ワーママ向け!フルリモートの会社に転職する方法とコツを解説

ワーママがフルリモートに転職をすることにはたくさんのメリットがあります。通勤時間がなくなる分、家事や育児と両立しやすくなります。転職活動ではこれまでの経験やスキルを生かすのがおすすめです。フルリモート特化型の転職サイトを利用しましょう。

家事や育児と仕事の両立は、ワーママ(働くお母さん)にとって悩みや課題が多いもの。妊娠や出産、入園、入学など子供の成長と共に、働き方を見直したり転職を考えたりする人もいるかもしれません。

近年、新しい働き方として注目されている「フルリモート」は、ワーママと相性の良いワークスタイルです。フルリモートは通勤時間がなく、そのぶん家事や育児、子供の送迎もでき、夫の転勤にもついていけます。
ワーママの場合「時短勤務」や「残業なし」など、働くうえで条件が伴うことも。フルリモートワークなら全国の企業に応募できるので、条件に合った仕事に出会える可能性も高いでしょう。

この記事では、ワーママにフルリモートが向いている理由やおすすめの職種、仕事探しのコツについて解説します。

なおフルリモート転職は、フルリモート特化型の転職支援サイト「ReWorks」の活用が便利です。無料の会員登録を行えば、すぐにフルリモートの求人検索ができます。キャリアアドバイザーのアドバイスも無料で受けられ、転職先の企業が決まるまで丁寧にサポートします。ぜひご活用ください!

ワーママでもフルリモートの仕事に転職できる?

ワーママでもフルリモートの仕事に転職できる?

ワーママがフルリモート転職を考えたとき「フルリモートで働ける企業があるか?」と不安になるかもしれません。

まずはワーママの全国的な割合を見ていきたいと思います。厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」によると、「児童のいる世帯における母の仕事の状況の年次推移」で仕事を持つ母親の割合は75.6%でした。そのうち正規の職員・従業員は29.6%と、およそ3割が正社員として働いていることがわかります。

この結果から言えるのは、日本にはワーママが働く企業が多くあるということです。

フルリモートは、働く母親にとって理想的な勤務スタイルです。

ワーママのハードな1日は朝起きてから始まります。食事の準備や子供の世話、出社の身支度もあり出勤まで時間との戦いです。終業後も子供のお迎えや夕食の準備など家事に追われ、息つく暇もありません。夫と家事や育児を分担しても、仕事との両立はハードでしょう。
一方フルタイムで働く場合、フルリモートならどうでしょうか。通勤時間の削減や、出社の準備も不要になり、始業前の時間や昼休みに家事をこなすこともできます。こうした時間があれば、毎日の負担も軽減されるでしょう。また、子供や家族が急病の際、早退や欠勤しなければならないことも。さらに残業や出張ができないなど、働くうえで制約も多く、そのため条件に合う求人が見つけづらい場合もあります。
その点、全国を対象としたフルリモートの求人であれば、より希望に合う仕事を見つけやすくなります。
フルリモートの仕事は、パソコンやインターネット環境があれば始められるのがメリットです。仕事はオンライン上で完結できるので、slackやgoogle meetなど業務に必要なツールを使えば、コミュニケーションも問題ないでしょう。

さて、これから仕事を探すとなれば、毎日がさらに慌ただしくなりそうです。働きながら転職活動するのは、フルリモートの職探しの場合でも大変さは変わりません。
そのため転職活動を始める際は、家事や育児について改めて夫婦で話し合っておくのもよいでしょう。近くに実家があれば、転職活動中は子供を預かってもらったり夕食の準備を手伝ってもらったり、協力をお願いするのもいいかもしれません。家事は夫婦で分担し週末におかずをまとめてつくったり、時短調理家電や市販のお惣菜に頼ったりするのもよいですし、たまには家事代行サービスの利用もおすすめです。
家族で協力して乗り切りましょう。

ワーママがフルリモートに転職するメリット

ワーママがフルリモートの仕事に転職するメリットは、多くあります。働くうえでさまざまな制約があるワーママは、家事や育児に追われ、毎日のスケジュールも子供や家族が中心になりがちです。夫の協力があっても、どうしても妻に比重がかかってしまうことも。

仕事と家庭の両立は悩むところですが、フルリモートに転職することで解決することも多くあります。一つずつ見ていきましょう。

 

