VBAスキルを活かしてフルリモートで働こう!職種や求人を紹介

「VBAスキルがあると便利だろうな……」と思っていても、VBAがどのようなものなのか具体的なことはわからない人も多いのではないでしょうか。実は、VBAにはさまざまな活用方法があり、スキルを習得しておけば業務効率化に大いに役立ちます。

今回はVBAとは一体何なのか、その概要やできることに加えて、VBAに関する資格や活かせる職種、その他のプログラミング言語を紹介します。ぜひ参考にしてください。

VBAとは

VBAとは

まずVBAとはどのようなものなのか、詳しく解説します。

 

Office製品で利用できるプログラミング言語のこと

VBAは「Visual Basic for Applications」の略で、Microsoft Officeのアプリケーションソフト拡張機能です。プログラムを記述して複雑な処理の自動化などが実行できるプログラミング言語で、Office製品のWord、Excel、Access、PowerPointで利用できます。

 

VBAとマクロの違い

処理の自動化といえば、マクロを思い浮かべる人も多いかもしれません。VBAとはどのような違いがあるのでしょうか。マクロは、操作を自動化する機能自体を指す言葉です。マクロを実行するために必要なのがプログラミングで、その際に使用されるプログラミング言語はアプリケーションによって異なります。Microsoft Officeの製品で使用されるプログラミング言語がVBAです。つまり、マクロを作成する手段の一つがVBAになります。

 

VBAでできること

具体的にVBAではどのようなことができるのか、ここでは8つ紹介します。

1.入力作業の負担軽減

VBAでは入力フォームのデザインが可能です。例えば膨大なデータ量の顧客情報を横長のExcelに入力する際、セルを移動させる手間が発生します。しかしVBAで入力フォームを作成すれば、入力項目をフォーム形式で画面上に表示されるため、時間短縮が可能です。

2.自動転記

VBAを使用すると、Microsoft Office製品のデータを自動転記できます。例えばExcelで別シートや別ブックのデータを転記できるため、手間が省けるだけでなく誤入力の防止になるでしょう。

3.四則計算の自動化

データ集計などで使用する四則演算の自動化もVBAで可能です。売上の集計や、企業別にデータの集計と並べ替えをしたものを、まとめて表示させることもできます。

4.帳票作成の自動化

領収書や請求書などの帳票作成も、VBAを駆使すれば自動化できます。データ一覧をもとにして、取引先ごとに自動でひな形へ転記可能です。数字以外の文字が入力されたり日付が抜けていたりした際に、警告が出る設定もできます。

5.レポート作成の自動化

VBAの実行で、集計データを表やグラフにし、できあがった情報をPDF出力するまでを自動化できます。時間がかかる社内レポート作成も、自動化すればワンクリックで対応できるため、大幅な時間短縮につながるでしょう。

6.MicrosoftOffice製品との連携

VBAは、MicrosoftOffice製品ならどのアプリケーションでも使用できます。そのためExcelやWordなど違うアプリケーション同士でも連携可能です。例えばExcelの顧客情報から名前を抽出して、Wordの指定箇所へ挿入できます。

7.スクレイピングの自動化

スクレイピングとは、Webサイトから情報収集して、必要な情報のみを抽出することです。VBAを使えばこの作業も自動化できて、Excelなどに情報を整理して集計やグラフ化ができます。

8.メール作成から送信までの自動化

大量の顧客へ一斉にメールを送信しなければならない場合も、VBAを使えば本文作成から送信までが自動化できます。フォーマットの指定箇所に、リンクやファイルの自動添付も可能です。

VBAの需要や将来性

使いこなせば便利なVBAスキルですが、就職や転職における需要はあまり多くありません。VBAが使用できるのはMicrosoft Office製品のみなので、他のプログラミング言語より汎用性が低いためです。

Microsoft Office製品は広く使われていることもあり、将来的にも一定の需要はあるでしょう。しかしプログラミングのメイン言語とはいえないため、エンジニアとして活躍したいのであれば他のプログラミング言語の習得がマストになります。その際は、JavaやPythonなど、VBAと親和性が高い言語を学ぶのがおすすめです。

持っているとスキルを証明できるVBAの資格

持っているとスキルを証明できるVBAの資格

VBAスキルの証明ができれば、転職時のアピール材料になります。具体的にどのような資格があるのか見ていきましょう。

 

証明できるのはVBAエキスパートのみ

VBAスキルの証明となる資格は「VBAエキスパート」のみです。VBAエキスパートは株式会社オデッセイ コミュニケーションズが主催・認定している資格で、試験内容は4種類あります。

・Excel VBA ベーシック
 Excel VBAの基本文法、基礎的なマクロの読解と記述能力の診断。

・Excel VBA スタンダード
 プロパティ・メソッドなどExcel VBAの基本文法と、ベーシックレベルより高度なマクロの読解・記述能力の診断。

・Access VBA ベーシック
 データベースの基礎知識と、Access VBAの基本文法、SQLの基礎的な理解力の診断。

・Access VBA スタンダード
 ベーシックレベルより高度なプログラムを読解・記述能力の診断。

ベーシックは事務などのビジネス一般レベル、スタンダードはSEやプログラマーといったITプロフェッショナル向けのレベルとなっています。

試験は随時実施されていて、全国に複数ある試験会場ごとに実施日は異なります。VBAエキスパートの公式サイトで試験会場を検索し、試験会場へ直接申し込みしましょう。

 

