フルリモートにおすすめな資格を紹介!選び方や求人の探し方も解説

フルリモートワークをするのに役立つ資格があります。求人の多い業種では資格があれば未経験でも問題ない企業もあります。資格はIT系、デザイン系、事務系など多岐にわたり、複数の資格を持っていると有利になります。リモートに合う資格を目指しましょう。

「フルリモートで働ける企業に就職したいが、資格を持っていない」「資格を取ればフルリモートの就職活動に有利になる?」「どのような資格を取れば役立つか知りたい」

フルリモートで働きたいと考えた場合、資格に関して悩む人もいるかもしれません。
フルリモートに役立つ資格は多くあるので、職種や業界を定めて選びたいもの。特にIT関連やデザイン、ライティングの仕事はフルリモートできる求人が多いので、資格を取っておくのがおすすめです。
さらにIT系の資格に加え事務系の資格やデザイン系の資格など、複数の資格があると就職活動で有利になります。実務でも幅広い知識があるほど役に立つでしょう。

今回は、フルリモートワークできる資格を紹介します。どのような資格を選べばいいのかや、求人の探し方もまとめました。資格は客観的なスキルとしてみなされ、就職活動はもとより実務でも役立ちます。フルリモートで資格を活かして働きたい人は参考にしてください。

フルリモートに資格は必要?

フルリモートの仕事に就く場合、資格がある方がよいでしょうか?職種にもよりますが、就職に有利な資格は多いです。
リモートワークの場合、オフィスと違い従業員の働く姿が見えず、仕事の成果が形となってあらわれます。基本的に1人で仕事をするため、資格を取り十分な知識やスキルを身に付けていれば業務もスムーズに進むでしょう。

フルリモートをするために資格を取った方がいい?

フルリモートをするために資格を取った方がいい?

資格がなくてもフルリモートできる仕事はたくさんありますが、あれば就職や転職のときにアピール材料になったり、給与アップが見込めたりします。希望の職種に役立つ資格があるなら、取得をおすすめします。キャリアアップにもつながるでしょう。
職種によっては資格の保有を条件とする企業もあるため、資格を取っておけば、就職や転職を望むタイミングですぐ求人に応募できます。資格があれば、企業に対しやる気のアピールになることも。

フルリモートできる資格の条件

リモートワークできる職種は限られていると考える人も多いでしょう。たしかに、資格を持っていてもリモートでできる仕事でなければ、完全在宅勤務にはなりません。オフィスに出社しなくてもできる仕事に限られます。

リモートワークできる職種は、主に以下の条件があります。

まず、成果物を提出できる業務であること。期日までに仕事の結果を出せば企業にとって問題ありません。

次に、1人で進められる業務です。チームで取り組む仕事でも、基本的には1人で行いデータ上でやり取りできる業務がリモートワークに向いています。コミュニケーションを密に取らなくても、チャットツールやオンライン会議で事足りる業務です。

保有者が少なく難易度が高い資格も、リモートワークが可能なことが多いでしょう。条件に合う人材を見付けづらいため、企業側もリモートワークの希望を受け入れてくれる場合があります。希少性が高いため、遠方に住んでいても採用したいと考えるからです。
また、仕事をするうえで必須となる業務独占資格があると便利です。資格の保有が前提の職業で、公認会計士などがそれにあたります。

最後に、パソコンやオンライン環境が整っていることもフルリモートの条件です。

以上の業務には、資格が必要なものも多く、保有していると企業側の信頼も増します。

資格ありで転職・就職するメリット

資格ありで転職・就職するメリット

資格は客観的なスキルの証明であり、資格の保有を問われない職種でも、転職や就職の際には有利になることがあります。
比較的難易度が低く取りやすい資格も多いので、希望する職種の資格があれば取っておくとよいでしょう。
資格を持って転職や就職をするメリットは、主に以下の3つがあります。

  • 有利な労働条件で働きやすい
  • 独立しやすい
  • 資格の手当がある

3つのメリットを解説します。

有利な労働条件で働きやすい
仕事上必要な資格を取得していれば、入社直後から高いポジションで業務に就くなど、より有利な条件で働くことが可能になります。社会人経験のない学生は、実績をアピールできませんが、資格があればそれだけで一歩リードできます。
また、目指す業界・職種が第一志望であるという企業へのアピールにもなるでしょう。

独立しやすい
資格があると、独立しやすくなります。取引先に資格を提示することで、仕事の受注につながることも。独立すれば自分の希望通りの条件で働けます。フルリモートで働きたい人にとって、大きな武器になるでしょう。