1.仕事の合間に家事や育児がこなせる

掃除や洗濯、食器洗いなど、家事は細かな作業の連続です。育児も同様に四六時中お世話が必要ではなく、食事やおやつ、おむつ替えなどその時々で発生します。その都度対応しながら働けるのがリモートワークのよいところです。

 

2.子供の急病時や学校が休みの日も安心

子供が急病で休んだり、保育園や学校が突然休みになったりしてもフルリモートなら対応可能。自宅で仕事するため、目の届くところで世話ができ安心です。

 

3.通勤時間を家事や育児にまわせる

家事や育児を分担していても夫が残業のときは、ウエイトが妻に偏りがちです。そのため、時短勤務や残業のない働き方など工夫をし、家庭と仕事の両立をしているワーママも多いでしょう。
とはいえ、帰宅後の家事や育児は心身共にきついもの。フルリモートで通勤の必要がなくなれば、そのぶん時間にゆとりができ楽になります。

ワーママの負担は多くありますが、これらのハードルを低くできるのがフルリモートのメリットです。

ワーママ向きのフルリモートの仕事

ワーママ向きのフルリモートの仕事

ワーママがフルリモートで転職する場合、これまで培ってきた経験やスキルを生かした仕事がおすすめです。キャリアチェンジもよいですが、フルリモートの仕事を探す場合は経験を生かす方が有利でしょう。就職活動でのPRになるだけでなく、仕事内容に慣れているため、新しい企業に移っても負担が少なく済みます。退勤後も忙しいワーママには、なるべく負荷のない仕事がおすすめです。

ワーママに向いているフルリモートの職種は、主に以下があります。

  1. 事務職
  2. Web制作
  3. 総務・人事・労務
  4. T系エンジニア
  5. 金融

それぞれ解説します。

 

1.事務職

フルリモートの求人が多い職種です。事務にもさまざまな仕事がありますが、一般事務はデータ入力や書類作成など幅広い業務を受け持ちます。
経理事務は、請求書発行や支払い・税金納付業務、立替精算、未入力確認、帳簿作成などを行います。簿記の資格を持っていると有利です。
営業事務は、営業担当をサポートするため主にバックオフィス全般を担います。メール代行や資料作成、請求書や提案書の作成、受発注管理など。
その他、企業との契約や取引など法律関係の業務を行う法務事務、貿易関連の事務作業を行う貿易事務などがあります。専門性の高い事務職には、実務経験が求められるでしょう。

 

2.Web制作

フルリモートで完結しやすい仕事であり、ワーママにおすすめです。Web制作にはコーポレートサイト(企業サイト)やランディングページ(Web広告や検索エンジンなどを経由してユーザーが最初に閲覧するWebページ)、ECサイトの作成、オウンドメディア、転職サイトなどさまざまなジャンルがあります。HTMLやCSSなどのプログラミングスキルやセキュリティに関する知識が必要で、ホームページ公開後の管理やSEO対策を行う業務もあります。
この他WebデザイナーやコーダーなどWeb関連の仕事は豊富で、いずれもフルリモートに適した仕事です。Webデザインは特に女性に人気ですが、Photoshop®やIllustrator®など各種デザイン系のソフトを使うことが前提になります。

 

3.総務・人事・労務

備品の発注や管理、オフィスの賃貸契約、契約書など重要書類の管理を行う総務。業務の内容も幅広く、さまざまな部署とやりとりが発生します。
人事は採用に関わる仕事で、書類選考や面接などあらゆることに携わります。入社後、従業員の研修や育成、配属、人事評価制度の作成など業務は多岐にわたりますが、リモートで行えるでしょう。
労務の仕事は、労働環境の整備や給与計算など。福利厚生に関する業務や就業規則の作成や管理も担い、従業員が安心して働けるよう環境を整備する仕事です。

 

4.IT系エンジニア

IT業界は求人が多く、フルリモートできる職種も豊富です。なかでもエンジニアはフルリモート向きで需要も高い傾向にあります。
IT系エンジニアとは、IT技術者の総称でコンピューターを動かすためのシステムを設計する仕事です。システムエンジニアやプログラマーなどさまざまな分野があり、文系の人でも就きやすい仕事です。ですがやはり経験者は有利なので、知識とスキルを生かしてIT系エンジニアの求人を検索してみましょう。

