいでしょう。
継続案件かどうかは、求人情報の「仕事内容」や「雇用形態」の項目でチェックできるケースが多くあります。明記されていないなら、応募する際や面接時に担当者へきちんと聞いてみましょう。
また、「スポット」「継続」などの検索条件を設けている求人サイトでは、希望する就業期間に合わせて求人情報を絞り込めます。
ポイント2:希望条件にこだわる
フルリモートワーク求人に応募する前に、自分自身にとって譲れない絶対条件と希望条件を明確にしておきましょう。フルリモートワークを始める理由は人それぞれですが、「子どものお迎えに行くので平日の稼働は15時まで」「将来は正社員として勤務したい」「未経験から新しいキャリアをスタートしたい」など、家庭の事情や個人的なビジョンがある人も多いでしょう。条件を整理しておくことで、より効率的に自分にぴったりの求人情報を見つけやすくなります。
フルリモートワーク求人には、報酬や就業時間、業務内容の違いなどがあり千差万別です。求人サイトの求人一覧から一つ一つ確認していくのでは時間のロスになるため、求人サイトの絞り込み検索を積極的に活用しましょう。
ポイント3:企業のホームページや評判をチェック
せっかくフルリモートワークを始めるなら、優良企業で長く働きたいですよね。長く働きやすい企業かどうか判断するには、求人を募集している企業のホームページやインターネットでの評判が参考になります。
企業のホームページには、事業内容や経営理念、設立年度や資本金などが掲載されています。信頼の置ける企業かどうか、経営理念に共感できるかなどをチェックしておきましょう。
また、気になる求人情報を見つけたら募集元の企業名で検索して、実際に働いていた人からの口コミを探してみることをおすすめします。「口コミ」や「評判」という検索ワードと企業名とを併せて検索するとよいでしょう。
求人情報を見た限りでは高待遇、高単価に感じられても、評判を見てみると「ノルマが厳しい」「公平な評価がされない」などの体験談が見つかるかもしれません。逆に良い評判があれば、それだけ信頼できる企業だと判断できるので安心して求人に応募できます。
ポイント4:時間単価(時給)を計算する
データ入力など、資格や経験がなくてもスタートできる比較的簡単な業務の場合は、単価が低めに設定されていることがあります。業務にかけた時間に対して報酬が低いと、モチベーションが維持できずフルリモートワークを続けにくくなるでしょう。そうならないためにも、自分が働ける時間と単価から、収入を想定してみることが大切です。
例えば、「データ入力1件につき200円」という求人があると、他のデータ入力の求人よりも高単価に感じられるでしょう。しかし、1件入力するために30分かかるならどうでしょうか。「データ入力1件につき200円」の仕事を時間単価に換算すると、1時間あたり400円になります。
気になる求人に応募するときは、単価と1件あたりにかかる時間を確認しましょう。成果報酬型の求人情報には、目安となる時間が記載されている場合があります。もし記載のない場合には、採用面接や応募時に確認したり、想定される業務を自身でシミュレーションしたりしておくとよいでしょう。
フルリモート求人の探し方
いざ「フルリモートワークを始めたい」と思ったとき、どこからどう探せばいいのか分からず困惑してしまうかもしれません。フルリモート求人の探し方はいくつかありますが、複数の方法を併用すると、より多くの求人情報から自分に合う求人を見つけられるでしょう。
・求人サイトで探す
求人サイトは、企業が募集する求人情報が掲載されたサイトです。求人サイトに利用者登録をするだけで、サイトに掲載されている求人に簡単に応募できるようになるため、手軽に利用できる点が魅力です。
求人サイトでフルリモートワーク求人を探す際は、キーワード検索窓に「フルリモート」や「フルリモート 事務」と入れて検索を実行してみましょう。キーワードに合致する求人情報のみ表示させることができます。
また、求人サイトによっては絞り込み条件を設けています。「未経験可」「ブランクOK」「扶養内勤務OK」「スポット案件」など、さまざまな検索条件があるので、自分の希望に合わせて絞り込み条件を選択しましょう。
絞り込み条件にある項目は求人サイトによって異なるため、自分に合った求人サイトを利用することが大切です。
・転職エージェントで探す
転職エージェントは、仕事を始めたい人と働き手が欲しい企業との間に立ち、求職者の転職活動をサポートします。転職エージェントサービスに登録すると、担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、働き手自身の経歴や経験、希望の職種などがヒアリングされます。
ヒアリング後、キャリアアドバイザーが希望に沿う求人情報を紹介してくれたり、採用面接のアドバイスや履歴書の添削をしてくれたりします。
キャリアアドバイザーとのやり取りが多くなり時間が取られやすい方法ですが、プロの視点から自身の強みや弱み、向いている仕事を教えてもらえるので、転職活動に不安のある人は積極的に活用するとよいでしょう。
・ハローワークで探す
ハローワークとは国が全国各地に設置した公共職業安定所で、求職者に向けて求人情報を紹介しています。就業をサポートするために、スキルアップに役立つ講座やセミナーなども開催しています。
ハローワークの求人を確認するためには、住んでいる地域のハローワークの受付で「求職申込手続き」を行う必要があります。手続きを終えたら、インターネット上で求人情報を確認して、気になる求人に応募できるようになります。
ハローワークでは、求人に応募するだけではなく窓口担当者にキャリア相談ができます。フルリモートワークを希望していることを伝え、アドバイスを受けるとよいでしょう。ただし、ハローワークで確認できるフルリモートワーク求人はそれほど多くないので、希望に沿う求人を見つけるまで時間がかかるかもしれません。
・クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングサイトは、仕事を探している個人と、仕事を任せたい企業や個人をつなげるWebサービスです。クラウドソーシングサイトに掲載される求人情報の多くが成果報酬型の仕事です。一部の事務業務やビジネスサポート業務は時間単価制のケースもあります。
クラウドソーシングサイトには、スポット案件の求人が数多く掲載されているので、フルリモートワークを体験してみたい人や未経験から実績を積みたい人におすすめです。
・情報誌や求人広告から探す
地方向けに発行されている求人情報誌をこまめにチェックしていれば、フルリモート求人を見つけられる可能性があります。求人サイトなどに比べるとフルリモート求人の数は少ないですが、競争相手も少ない分、採用されやすいといえるでしょう。
また、ネットサーフィンをしている間に、フルリモート求人のWeb広告に出会うこともあれば、自宅にポスティングされる広告にフルリモート求人が掲載されているケースもあるでしょう。
広告に掲載されている求人は、悪質業者によるものの場合もあるので、安全な求人かどうかを事前にしっかり確認することをおすすめします。「1日5分スマホを触るだけで月収30万」など、あまりに高収入を期待させる求人は、悪質なものの可能性が高いので注意しましょう。
おすすめ求人サイト5選
フルリモート求人を探すなら、求人情報をまとめて確認できる求人サイトを利用すると、効率的に求人情報を見つけられます。
フルリモート探しに便利なおすすめ求人サイトを5つ紹介します。
・大手総合求人サイト
一般的によく知られている大手求人サイトには、数多くの企業が求人情報を掲載しています。豊富な求人の中から自分に合う求人を探せるというメリットがありますが、フルリモートワーク求人に特化したフィルタ機能がない場合には、地道に検索する必要があります。
・エン転職
エン転職は、エン・ジャパン株式会社が運営する求人サイトです。職種や休日の条件など、希望条件を設定して仕事を探せます。
フルリモート求人を表示したい場合は、検索画面の「追加条件」の中にある「在宅勤務・リモートワークOK」にチェックを入れて検索してみましょう。ただし、「フルリモートワーク」だけに絞り込む検索条件はないため、フルリモートワーク求人を見つけるまでは時間がかかる可能性があります。
・バイトル
バイトルは、ディップ株式会社が運営するアルバイトやパートタイムに特化した求人サイトです。アルバイトやパートをする人をメインターゲットにしているので、10~20代向けの求人情報や、就業期間が長期のものから短期のものまで、数多く掲載されています。
フルリモート求人を探す際は、エリアを選択後に検索窓へ「フルリモート」と入力して検索を実行しましょう。また、「在宅ワーク特集」が組まれることもあるので、特集の中から気になる求人を探すのもよいでしょう。
・ doda(デューダ)
dodaは、再就職支援会社のパーソルキャリア株式会社が運営しています。dodaは、求人サイトとしての利用の他、転職エージェントサービスを利用することができます。自分で気になる求人に応募しながら、キャリアアドバイザーからの転職に関わるアドバイスを受けることができるので採用率アップが期待できます。
また、転職エージェントを利用していれば、求人サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえることがあるので、選択肢が広がるでしょう。
「フルリモートワーク」と検索窓に入力して検索することで、フルリモート可能な求人を絞り込めます。さまざまな職種の求人が掲載されているので、挑戦したい職種でさらに絞り込み検索をすれば、より早く希望の求人情報を見つけられます。
・特徴のある求人サイト
リモートワークや時短勤務など、新しい働き方にも配慮したサービスを提供している求人サイトがあります。「リモートワーク」で絞り込みする機能があったり、フルリモートワークをしたい人にとってうれしい検索条件が設けられていたりします。
・mama works(ママワークス)
ママワークスは、誰でも登録可能な求人情報掲載サイトです。絞り込み検索の検索条件には「ブランクOK」「扶養内で調整可能」「時短勤務OK」「急なお休みも調整可能」など、育児中のママが無理なく働ける条件がたくさんあり、希望条件の多い人でも働きやすい求人を探せるでしょう。
検索条件を設定する画面の「働き方」の項目では、「在宅」か「出社」かを選択できるので、フルリモートワーク求人を探したいなら「在宅」にチェックを入れて検索を実行しましょう。
会員登録後は、気になる求人にワンクリックで応募できます。企業は、登録されたプロフィールなどを書類選考に活用する場合があるので、会員登録をしたらまず、自身の基本情報や企業へのアピールポイントを入力しましょう。
・Reworks
Reworksはフルリモートワークに特化して、正社員・派遣社員・契約社員・業務委託・アルバイト・スポット案件などの求人情報を掲載している求人サイトです。絞り込み検索の候補には、「こだわり」として「リモートワーク」「単発案件」「継続案件」「未経験者歓迎」などがあります。
他にも、「急なお休みでも調整可能」「家事・育児経験が役立つ」「主婦が活躍中」などの項目があるので、ブランクのある主婦の人やプライベートとのバランスを考慮したい人にぴったりの仕事が見つかるでしょう。
■Reworksでのリモートワークのお仕事探しはこちら
まとめ
フルリモートワークを始めたい人がまず悩むのが、「自分の希望に合うフルリモート求人情報の探し方」といえるかもしれませんね。フルリモートワーク求人の探し方は、転職エージェントやハローワークを利用する方法などがありますが、自分に合ったフルリモートワークを見つけるなら、複数の求人サイトやサービスを活用しましょう。
求人サイトにはさまざまな企業の求人情報がまとめられているので、検索の仕方を工夫することで効率的に自分の希望とマッチする求人情報を見つけられます。また、フルリモートワーク求人を探す場合には、悪質な求人に注意し、応募元企業の口コミをチェックしたり、納得できる収入が得られるかを確認したりすることが大切です。
求人サイトを上手に活用して、長く続けられるフルリモートワークを見つけましょう。