資格の手当がある
企業によっては資格があると手当の上乗せもあり、給与のアップが見込めます。
ただし、資格の有無で業務が変わらなければ、手当がない場合もあるでしょう。

フルリモートワークに有利な資格とは

フルリモートワークに有利な資格とは

フルリモートの仕事は増えつつあり、資格がなくてもフルリモートで働くことは可能です。ただ資格は職探しの際に役立ち、資格が必須の仕事も多くあります。フルリモートで働く場合、有利な資格は主に、Photoshop®やIllustrator®の資格、日商簿記検定、TOEIC®、ウェブデザイン技能検定、ITパスポート、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、行政書士などがあります。複数の資格を持っていれば強みになることも。
ここでは、フルリモートワークに活かせる資格を分野ごとに紹介します。

  • 英語系
  • 事務系
  • IT系
  • 士業系
  • デザイン系
  • ライティング系
  • その他

各分野では、取得しやすく求人が多く見込まれる資格をピックアップしました。資格選びの参考にしてください。

 

英語系

リモートで翻訳の仕事や英語のライティング業務に活かせるので、取っておきたい資格です。学生時代に受験をする機会が多いのは、実用英語技能検定いわゆる英検が有名ですが、就職で役立つものとしては、TOEICがあります。
英語系の主な資格は以下です。

  • 実用英語技能検定
  • TOEIC® Program
  • JTA公認翻訳専門職資格試験
  • JTFほんやく検定
  • 貿易実務検定

なかでも挑戦する人が多い実用英語技能検定とTOEIC® Programについて解説します。

実用英語技能検定(英検)
学生時代に受験した人も多いのではないでしょうか。試験では、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能で英語力を測ります。3級以上は1次試験と2次試験があり、1次試験ではリーディング・リスニング・ライティングの筆記試験を、2次試験(1次試験合格者のみ)ではスピーキング試験を行います。英語を使う仕事では、高校卒業程度の2級以上を持っていると安心です。翻訳や通訳など専門職に就くなら、準1級以上を目指しましょう。
試験は年に3回実施されます。2次試験を欠席あるいは不合格であっても、次回申請すれば、1年間(例:2023年1回で1次試験に合格した場合、2024年1回まで)次試験が免除に。また一度の試験で級を併願したダブル受験もできます。

参考:英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会

TOEIC® Program
160カ国で実施されるテストで、英語のコミュニケーション能力を評価するもの。世界共通のため、海外でスキルの証明になり、就職活動でも重視されます。TOEIC® TestsとTOEIC® Bridge Testの2つのブランドがあり、それぞれ4技能のスキルを測定します。結果はスコアで表示され、仕事で活かすには500点前後が目安に。英語に特化した仕事を希望する人はよりハイスコアを目指しましょう。
試験はほぼ毎月行われています。

参考:【公式】TOEIC Program|IIBC

 

事務系

書類や印鑑が必要なため、かつてはリモートができない仕事とされていた事務職。しかし、ここ数年で進んだペーパーレス化と、電子印鑑の普及からフルリモートできる仕事になりました。事務系の資格は幅広く、パソコン操作に関するもの、経理や秘書など専門性の高いものまでさまざま。いくつかを組み合わせての資格取得を目指すとよいでしょう。
主な資格は以下の通りです。

  • 日商簿記
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • 秘書検定

事務系で人気の高い日商簿記とMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)について解説します。

日商簿記

簿記の資格は多くあり、なかでも日本商工会議所が主催する日商簿記が知られています。企業の経理・会計担当や営業、コスト管理者、また公認会計士や税理士を目指す人に役立つ資格です。原価計算初級・簿記初級・3級・2級・1級とあります。

年に3級・2級は3回、1級は2回の試験日があります。原価計算初級・簿記初級は、各ネット試験会場が決定します。

参考:簿記 | 商工会議所の検定試験

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
日本マイクロソフト株式会社のソフトであるWordとExcelのスキルを測るもの。基礎的なスペシャリストと上位レベルのエキスパートの2つがあり、スペシャリストは比較的容易に取得できます。またPowerPointやデータベース管理ソフトのAccess、電子メール・情報管理ソフトのOutlookの試験もあります。事務系の仕事に役立つことはもちろん、パソコンを使うオフィスワークの多くで必要な知識です。
全国一斉試験の他、全国1,700の試験会場でほぼ毎日試験を行っています。最寄りの会場を調べてみましょう。

参考:マイクロソフト オフィス スペシャリスト

 

IT系

フルリモートの求人が多い業種です。実務経験がないと取得できない難関な資格もありますが、持っていれば転職に有利でしょう。もし未経験でフルリモートを志望するなら、ITに関する基本的な知識をアピールできるITパスポート(iパス)がおすすめです。
主な資格は以下です。