 

5.金融

金融業でリモートワークが可能な仕事も多くあります。金融系のコンサルタントや法人営業、アナリストリサーチ、トレーダー、ファンドマネージャー、損害調査などジャンルもさまざま。専門知識が必要になるため、経験者の転職でないと難しいでしょう。

ワーママがフルリモートに転職するタイミング

ワーママがフルリモートに転職するタイミング

女性は男性に比べ、結婚や出産などライフイベントのたびに働き方を変える選択に迫られます。そのため企業に長く勤めてキャリアアップを続けることが難しいケースもあり、結婚や妊娠などのタイミングで退職や転職を考える人も多いかもしれません。
近年は、リモートワークが広く社会に浸透し、ワーママが転職する際も候補の一つに「フルリモートで働ける企業」という選択が入るようになりました。
それでは、ワーママがフルリモートの仕事に転職しようと思うタイミングは、どのようなときでしょうか?
以下の4つが考えられます。

  1. 妊娠・出産
  2. 待機児童になってしまう
  3. 夫の転勤
  4. 小学校に入学

一つずつ解説します。

 

1.妊娠・出産

オフィスへの出社は、通勤の労力や感染症へのリスクなど、妊婦さんや乳幼児のいるワーママにとって大きな負担です。子供の体調が悪い日は早退や欠勤しなければならず、オフィス内の目も気になるかもしれません。さらに子供の数が多いほど、そうした頻度も増え負担も大きくなるでしょう。
「リモートワークなら、子供を看病しながら働ける」
「帰宅後に家事と育児をこなすのは大変だから、フルリモートで時間にゆとりが欲しい」
このように感じたら、フルリモートに転職するタイミングです。

 

2.待機児童になってしまう

自治体の学童保育施設の審査に落ちてしまい、子供が入所できないことがあります。しかし民間の学童保育施設は一般的に料金が高いため、金銭的な負担にも。そんなとき「フルリモートの仕事に転職したい」と思う人も多いのではないでしょうか。
保育園の入園も同様です。入園が決まっても兄弟が別々の保育園になることもあり、それでは送迎の手間が2倍になってしまいます。そうした毎日は、体力的にもメンタル的にも厳しいものです。

 

3.夫の転勤

夫が転勤になった場合はどうでしょうか。家族で引っ越すとなると、ワーママにとって転勤先が通勤圏外であれば退職せざるをえません。フルリモートなら、働く場所を選ばないため、どこにいても正社員として働けるのがポイントです。

 

4.小学校に入学

共働き家庭でしばしば問題となる「小1の壁」。保育園では延長保育があり、保育士が一人ひとりに目をかけてくれることもあり、保護者も安心して働くことができます。しかし小学校では一般的に担任の先生1人が30人前後の児童を抱え、それぞれに目をかける余裕はありません。また子供にとっても小学校や学童保育に馴染めず、学校に行きたがらないケースも。一方で子供の小学校入学と共に時短勤務がなくなる企業もあります。子供を1人で留守番させるわけにもいかず、場合によっては仕事を辞めざるをえないでしょう。
雇用形態をパートタイムにするなど、働き方を変える人もいますが「キャリアを捨てたくない」というときに、フルリモートの正社員への転職を希望するワーママが増えています。

ワーママのフルリモート転職を成功させるコツ

ワーママがフルリモート転職を成功させるには、主に3つのコツがあります。

  1. 経験・経歴を生かす
  2. 育児に理解のある会社を選ぶ
  3. 条件を洗い出しておく

 

1.経験・経歴を生かす

これまでの経験や経歴を生かしてフルリモート転職をするなら、同じ業界や職種を選ぶとよいでしょう。新しいことへのチャレンジも悪くありませんが、仕事と家事や育児に忙しいワーママにとっては簡単ではありません。スムーズに転職するには、これまでと同じ業界や職種にしましょう。

 

2.育児に理解のある会社を選ぶ

育児に理解のある企業がおすすめです。フルリモートでも、残業が多いと育児との両立は難しくなります。子供が体調不良のときは、早退や欠勤が認められるか確認しましょう。またワーママの在職率をチェックするのもよい方法です。面接では「子育てを理由にフルリモートに転職したい」旨を伝えましょう。

 