効率的に勉強する方法

VBAエキスパートは、ベーシックで25〜30時間、スタンダードだと75〜80時間程度が勉強時間の目安です。おすすめの勉強法は動画と書籍をミックスした方法。動画は映像と音声で学ぶため、全体の流れを理解しやすく、書籍は文章と図・イラストで情報の要点がつかみやすい特徴があります。

まず全体の流れを直感的に理解するために、動画で情報をインプットします。VBAの勉強では、正しいコードを書いた際にExcelやAccessがどのような挙動をするのか把握しなければなりません。完成形をイメージするには動画が最適です。

全体像を掴んだら、情報を補完するために書籍で学びましょう。書籍は気になるページを拾い読みできるため、理解が浅い部分の知識を深く知るために最適なツールです。このように動画と書籍を上手に活用すれば、効率的に学習できるでしょう。

VBAスキルを活かせる仕事

VBAスキルを活かせる仕事

ここでは、VBAスキルを活かせる仕事を3つ紹介します。

 

システムエンジニア

システムエンジニアは、ソフトウェアの設計や開発をする仕事です。VBAのみを必須スキルとしている求人は稀ですが、システム開発の場でもOfficeソフトは普及しているため、VBAを設計書作成の効率化に利用している場合があります。他のプログラミング言語も習得していれば、システムエンジニアとしてVBAのスキルが役に立つでしょう。

 

プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を使用してシステムを構築する仕事です。システムエンジニアと混同されがちですが、システムエンジニアは要件定義から基本的な設計までを担当します。プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書をもとに、開発からテストまで実施するのが仕事です。

 

事務職・経理職

事務や経理の仕事でも、VBAスキルは役立ちます。VBAで入力や帳票作成を自動化すれば作業効率が大幅に上がるため、職場で重宝されるでしょう。事務や経理の業務はルーティンが多い反面、効率化できておらず繁忙期は特にリソースを割いてしまっているケースがあります。

かといってVBAによる自動化を外注するのはコストに見合わないため、事務処理ができてVBAスキルもある人材の評価は高い傾向にあるといえるでしょう。

IT業界を目指すならVBA以外にも習得したいプログラミング言語

IT業界を目指すならVBA以外にも習得したいプログラミング言語

これからプログラマーやシステムエンジニアなどIT業界を目指すのであれば、VBA以外にも次の5つのプログラミング言語を習得することをおすすめします。

 

Java

Javaは、世界的に人気が高いプログラミング言語です。Android用のアプリケーションやパソコン、Webシステムなど幅広い分野の開発に使用されており、求人数が多いのが特徴です。Googleが開発に用いている「Google三大言語(Java、C++、Python)」の一つで、どんなコンピュータでも使える汎用性の高さがあります。

 

Python

Pythonは、1991年に開発されたプログラミング言語です。近年は人工知能開発の分野で注目を集めており、AI開発や機械学習、スマートフォンアプリなどさまざまな場面で利用されています。コードがシンプルなため、初心者にも学びやすいプログラミング言語です。

 

PHP

PHPは、HTML、CSSと合わせてWebサイト構築に利用されています。世界中で使われているCMS「WordPress」を構成している言語で情報も多いため、初心者が学びやすいプログラミング言語です。

 

JavaScript

最初に紹介した「Java」とは別で、Webサイトにアニメーションのような動的要素を付与するために使われているプログラミング言語です。特定のサイトにアクセスすると画面上に別ウィンドウが自動的に起動する「ポップアップウィンドウ」にも、このJavaScriptが使用されています。Webサイト構築のプログラミング言語と合わせて使用するため、HTML、CSS、PHPと合わせて習得しましょう。

 

C#

C#はMicrosoftが開発したプログラミング言語で、Webアプリケーションやパソコンアプリケーションの開発に使用されています。またVRやMR、さらにはゲーム開発も可能です。難易度は高いものの汎用性が高いため、エンジニアとして活躍したい人にはおすすめです。

VBAスキルを活かしたフルリモート可能な仕事に転職するなら

VBAスキルを活かしてフルリモート可能な仕事に転職したいのであれば、ぜひ「ReWorks(リワークス)」をご活用ください。ReWorks」は、リモートワークの正社員求人特化型の転職支援サイトです。建築やIT、デザインなど、さまざまな業界・職種のフルリモートで働ける社員求人を集めているため、VBAスキルを活かした転職先がきっと見つかるはずです。基本情報を入力するだけで会員登録が完了して、すぐに自分が希望する条件で求人検索ができますよ。

まとめ

VBAスキルは、IT業界だけでなくバックオフィス系の仕事などにも幅広く活用できるスキルです。資格を取得しなくてもスキルを習得していれば、さまざまな場面で作業が効率化できるでしょう。

VBAスキルを活かして転職を考えているのであれば、VBAエキスパートの資格を取得すればスキルの証明ができて転職活動が有利になります。その際はエンジニアの求人も豊富な「ReWorks」を、ぜひご利用ください。