  • ITパスポート(iパス)
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト

IT業界で働くならぜひ持っておきたい、ITパスポートと基本情報技術者試験について解説します。

ITパスポート
社会人が備えておきたいIT基礎知識を証明する国家資格で、「情報処理技術者試験」の試験区分の一つに位置付けられています。実践レベルの資格なので、未経験でIT系の職を希望する初心者の人におすすめです。この資格があれば、ITを正しく理解し、業務に効果的に活用できる力があると認められます。プログラマーやSE志望、もしくは現職で働いている人にも役立つでしょう。
さらに現代は、社会で広くITの知識が求められます。働くうえで不可欠な基礎知識が身に付けられるのもポイントです。
この資格があれば、プログラミング、ソフトウェア開発、セキュリティ対策、データベース設計などがリモートでできます。情報システムやセキュリティ、経営関係の知識も身に付くでしょう。
出題内容は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野で合格基準点が設定されています。合格率は平均50%前後です。
試験は全国各地で随時開催しているので、最寄りの試験会場を検索してください。

参考:ITパスポート試験

基本情報技術者試験
ITエンジニアの登竜門となる国家資格。試験では、情報技術に関する基礎知識やスキル、実践能力が問われます。ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義、設計・開発・運用で水準が定められています。難易度が高い資格ですが、取得すればITエンジニアとしてのキャリアが開けるでしょう。
試験はCBT方式により随時実施しています。
※CBT方式とは、CBT(Computer Based Testing)の略で、コンピュータを使って試験を行う方法です。

参考:基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

 

士業系

士業系の多くは、勉強期間を必要とする仕事です。難易度が高いので希少性もあり、有資格者の人材を求めている企業もあります。将来的に独立しやすい職種の一つです。
ただし士業系の資格には、実務経験がないと受けられない試験もあります。
主な資格は、以下の通りです。

  • 行政書士
  • 公認会計士
  • 社会保険労務士

行政書士と社会保険労務士について解説します。

行政書士
受験に必要な資格は特になく、だれでも試験が受けられます。官公庁に提出する許認可など申請書類の作成や提出手続きの代理、遺言書などの権利義務、事実証明および契約書の作成などを行う業務です。令和4年度の合格率は12.13%で、取得は容易ではありません。資格を持っていればフルリモートで仕事ができ、独立しやすい仕事です。
試験は年に1回、11月の第2日曜日に行われます。

参考:行政書士試験

社会保険労務士
「社労士」と省略して呼ばれることの多い国家資格です。人材の専門家として、企業の労働・社会保険の諸問題や年金の相談など、幅広く業務にあたります。受験資格は、学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた国家試験合格の3つのうち一つを満たしていなければいけません。試験は選択式および択一式試験で行われ、総得点と科目ごとの成績の両方が合格基準点に達する必要があります。令和3年度の合格率は7.9%と難しい資格ですが、取得すれば企業からのオファーが見込まれるだけでなく、独立もしやすいでしょう。
試験は年1回、8月の第4日曜日に実施されます。

参考:社会保険労務士試験

 

デザイン系

WebデザイナーやWebディレクターはフルリモートワークに適した仕事で、求人も多く出ています。デザイナーは資格が必須の職業ではありませんが、資格があればスキルを客観的に証明できます。未経験からデザイナーを目指す人はまず資格を取って、スキルとポテンシャルをアピールしましょう。
デザイン系の主な資格は、以下の通りです。

  • ウェブデザイン技能検定
  • パーソナルカラリスト検定
  • カラーコーディネーター検定
  • DTPエキスパート
  • Photoshop®クリエイター能力認定試験
  • Illustrator®クリエイター能力認定試験

一つひとつ解説します。

ウェブデザイン技能検定
国家検定制度である技能検定制度の一つ。ホームページ制作の仕事などに必要なスキルで、Webデザイナーとしてリモートワークを探すときにも役立ちます。3級は実務経験がなくても受験できるので、未経験でWebデザイナーを目指す人におすすめです。試験では、Webデザインに関する知識・技能、実務能力などが問われます。
試験は年に4回実施。

参考:ウェブデザイン技能検定

パーソナルカラリスト検定
色彩知識と配色調和を身に付ける資格です。一般的にファッションやメイクの専門職に必要な知識ですが、Webデザイナーの仕事にも役立ちます。広告やPOP、ロゴ、チラシなどをつくる際に、カラーコーディネートの知識が活かせるでしょう。比較的取得しやすく、3級の合格率は75%です。
試験は年に3回行われ、会場での受験か自宅でのWeb受験になります。

