在宅ワークはデスク選びが重要! 選び方のポイントとは

近年、急速にリモートワーク・在宅ワークが広がってきました。しかし中には、突然在宅勤務を命じられ、自宅で仕事をする環境が整っていないまま在宅ワークを続けている人もいるのではないでしょうか。
環境によって在宅ワークの業務効率は大きく変わります。環境を整えるアイテムにはさまざまありますが、今回は作業環境を大きく左右するデスクについて、選び方のポイントを紹介します。

在宅ワークにおすすめのデスク17選! 集中力と生産性を上げるデスクの条件とは

在宅ワークにおけるデスクの重要性

デスクにあまりこだわりがなく、「取りあえずパソコンや必要な物が置けたらいい」と考えている人もいるかもしれません。しかし、デスクの環境は、集中力や生産性、健康状態にも影響してきます。

身体に合わないデスクを使っていると背中が丸まり、姿勢が悪くなります。実は、背筋が伸びているかどうかで、脳の覚醒度合いや処理能力が変わってくるといわれています。

背筋を伸ばすには、重力にあらがって姿勢を維持する必要があります。このときに抗重力筋と呼ばれる体の各所にある筋肉が働き、ノルアドレナリンが脳内に分泌されます。このノルアドレナリンが脳の覚醒に作用し、集中力や生産性のアップにつながることが期待できるのです。

集中力を上げて効率的に仕事を進めるためには、背筋を伸ばした状態を保てるデスク環境が非常に重要だといえるでしょう。

姿勢が悪くなることで起こる悪影響とは

姿勢が悪くなることで起こる悪影響とは

姿勢が悪くなり猫背になることによる悪影響は、集中力の低下だけではありません。身体面、精神面にも影響が出てきます。

肩こりや腰痛に加えて、腹部が圧迫されるために便秘、腸炎、胃かいようといった胃腸の機能障害や逆流性食道炎などを引き起こすリスクが高まります。また、肋骨周りの筋肉が強張ることで肺機能の低下につながるため、肺炎、肺気腫、無気肺などの呼吸器疾患のほか、呼吸が浅くなるために血流の悪化も招いてしまうでしょう。

血の流れが悪くなると疲れやすい身体になり、自律神経のバランスも崩れます。脳内神経伝達物質の活動が抑制されて、うつ病などの精神的な病へのリスクも高まってしまうのです。

このような心身の不調を招かないためにも、使う人の身体に合ったサイズで、正しい姿勢を保てるデスクを選ぶことが重要です。デスクを選ぶ際の具体的なポイントを紹介します。

・在宅ワークに必要な設備と作業内容を確認する

在宅ワークといっても、作業内容にはさまざまなものがあります。まずは、「デスクでどのような作業を行うのか」「どのような設備が必要なのか」を、具体的にイメージしましょう。

例えば、使用するパソコンがノートパソコンなのかデスクトップパソコンなのか、ディスプレイを複数台利用するのか、タブレットの併用は必要ないか、などです。また、大きな図面を広げたり複数の書類を並べたりして作業をするのであれば、それらを置いた上でストレスなく作業できるサイズのデスクが必要になります。

業務内容や仕事のやり方によって必要な設備や最適な環境が異なるため、自身に必要な設備をあらかじめ確認した上でデスクを選ぶようにしましょう。

・最適なデスクの幅・奥行きを確認する

デスクで行う作業や必要な設備のイメージが出揃ったら、最適なデスクサイズを確認しましょう。また、部屋のどこにデスクを置くかによっても、適するサイズは変わります。

・デスクの横幅

デスクの上に置く物が多い場合は、ある程度の横幅が必要になります。パソコンやディスプレイ、プリンターなど、何を置くのかを決めた上でデスク幅を選びましょう。

幅・100cm(1000mm)以下
コンパクトサイズのデスクで、ノートパソコン1台での作業のみであれば十分余裕がある広さです。

幅・120cm(1200mm)
スタンダードなサイズのデスクです。デスクトップパソコンのほか、コンパクトなプリンターを置いたり書類を書いたりもできる広さです。

幅・140cm(1400mm)
大きめのサイズで、ディスプレイを置いた上で大きな資料も広げられます。マルチディスプレイでの作業も可能な広さです。

幅・150cm(1500cm)以上
自宅に設置する中ではかなり大きいサイズです。自宅でもオフィスのように仕事をしたい場合には最適で、パソコンのほかファイルボックスや筆記用具ケースなど、さまざまな道具をデスクの上に置けます。

