在宅ワークは、オフィスなどの事務所ではなく自宅で働くことを意味します。これはリモートワーク（テレワーク）の一種で、カフェやコワーキングスペースで働くことも含まれます。ただし、在宅ワークと表現される仕事は、在宅勤務が基本です。なかには、フルリモートで働いている人もいます。

このように、職場に縛られることなく作業できる次世代の働き方、それが在宅ワークです。最近では、特定のスキルを持つ人が個人事業主として始める場合も多く、フリーランスとして活躍している人も少なくありません。また未経験向け・初心者向けの求人もあり、スキルがない人も在宅ワークに挑戦できる環境となっています。

在宅ワークで、誰もが挑戦できる仕事の代表格、それがタイピング（データ入力）です。タイピング（データ入力）は、主にパソコンを使用しながら、企業から渡されたデータを打ち込むのがメインの仕事になります。

名刺から住所録を作成したり、講演会やセミナーの音源を文字に起こしたり、数値を入力したり、業務は多種多様です。他にもレビューや口コミを作成したり、Googleの検索結果をリスト化したり、業務内容は多岐にわたります。最近では、タブレットやスマートフォンから始められるタイピング（データ入力）の仕事もあります。

タイピングと聞くと、キーボードで何かを打ち込む印象があると思いますが、在宅ワークのタイピングは主にデータ入力を指します。逆に、データ入力さえできれば、今すぐにでも在宅ワークを始められるチャンスがあるわけです。

特別なスキルを必要としないない場合も多いので、初めての在宅ワークにもおすすめ。簡単な仕事が主流なだけに報酬は低めに設定されていますが、それでも在宅ワーク入門には最適でしょう。努力次第では、時間単価1,000〜1,500円以上も目指せるため、集中して作業できる人なら稼げる可能性は十分にあります。

正社員求人もある

では、タイピング（データ入力）に正社員求人はあるのでしょうか。これに関しては、求人次第なので一概には断言できません。しかし、在宅ワークに特化した求人サイトなどを見てみると、正社員求人もいくつか存在します。

ただし、純粋なデータ入力業務ではなく、他の事務作業とセットになっていることが多い印象です。正社員を目指すなら、他の事務スキルを身に付けておくとよいでしょう。

ここからは、在宅ワークでタイピング（データ入力）の仕事を始める方法を解説します。

副業から始める人が多い

タイピング（データ入力）の仕事は、パソコン・タブレット・スマートフォンがあれば、すぐにでも始められます。そのため、まずは副業から始める人が多いです。ただし、タイピング（データ入力）の仕事で企業から渡されるデータは、ExcelファイルやWordファイルが主流です。

そのため、MicrosoftのOfficeソフトが必要となることもあります。案件によっては、Googleのドキュメントやスプレッドシートを使用する場合もあります。その点は、案件ごとに必要となるソフトが変わることも知っておかねばなりません。また本気で稼ぎたいなら、スマートフォンやタブレットではなくパソコンが必須となるでしょう。作業環境が整ったら、求人に応募してみましょう。副業から始める場合、クラウドソーシングサイトに登録するのもおすすめです。

未経験でも契約社員からなら始められる

タイピング（データ入力）は、未経験でも契約社員から始められる場合があります。いきなり正社員は難しくとも、契約社員として経験を積めば、そこから正社員雇用してもらえる場合もあります。もちろん、たくさんの仕事をこなして、独立してやっていくのもありです。

最初は資料作成や原稿作成、文字起こし、リライト、検索結果調査、SNS関連など比較的簡単な仕事から挑戦してみましょう。その後、慣れてきてから他の仕事に挑戦し、幅を広げていくのがおすすめです。最終的に正社員を目指すなら、焦らずに契約社員から始めてみるのもよいでしょう。

リモートワーク専門の求人サイトから応募する

タイピング（データ入力）の仕事は、リモートワーク専門の求人サイトに多く掲載されています。他の求人サイトにも掲載されていますが、テレワークに特化しているサイトだと、よりタイピング（データ入力）の仕事も見つけやすいでしょう。

そのため、最初は在宅ワークに特化した求人サイトに登録し、タイピング（データ入力）の仕事を探してみましょう。良い求人を発見したら、タイミングを逃さないためにも迷わず応募するのがおすすめです。

リモートワークのなかでも、初心者におすすめなのがタイピング（データ入力）です。タイピング（データ入力）は、比較的簡単な仕事もあるため、未経験の人にも最適。他の事務スキルも身に付ければ、正社員になれるチャンスもあります。

最初は慣れない環境もあって不安や心配もあるかもしれませんが、やってみると徐々に慣れます。タイピング（データ入力）はとにかくやってみることが重要なので、気になる求人があったら、ぜひ挑戦してみてください。