参考:パーソナルカラリスト検定

DTPエキスパート
DTPとはDesktop Publishingの略で、日本印刷技術協会が主催する資格です。印刷物のデータ制作を行い、DTPデザイナーやDTPオペレーターとしてリモートワークを希望するなら取っておくとよいでしょう。印刷物をデザインする際も役立ちます。
試験は年に2回実施。

参考:DTPエキスパート | JAGAT

Photoshop®クリエイター能力認定試験
グラフィックツールであるAdobe Photoshop®の活用能力を測定、評価するもの。Photoshop®を使い、画像ファイルの作成やコンテンツ制作のスキルを測定します。Webデザインやグラフィックデザインに役立つ資格なので、Webデザイナーの仕事を目指すなら取っておいて損はありません。求人募集の条件の一つに含まれていることもあります。試験は基礎的な「スタンダード」と応用分野の「エキスパート」があり、随時実施されています。

参考:Photoshop®クリエイター能力認定試験 サーティファイ

Illustrator®クリエイター能力認定試験
グラフィックツールであるAdobe llustrator®の活用能力を測定、評価する試験。DTPファイルやWebデザインパーツの作成、課題に沿って作品を仕上げて表現力などのスキルを認定します。内容はイラストやロゴ、アイコンの作成、ページのレイアウトなど。試験は基礎的な「スタンダード」と応用分野の「エキスパート」があり、随時実施されています。

参考:Illustrator®(イラストレーター)クリエイター能力認定試験│資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します

 

ライティング系

ライティングの仕事もさまざまありますが、1人で作業を行いデータでやり取りができるのでフルリモートに向いています。また英語など語学の資格と併用すれば、外国語を使ったライティングの仕事も可能でしょう。
主な資格は、以下の通りです。

  • 日本語検定
  • Webライティング能力検定®
  • テープ起こし検定
  • 校正技能検定

ここでは日本語検定、Webライティング能力検定®、テープ起こし検定について解説します。

日本語検定
日本語を使う人のための検定。普段あまり意識しませんが日本語を正しく使える人は意外に多くないかもしれません。丁寧に話そうとするあまり尊敬語を重ねてしまったり、文書作成でビジネスシーンにふさわしくない表現を使ってしまったりすることはありませんか。正しい日本語は、就職活動の面接や仕事で商談する際に役立ちます。日本語検定を持っていれば、企業で働くときにもきちんとした言葉が使える人だという証にもなるでしょう。リモートワークで主な手段となるチャットツールやメールでも、安心してコミュニケーションを取ることができます。
1〜7級まであり、試験は年に2回実施。日本語の総合的な能力を測り、漢字・表記・敬語・言葉の意味・語彙・文法の6領域に加え、読解などの総合問題が出題されます。

参考:日本語検定

Webライティング能力検定®
試験は「国語」「Webライティング」「コピーライティング、メールライティング」「SEO」「法律・倫理及び炎上対策」「Webライティングに関するミニ論文」の6科目から出題されます。試験内容は一律で、点数に応じて1〜3級に認定されます。
試験は年に3回、全国各地の会場で実施。

参考:Webライティング能力検定

テープ起こし検定
一般社団法人音声テキスト化協会の主催。テープ起こし技術者に必要な知識や技術、職業倫理や一般常識の判定で、試験は自分の好きな時間と場所で受けられます。不合格の場合、次の1回は無料で受験可能です。

参考:「テープ起こし」検定試験

 

その他

上記に挙げた分野以外にも、フルリモートできる資格は多くあります。
主な資格を見てみましょう。

  • JADP認定メンタル心理カウンセラー®
  • 臨床心理士
  • FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定

ここでは、JADP認定メンタル心理カウンセラー®、FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定について解説します。

JADP認定メンタル心理カウンセラー®
一般財団法人日本能力開発推進協会が主催する民間資格で、指定の講座を修了すれば誰でも受験できます。リモートワークで心理カウンセラーとして就職する場合に必要になるでしょう。内閣府が認可する臨床心理士の受験資格が、大学院修了者となるのに比べ、ハードルの低い資格です。医療・福祉・教育・産業界など、さまざまな場所で求められるカウンセリング能力を備えていると見なされます。「カウンセリングに関する基礎知識」「クライエントに関する基礎知識」「心理学に関する基礎知識」「精神医学の基礎知識」を認定教育機関で履修し、カリキュラム修了後、随時自宅で受験します。

参考:メンタル心理カウンセラー資格 | 日本能力開発推進協会 (JADP)

FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定
年金や税金、資産運用、保険、相続などお金に関する専門知識を持つFP。この資格があれば、コンサルティングや知識を基にしたライターなどの仕事につけ、独立もしやすいでしょう。生涯有効となる国家資格のFP技能士と更新が必要となる民間資格のCFP(Certified Financial Planner )・AFP(Affiliated Financial Planner)があります。
試験は1級FP技能検定は年に1回、2級は年に3回実施。

参考:FP技能検定 | 日本FP協会

資格ありフルリモートの仕事は未経験でもできる?