・デスクの奥行き

デスクの奥行きも作業のしやすさを左右する重要なポイントです。奥行きが狭すぎると、目の位置からディスプレイが近すぎたり、手元の自由なスペースが限られて窮屈さを感じたりしてしまいます。

奥行き・60cm(600mm)
デスクの置き場所にあまりスペースがない場合におすすめのサイズです。コンパクトなサイズ感ですが、小型のデスクトップパソコンやノートパソコンであれば十分快適に作業できるでしょう。

奥行き・70cm(700mm)
オフィスでのスタンダードなサイズです。大型ディスプレイとキーボードを置いてもゆとりがあるので、書類を広げて作業をする場合にも向いています。

奥行き・80cm(800mm)
薄型ディスプレイが普及する前に、スタンダードだったサイズです。ゆったりと使えるので、デスクを置くスペースが十分にある場合や、複数のディスプレイを使用したり大きな図面などを広げたりしたい人におすすめです。

・デスクトップパソコンにおすすめのデスクサイズ

デスクトップパソコンは、ディスプレイが独立しているので、大きい画面で作業ができるメリットがあります。ただし、パソコン本体やキーボードのためのスペースも必要になるため、ある程度デスクの広さが必要です。

デスクトップパソコンを使用する場合は、幅120㎝×奥行70㎝前後のサイズがおすすめです。ディスプレイと目の距離も適度に保てて、書類や周辺機器を置くスペースも十分確保できるでしょう。

・ノートパソコンにおすすめのデスクサイズ

ノートパソコンは、基本的にコンパクトで持ち運びがしやすいように設計されているパソコンです。狭いスペースでも作業ができるため、一般的なオフィスで使われているような大きいワークデスクは必要ありません。

しかし、デスクが小さすぎても作業効率が悪くなるため、幅90㎝×奥行60㎝以上のものがおすすめです。この広さであれば、ノートパソコンを置いた上で書類なども並べて作業ができるでしょう。

ただし、ノートパソコンの画面サイズによっては、「もう少し広いスペースがほしい」などの要望が生じるかもしれません。ノートパソコンのインチ数とのバランスを考慮しておきましょう。

デスクのデザインも重要なポイント

デスクのデザインも重要なポイント

ホームデスク・ワークデスクには、さまざまなデザインの商品があり、形や素材なども工夫されています。部屋の中でも存在感が大きい家具のひとつなので、置く場所になじむデザインを選ぶことは重要なポイントです。

・デスクの脚のタイプ

デスクの脚の形によって、与える印象は違ってきます。デスクの脚には、主に次の5つのタイプがあります。置き場所や利便性を考えて、適したものを選びましょう。

4本脚
最もスタンダードな形で、ダイニングテーブルなどにもよく使われています。対面だけでなく4方向から使える点が特徴です。

パネル脚
デスク両側面の脚がパネル構造になっています。板状なので安定感があり、座ったときに足元が隠れるデザインです。

ループ脚
デスク側面の足がひと続きのループ状になっており、天板を支える形です。スチール製のものが多く、丈夫でありながらすっきりした印象で、出入りがスムーズです。

T字型脚
T字脚タイプでは、T字を逆さまにした型の2本の脚が天板を支えています。接地面が大きい分安定感があり、足元のスペースが広く使えるので回転式チェアとの相性が良いタイプです。

L字型脚
オフィスでよく見かけるスチールデスクに使われている形です。パネル脚にも似ていますが、L字型の脚が天板を支えています。足元がすっきりした印象に見えるのが特徴です。

また、設置後や作業時間ごとにデスクを置く場所を移動させる必要がある場合は、脚にキャスターが付いている商品を選ぶと良いでしょう。ただし、デスクの上に物を載せたまま移動するとフローリングを傷つけてしまう可能性があるため、注意しましょう。

・デスクの素材

デスクは木製やスチール製、ガラス製などさまざまな素材があります。素材によって印象が全く異なるので、置く場所のインテリアになじむ素材を選びましょう。特に、目に入る面積の大きい天板の素材は、イメージに大きく影響します。天板のおすすめの素材は、「天然木」「ガラス」「メラミン化粧板」の3つです。

天然木の天板
天然木の天板を採用しているデスクは、カラーによってナチュラルだったり、上品で高級感のある雰囲気になったりします。他の素材に比べると若干高価ですが、洋室・和室問わずどのような部屋にも違和感なく溶け込めるでしょう。パソコンデスクとしてだけでなく、読書をしたり手紙を書いたりなど、自分の時間を楽しむときにも心地よく使えます。