3.条件を洗い出しておく

「時短勤務」、「残業なし」、あるいは「特定の曜日は残業できない」など、条件を事前に整理しておきましょう。ワンオペ育児や両親の協力が得られない場合、条件が曖昧なまま採用されても、入社後に家事や育児との両立が難しくなってしまいます。
自分の希望をすべて書き出し、順位付けして「譲れないものと妥協できるもの」を明確にしておくと面接でスムーズです。

ワーママがフルリモートの仕事に転職する方法

ワーママがフルリモートの仕事に転職する方法

フルリモートに特化した転職求人サイト「ReWorks」の利用がおすすめです。フルリモート導入の企業は全国各地にあり、一から自分で探すのはなかなか難しいもの。Web上にも多くの転職サイトがありますが、フルリモートに特化した転職支援サイトなら、手っ取り早く仕事探しができます。検索方法も簡単で、さまざまな職種から選ぶことができるうえ、「こだわり検索」を使えば、自分の条件や希望に合った仕事を探せます。
オンライン講座やキャリアカレッジも完備し「リスティング広告の基礎」「インサイドセールスの提案」「広報」など仕事に役立つ講座も満載です。またキャリアカレッジは在宅勤務の理解を深め、転職を有利にするオンライン講座です。受講者には無償の転職支援サービスがあるのでぜひ、ご利用ください。

ワーママがフルリモートの会社に転職する流れ

フルリモートの転職を考えるなら、まずは登録から。
ここでは、フルリモート特化型の転職支援サイト「ReWorks」で仕事探しの流れを解説します。

1.会員登録
基本情報を入力して、会員登録をしましょう。すぐにリモートワークの求人検索ができ、ワーママ向けの仕事も多く掲載されています。もちろんすべて無料です。

2.キャリアアドバイザーに相談
会員特典として、経験豊富なキャリアアドバイザーによる無料相談が受けられるなど、サポート体制も万全です。これまでの職歴や希望年収、こだわり条件などを伝えましょう。ワーママに有利な条件の仕事が探しやすくなります。選考日の日程調整もしてもらえ、仕事や家事、育児をしながらでも転職活動がスムーズに。安心して仕事探しができます。

3.プロフィールを充実させよう
プロフィールを閲覧した企業からのスカウトも期待できます。内容を充実させ、これまでの経験や培ってきたスキルをアピールしましょう。スカウト機能をオンにしておけば、思いがけない企業からオファーが来るかもしれません。

4.仕事探しを徹底サポート
登録メールアドレス宛てに新着求人やおすすめ求人が届きます。
定期的に更新される新着案件や、おすすめ案件の情報を逃さずチェックしましょう。

5.スキルアップしたいときは
オンライン講座やキャリアカレッジトレーニングプランなど、さまざまなコンテンツがあります。転職活動をしながらスキルアップを目指しましょう。

6.面接から内定へ
マッチングした企業の面接ももちろんオンラインで。
どこに住んでいても求人検索から応募、面接、採用まですべてフルリモートで可能です。

まとめ

ワーママがフルリモートの仕事に転職する方法やコツを紹介しました。
仕事をしながら家事や育児をこなすのは、容易ではありません。「働き方を変えたい」「転職したい」と考えるワーママも多いでしょう。そのようなとき、選択肢の一つとしてフルリモートがあります。
フルリモートなら通勤の必要がなく、時間に余裕が生まれます。夫が転勤になっても、働く場所にとらわれないため退職することもありません。ワーママにとってフルリモートはメリットがいっぱいです。

またワーママがフルリモート転職を成功させるには、これまでの経験やスキルを生かすのが近道です。事務職・Web制作・総務・IT系エンジニア・金融などさまざまな業界でフルリモートの求人があります。働くうえで条件を整理し、子育てに理解のある企業を探しましょう。

なお、フルリモート転職にはフルリモート特化型の転職支援サイト「ReWorks」の利用が便利です。正社員を諦めたくないワーママ向けの求人も多数掲載されています。
キャリアアドバイザーとの面接も無料で、転職に関する悩みや相談も気軽に受けられます。またスカウト機能もあり、プロフィールを見た企業からオファーが届くことも。転職活動をしながらスキルを高めたい人には、オンラインの無料講座もあるので、ぜひご活用ください。

経験やスキルを生かして、フルリモート転職を成功させましょう。