資格があれば未経験でもOKな仕事は多いです。特にIT業界は、常に人材を必要としている業種で、IT系の資格を取得しておけば未経験でも採用される可能性が高くなるでしょう。ITパスポートは未経験者でも取得できる資格で、持っていればITに関する知識があると客観的に認められます。
また、希少性の高い資格も同様です。難関のため、努力を必要とし時間はかかりますが、取得すれば未経験でフルリモートワークも叶いやすくなります。

フルリモートできる資格の選び方

フルリモートできる資格の選び方

フルリモートで働くためには「どのような資格を取ったらよいだろう」「資格がいろいろあって迷う」と悩むことも多いものです。
資格選びの前に、自分が興味を持てることを探しましょう。そのうえで、求人が多い職種に必要な資格を探したり、合格率や試験の頻度なども考えたりしましょう。また資格を複数持っているほど就職に有利となり、難易度の低い資格でも複数持っていれば利用価値が高まります。
ポイントは以下の4つです。

  • 興味のあること・やりたいことを見つける
  • 平均年収を参考にする
  • 求人募集の多い資格を探す
  • 合格率や試験日程を確認する

以下で解説します。

 

興味のあること・やりたいことを見つける

いくらフルリモートで働ける資格でも、興味がなければ勉強は続けられないもの。たとえ資格が取れたとしても、仕事を続けられるかわかりません。長く働くためにも、自分が興味を持って取り組める資格を探しましょう。そのためには「自分がしたい仕事」を考えるのも大切です。やりたいことを明確にしてから、関連する資格を探しましょう。

 

平均年収を参考にする

資格ごとの平均年収を参考にするのもよいでしょう。平均年収が高い職種は、資格の取得が難しいことも多いですが、モチベーションにつながります。難関の国家資格や独占業務のある資格は、総じて平均年収が高い傾向にあり、転職や独立を考えるときにも有利です。

 

求人募集の多い資格を探す

フルリモートで働くことを考えると、求人募集が頻繁に出ている業種や職種の資格を選ぶと就職もしやすいでしょう。需要が多い資格を取っておくのが近道です。

 

合格率や試験日程を確認する

合格率を参考に資格を選ぶのもよいでしょう。合格率の低い資格は難関であることが多く、取得までに時間がかかってしまうかもしれません。また試験が年に1回では、それだけチャンスが少なく資格取得までに月日を要することも。受験する機会を待たなければならず、すぐに就職活動できないということにもなってしまいます。

資格が活かせるフルリモート求人の探し方

資格が活かせるフルリモートの職を探すなら、「ReWorks(リワークス)」をご活用ください。「ReWorks」は、フルリモート正社員特化型の転職支援サイトです。「エンジニアが選ぶ利用したい転職サイトNo.1」「若手が選ぶ利用したい転職サイトNo.1」「リモートワークにおすすめの転職サイトNo.1」(※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要2021年4月期_ブランドのイメージ調査)に選ばれています。
資格やスキルを活かせる職種の求人も多く掲載されていて、会員登録を行えばすぐに無料で求人チェックができるのもポイント。キャリアアドバイザーとの無料相談も可能で、企業からのスカウトも期待できます。資格があれば有利な場合が多いので、自分が希望する条件にマッチした仕事が見つかりやすいでしょう。

まとめ

フルリモートで働くために資格を取ることは、多くのメリットがあります。客観的なスキルの証明になり、未経験でも就職しやすくなったり、転職活動や給与アップにも役立ったりするでしょう。フルリモートに合った資格は、事務系・英語系・IT系・士業系・デザイン系・ライティング系など多くの分野があります。ジャンルを限定せず、また比較的取得しやすい資格は、複数合わせ持つと価値が高まるのでおすすめです。フルリモートは基本的に1人で業務を遂行するので、幅広い知識やスキルは自分の助けになるでしょう。
また資格選びで迷うときは、興味が持てる分野を探すこと。さらに求人募集の多さや試験日程の頻度、合格率が高いなど、資格取得まで期間を短くするのもポイントです。

なお、フルリモートの仕事探しには「ReWorks」が役立ちます。資格やスキルを活かせる求人が多く掲載されています。ぜひ参考にしてください。