ガラスの天板
モダンでおしゃれな印象を与える強化ガラスも、人気のある天板素材です。汚れや水分に強く、天板に凹凸がないため書類の記入にも向いています。デスクトップパソコンの本体やディスプレイは圧迫感がありますが、透明感のあるガラス素材はその印象をやわらげてくれる効果があります。モダンですっきりした印象のインテリアを好む人におすすめの素材です。

メラミン化粧板の天板
メラミン化粧板は耐久性に優れており、傷や汚れ、熱にも強いという特徴があるので、ワークデスクに適した素材です。色柄も豊富なため、部屋の雰囲気や自分の好みにあったものが見つかるでしょう。アルコールや次亜塩素酸水などで拭き取りをしても変色しないため、掃除や消毒が楽な点も大きなメリットです。

・天板の形

デスクの天板には、スタンダードな長方形やL字型、円形などさまざまな形があります。ワークデスクとして使用する場合は、基本的に四角いデスクの方がいいでしょう。ワークデスクを壁側に設置する場合、壁とデスクの間に隙間があると物が落下しやすくなるため、円形や雲形などの丸みを帯びた形は向きません。

部屋のコーナーにデスクを置く場合は、スペースを有効活用できるL字型デスクがおすすめです。L字型デスクは、パソコン以外にもプリンターを置いたり、書類作業のための十分な作業スペースを確保できたりするので、作業効率が上がります。

・収納の有無

筆記用具やヘッドセット、外付けのディスクドライブといったパソコン周辺機器が多い場合、デスクに収納が付いているとすっきりとまとめられるでしょう。デスク周りに何を収納すべきか、あらかじめ確認した上で収納の有無や必要サイズを検討しましょう。。ただし、収納付きのデスクは比較的サイズが大きめになり、足元のスペースも狭くなる場合があります。

ロータイプとハイタイプ、どちらを選ぶべきか?

デスクには、床に直接座るロータイプとデスクチェアに座って使うハイタイプがあります。それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分に合ったものを選びましょう。

・ロータイプデスクのメリット・デメリット

ローデスクの主なメリットには、次の3点があります。

・和室にも違和感なく置ける
・デスクチェアを買う必要がない
・圧迫感がなくなり部屋が広く見える

例えば、ロフトベッドの下をワークスペースにする場合は、ローデスクの方がスペースを有効活用でき、収まりがいいでしょう。チェアなしで、あぐらや正座など自由な体勢で作業ができる点もメリットといえます。

ただし、背もたれがないために姿勢が悪くなりやすいのがデメリットです。横座りのクセがついて骨盤が歪んだり、前かがみでの作業で猫背になったりしやすく、腰や背中を痛める可能性があります。また、立ったり座ったりの動作がしづらい点もデメリットといえるでしょう。

・ハイタイプデスクのメリット・デメリット

ハイタイプデスクのメリットには、次の3つがあります。

・姿勢良く作業ができる
・収納が多い
・作業スペースが広い

ハイタイプデスクの場合、デスクに適した高さのチェアに座れば姿勢良く作業ができます。また、天板から床までのスペースが収納として利用できるので、書類や小物が多い場合は便利です。

しかし、ロータイプデスクに比べて場所を取るため、圧迫感を受けやすいかもしれません。また、ハイデスクの方が価格は高めで別途チェアも必要なため、コストがかかる点もデメリットといえるでしょう。

デスクに合ったチェア選びも大切

デスクに合ったチェア選びも大切

チェアが必要な場合は、デスクの高さに合ったものを選びましょう。デスクとチェアの高さが適切でないと姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛といった身体の不調につながります。

デスクの最適な高さは、天板が床から60~72㎝程度の範囲内が好ましいとされています。デスクに手を置いたとき、上腕部分を垂直に下ろしながら、ヒジの角度を90度に開ける体勢がベストです。

ベストの体勢をとるには、デスクだけでなくチェアの高さも重要です。チェアの座面からデスク天板までの高さを差尺(さじゃく)と呼び、この差尺が28~30cmになるのが最適だとされています。

