教育関係でフルリモートワークは可能?仕事内容を紹介

IT技術の発達により、オフィスに出社することなくこなせる仕事が増えてきました。ほとんど出社の必要がないフルリモートワーク形式を導入する企業も増加傾向にあります。すでに自宅やコワーキングスペースでフルリモートワークしている人もいるかもしれません。

では、教育関係でフルリモートワークすることは可能なのでしょうか。本記事では、教育関係でフルリモートワークが可能かにフォーカスしました。仕事内容の他、教育業界の特徴や求人の探し方を解説しているので、フルリモートワークという働き方を通して教育業界に携わりたいと考えている人は参考にしてください。

教育関係のフルリモートワークにはどのような仕事があるか

教育関係のフルリモートワークにはどのような仕事があるか

新しい働き方に挑戦したいと考える人や、やむを得ない状況から外で働くのをあきらめてリモートワーク可能な仕事を探している人もいるでしょう。結論から言えば、教育関係の仕事でフルリモートワークは可能です。2020年の新型コロナウイルスの影響により、仕事だけでなく教育の場でもオンラインの需要が急増しました。

例えば以下の仕事があります。

  1. 学習塾の講師
  2. 在宅の採点業務
  3. 教材開発
  4. 日本語講師
  5. オンラインスクールのコーチ
  6. 事務

それぞれの特徴を解説します。正社員としてではなくアルバイトの募集もあるので、気になったらまずはアルバイトや副業から始めてみるのもよいでしょう。

 

1.学習塾の講師

学習塾といえば、従来は生徒と先生が教室で教えるのが一般的でした。しかし今はWeb会議ツールなどの発達により、自宅にいながら生徒に勉強を教えることが可能です。一般的には、小学生〜高校生を対象にした塾講師の仕事が多い傾向にあります。

授業形態は1対1の場合もあれば、教師1人に対して複数の生徒を相手にする場合もあります。企業にもよりますが、正社員として働けば、将来的に生徒ではなく講師を指導したり、教室運営を任されたりするチャンスもあるでしょう。

 

2.在宅の採点業務

直接生徒を教えるのではなく、試験や教材の答案に対して採点業務をする仕事もあります。例えば通信教育で生徒が回答した答案に対し、丸を付けたりコメントを入れたりするイメージです。

最近では郵送されてきた紙の答案を採点するのではなく、オンライン上で提出された回答結果を採点するケースも。難易度は扱う教材やテストによってさまざまですが、いずれにしても回答結果が回答者の成績や将来の進路に大きな影響を与えるため、正確性が求められる仕事です。

求人サイトで募集状況をリサーチすると、契約形態はアルバイトが多く純粋な採点業務のみの正社員はほとんど見られませんでした。そのため、副業やスキマ時間を活用して働きたい人向けの仕事といえます。

 

3.教材開発

 学習塾やスクールで使用される教材や、出版社から出版される教育テキストを開発する仕事もあります。具体的には「誰向け」に「どのような目的」で開発するのかを明確にし、企画〜実際の制作を進めていきます。

教材開発と一言で言っても、プロジェクト全体を管理するマネージャーや、実際にコンテンツを制作する人、制作したコンテンツを編集する人などポジションはさまざまなので、具体的な仕事内容については募集内容をよく確認しましょう。

また最近では、オンライン学習向けのデジタル教材を制作する仕事も増えており、エンジニアであれば、オンライン学習システムやアプリの開発で教育業界に携わることも可能です。

 

4.日本語講師

日本語を学びたい外国人に対して日本語を教える講師という道もあります。日本語は他の言語に比べると習得が難しいといわれるため、教える側にも高度な指導スキルが求められるでしょう。特別な資格は必要ありませんが、日本語がまったく話せない人に対応するケースも多いため、コミュニケーション能力が必要不可欠です。

文化の違いもあるため最初は教えることに苦労するかもしれませんが、世界中の人と触れ合うチャンスでもあります。教育を通してグローバルに仕事したい人に向いているといえるでしょう。

 

5.オンラインスクール講師

学生に勉強を教える仕事だけでなく、大人を対象に教える仕事もあります。最近では大人向けのオンラインスクールサービスも増えてきました。内容は動画編集やプログラミング、Webデザイナーなどさまざまです。

これまで専門分野で活躍していた人が、知識を活かしてオンラインスクールの講師になる例も増えています。正社員ではなくフリーランスとして活躍している人も多く、人気の講師になれば安定した収入が見込めるでしょう。自分の持っているスキルや知識を活かして教育業界に携わりたい人に向いています。

 

6.事務

事務仕事は、かつてリモートワークが難しい仕事といわれていました。なぜなら紙の書類を用意したり上司の押印が必要だったり、対面で進めなければならない風潮が強かったからです。しかし、ペーパーレス化や働き方改革などの影響により、事務のフローにも変化が見られるようになりました。

教育業界の事務でも、フルリモートワークを導入している企業はあります。具体的には生徒や受講希望者からの問い合わせ対応やデータ入力、スタッフのサポートなどがメインの業務となるようです。

フルリモートワーク可能な教育業界の特徴

教育業界でもフルリモートワーク可能な仕事は多くありますが、企業によっては同じ仕事でも出社を求められるケースがあります。特に正社員の場合はリモートワーク可能でも、月に数回の出社を前提としている企業が多い傾向にあります。

そのため場所や時間を選ばず、自分の都合に合わせて働きたい場合は正社員ではなくフリーランスとして働くのがよいかもしれません。しかし、教育関連の仕事が未経験だった場合、安定した収入を得られるようになるまでには時間がかかる可能性があります。

そのため、まずはリモートワーク可能な正社員として教育業界に転職し、実績を積むことから始めるのもよいでしょう。アルバイトや副業向けの求人も多くあるため、今の仕事にプラスして副業から始めるのもおすすめです。それぞれのメリットデメリットを把握し、自分に最適な働き方を見つけてみてください。

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まとめ

教育関係でもフルリモートで働くことは可能です。ただし、企業によっては月に数回の出社が前提となっているケースもあるため、求人内容をよく確認しましょう。

また最近では学生だけでなく、大人向けのオンラインスクールサービスも増えてきました。そのため、教育関係の需要は増えているといえるのではないでしょうか。教えるだけでなく、教材を開発する仕事もあります。自分の理想を明確にし、最適な仕事・働き方を見つけてみてくださいね。