・適切な高さを求める計算式

一般社団法人日本オフィス家具協会によると、デスクとチェアの適切な高さを求める計算式は次の通りです。

適切な座面の高さ(センチ)=身長 × 1/4
最適な差尺(センチ)=身長 × 1/6

それぞれの計算式で算出された数字を足せば、最適なデスクの高さも分かります。例えば身長160㎝の場合は次のようになります。

適切な座面の高さ=40cm
最適な差尺=約26.6cm
デスクの高さ(座面高+差尺)=約66.6cm

現在、オフィス用のデスクの高さは72cmが推奨されているため、各人の身長にぴったり合った高さの商品を購入するのは難しいかもしれません。天板が高い場合には、フットレストの活用を検討しましょう。また、人によって心地いい高さは異なるため、この計算式はあくまでも目安としておきましょう。

デスクに合うチェアとは

デスクチェアには、オフィスでよく見かけるキャスター付きの事務用回転椅子以外にもさまざまなものがあります。「ゲーミングチェア」「エグゼクティブチェア」「エルゴノミクスチェア」について紹介します。

ゲーミングチェア
ゲームやeスポーツをプレイする人向けのチェアです。頭の先まで包み込むハイバックシートが特徴で、長時間座ることを想定しています。

エグゼクティブチェア
エグゼクティブ(上級管理職)という名の通り、会社役員や取締役といった上級管理職が座ることを想定して作られた高級感のあるチェアです。ソファのような、ゆったりとした座り心地が特徴です。

エルゴノミクスチェア
人間工学に基づき、身体への負担が軽減されるように設計されたチェアをエルゴノミクスチェアと呼びます。自然な体勢をキープできるので、腰痛や肩こりが気になる人にぴったりです。

なお、おすすめのチェアや選び方のポイントについては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
リモートワークを快適にするおすすめチェアをご紹介! テレワークがはかどる椅子の条件とは?

在宅ワークにおすすめのデスク17選

在宅ワークにおすすめのデスク18選

在宅ワークにおすすめのデスクを紹介します。「ハイタイプ」「ロータイプ」「折りたたみタイプ」の3タイプ別に紹介するので、気になるカテゴリをチェックしてみましょう。

・ハイタイプのおすすめ

・IKEAヴィットショー ラップトップテーブル

おしゃれな北欧家具を低価格で提供しているIKEA(イケア)のVITTSJÖ(ヴィットショー)シリーズのデスクです。シンプルかつ透明感のあるスタイリッシュなデザインが魅力で、ちょっとした収納スペースがあるのもポイント。強化ガラスとスチールが使用されていて、耐久性にも優れています。

サイズは幅100㎝×奥行36cmで、ノートパソコンでの作業にぴったりです。カラーはクールでスタイリッシュなブラックブラウンと、明るく清潔感のあるホワイトから選べます。

・宮武製作所 シンプルPCデスク ラリアード DT-1002

キーボードスライダー付きのパソコンデスクです。スライダーはA4ノートやノートパソコンも置ける広さですが、使わないときには天板下に収納でき、奥行39.5cmのスリムデスクになります。スライダーの両サイドにはガイドレールが付いているので、スムーズに引き出せるのもポイントです。

また、天板にはコンセントが2口付いています。コンセントを使わないときはスライド式のフタでホコリの侵入を防止できる点も便利です。足元には、小物や書類を収納できるラックが付いています。A4サイズの物も入れられるので、デスク周りをすっきりと片付けられますよ。

・山善(YAMAZEN) 木製パソコンデスク SLS-7560D

部屋が狭くて置く場所に悩んでいる人におすすめのデスクです。幅60cm×奥行39cmとコンパクトなので1人暮らしのワンルームなどにも設置しやすく、落ち着いたダークブラウンのカラーはどのような部屋でもなじみやすいでしょう。

別売りのラックと組み合わせれば幅120cmの作業スペースにもできるので、ノートパソコンのほかコンパクトなプリンターなども置けます。天板下には奥行30cmのスライダーが付いていて、キーボードやノートパソコンを収納できます。

・LOWYA L字デスク 下収納付き 引き出し 書斎

トレンド感のあるおしゃれな家具を低価格で提供しているLOWYA(ロウヤ)のL字型デスクです。ぬくもりを感じる木目と流線を用いたデザインが魅力で、部屋の雰囲気をスタイリッシュに彩ってくれます。

デスク下にはノートパソコンや書類などをすぐに取り出せるオープン収納と、文房具や小物を整理するのにぴったりな引き出し収納が設けられています。サイズは幅145cm×奥行81cmで作業スペースも十分確保でき、機能性とデザイン性を兼ねそろえたデスクです。

・LOWYA L字デスク コード穴付き キーボードスライダー付き ガラス天板

重厚感があるLOWYAのL字型デスクです。天板には厚さ8mmの強化ガラスが使用されており、通常の3~5倍という抜群の強度を誇っています。

幅96cm・奥行き60cmの2つの天板をL字に並べた形で、広い作業スペースを確保できます。部屋のコーナーへの設置に向いている形ですが、壁を背にして設置するとコックピットのようなパーソナル空間が作れますよ。

天板下のキーボードスライダーは、使い勝手に合わせて左右どちらにも取り付け可能です。また、それぞれの背板にはコード穴が2か所ずつ備えてあるので、配線をすっきりとまとめられます。

広い作業スペースとデザイン性の両方を求める人におすすめのデスクです。

・Radlove 電動式スタンディングデスク

昇降範囲69~115cmの間で高さを調整できる、電動式のスタンディングデスクです。脚にはキャスターを取り付けられるので、高さを変化させるだけでなく場所も移動して、気分転換しながら仕事が進められます。

側面にはイヤホンやヘッドフォンが掛けられるフック付いており、急なWeb会議にもすぐに対応可能です。天板下には電源タップやコードを収納できるラックがあり、配線もすっきりできます。

天板の色はブラウンまたはオークから選べます。ブラウンの脚色はブラックで落ち着いた印象、オークの脚色はホワイトでナチュラル系のインテリアに良く合います。幅110㎝×奥行60cmと作業スペースも十分で、デュアルディスプレイ用にもおすすめです。

・FITUEYES V型電動昇降式スタンディングデスク ED-F1201WB

幅120cm×奥行45cmの電動昇降式スタンディングデスクです。コントロールボタンは上と下の2つだけなので、シンプルな操作で高さ75~122.5cmまでの昇降操作ができます。

斬新なV字型のデザインが特徴で、ディスプレイを正面と両脇の合わせて3台配置することも可能です。通常のL字型と異なり使用者はデスクの中央に立つ形になるため、スペースの端まで手が届くようになる点がポイントです。

ゆったりとした作業スペースに対して設置場所はそれほど場所を取らないので、「複数のディスプレイが必要だけどデスクの置き場所が広くない」という人におすすめです。

・FLEXISPOT 電動式スタンディングデスク EF1

昇降範囲71~121cmの電動式スタンディングデスクです。上下ボタンを押して無段階に高さが調整できる他、高さを記憶してボタンひとつでセットしてくれる「高さ記憶ボタン」を備えています。複数のパターンを記憶させられるので、姿勢を変えたいときに重宝します。

SPCC鋼材を使用した丈夫なT字型脚に加えて、耐荷重は70kgなので、大型のディスプレイやモニター、プリンターといった重い物を乗せても安心です。比較的高価なものが多い電動式の昇降デスクにおいて、コストパフォーマンスに優れている点も魅力のデスクです。

・ロータイプのおすすめデスク

・サンワサプライ パソコンデスク ロータイプ 収納付100-DESKH023BR

収納ラックとローデスクがひとつになったシェルフ付きのデスクです。シェルフの位置は左右組み換え可能なので、部屋の間取りに合わせて設置できます。

シェルフは3段で、最上段は高さ2段階で調節可能で、シェルフの後ろには落下防止のパイプが付いているので、本や小物を安心して置けます。大容量なので、仕事関連の物と趣味の物を、しっかりと分けて整理できるでしょう。天板は幅120cm×奥行56cmで、ノートパソコンを置いても余裕の広さです。床や座椅子に座って足を伸ばしながら、ゆったりデスクワークができますよ。

・DEWEL パソコンデスク ロータイプ

収納が少なくなりがちなローデスクですが、こちらのデスクは上棚と下棚があり必要な物がたっぷり収納可能です。幅80cm×奥行50cmとスリムながらも余裕のある天板サイズなので、作業スペースを確保できるでしょう。上棚の高さを天板から41cm・46cm・51cmの3段階で調整できるため、32インチの大型ディスプレイにも対応しています。

デスクの脚は360°回転のキャスター付きです。掃除の際などに動かすのもスムーズで、移動しないときはストッパーでロックできますよ。

・DORIS ドリス ローデスク

ディスプレイ台が付いたタイプのローデスクです。ディスプレイ台の下にキーボードやノートパソコンが収納できるので、書き物などをする際には天板を広く使えます。

背板がない分、ごちゃつきがちな配線もすっきりまとめられるでしょう。ディスプレイ台の両端は取っ手付きで、女性でも簡単に持ち上げて移動できます。取っ手にフックを掛ければカゴなどを取り付けられるので、小物の整理にも役立ちますよ。

幅80cm、ディスプレイ台を含めない奥行きは35.5cmで、A4の書類を置いての作業も十分に可能です。

・折りたたみタイプのおすすめデスク

・サンワサプライ 折りたたみデスク100-DESKN006M

使うときにだけ広げて使用できる折りたたみデスクです。デスクとして使わないときは、折りたたんだ状態にすればワゴンとしても使えます。

移動に便利なキャスター付きなので、自室でのテレワーク用、リビングでの子どもの学習用とさまざまな場面で利用できます。天板下にある2段の収納の中板は3段階で調整できて、上段にはA4書類を立てて置けます。

奥行き55cmで、折りたたみ時の幅は50cm、広げたときは幅107cmとなり、ノートパソコンとプリンターを置いても作業ができる十分な広さのデスクに変身します。

・山善(YAMAZEN) 折りたたみデスク RPST-8040H

折りたたみ時の厚さはわずか6.5cmで、使わないときは場所を取らず収納できる折りたたみデスクです。幅80cm×奥行40cmで、作業スペースも十分に確保できるでしょう。

脚はアジャスター付きなので、フローリングとマットの上など微妙な段差のある場所に置いてもガタつきを抑えられます。全体の耐荷重は20kgで、プリンターなど重量がある物を置いても安定して使えます。

カラーは6色展開で、ウッドナチュラル、アンティークアイボリー、アンティークブラウン、ウッドナチュラル、ダークブラウン、ブラック、ホワイトの中から好みのものを選べるのもうれしいポイントですね。部屋の雰囲気に合わせて色違いで購入する人もいます。

・ニトリ 折りたたみデスク フレッタ コンパクト 8760823

シンプルでリーズナブルな折りたたみデスクです。幅50cm×奥行45cm×高さ35cm、幅50cm×奥行51cm×高さ66cm、幅70cm×奥行51cm×高さ66cmという3パターンのサイズ展開で、用途や間取りに合わせて選べます。いずれも折りたたみ時は厚さ4cmとスリムになるので、ちょっとした隙間に収納可能です。

カラーはホワイト、ライトブラウン、ダークブラウンの3色で、パソコンデスクとしてだけでなく1人暮らし用のテーブルとしても使えるシンプルさが魅力です。

・E-WIN 折りたたみ式昇降デスク SD58

キャスターを取り付けるだけですぐに使える折りたたみ式の昇降デスクです。昇降幅は74.5cm~118.5cmで、左右のハンドルで8段階の高さ調節をする手動式です。

固定脚とキャスターの両方が付属しているので、用途に合わせて使えます。4つのキャスターのうち2つはストッパーが付いており、作業時には固定させておけば安定して使用できます。

天板は幅58cm×奥行40cmのコンパクトサイズで、ノートパソコンでの利用に適したデスクです。価格もリーズナブルなので、スタンディングデスクを試してみたいという人にぴったりですね。

・ロウヤ(LOWYA) 座椅子専用デスク F808_G1303_0010B1

ソファや座椅子などの高さに合わせて使える、シンプルなデザインの折りたたみデスクです。高さは45.5cm~72.5cmの間で6段階、角度は水平の状態から上向き22.5度まで6段階での調整が可能なので、座椅子に座った状態でも楽にパソコン作業ができます。天板にはストッパーがついており、角度をつけてもパソコンが滑り落ちる心配はありません。

約5.1kgの軽量サイズなので、自室やリビングなどさまざまな場所に持ち運んで使えます。パソコン作業用としてだけでなく、書見台として角度をつけた状態で雑誌や本を置けば、ページも楽にめくれるでしょう。

・クロシオ(KUROSHIO) 天然木ワンタッチ文机 62245

天然木が美しく、和室の雰囲気にぴったりの落ち着いたデザインのデスクです。左側には本や雑誌を収納できるラック、右側には3段の引き出し付きで、A4サイズの書類や文房具や小物がしまえます。

広げた状態だと幅は96cm、折りたたみ時は38cmとコンパクトで、サイドテーブルとしても使えます。天板の折りたたみはワンタッチなので、女性でも楽々です。

引き出しの上部にはコンセントが1口付いていて、ノートパソコンやスマートフォンの充電に便利です。

まとめ

運動不足になりがちな在宅ワークでは、正しい姿勢をキープして集中できる環境を整えることが何よりも重要です。デスクに置く物や部屋の環境、自分の身長なども考慮して、最適なデスクを選ぶようにしましょう。