フルリモートワーク可能な不動産の業務内容とは?働く際のポイントも紹介
フルリモートワークを導入する企業が増え、今まで以上に理想のライフスタイルを実現できるチャンスが広がりました。しかし、業種によってはフルリモートが難しいものもあり、現場で働いている人も少なくありません。
では不動産業界はどうでしょうか。この記事では、フルリモートワーク可能な不動産の業務内容を解説し、併せて働く際のポイントも紹介します。不動産業界でテレワークを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。
不動産業界にフルリモート可能な仕事はあるのか?
そもそも、不動産業界にフルリモート可能な仕事はあるのか疑問に思う人もいるでしょう。しかし、不動産業界は新型コロナウイルスの蔓延以降、リモートワークが増加傾向にあります。リモートワークを導入しているかどうかは企業によりますが、不動産業界でフルリモート可能な仕事は多々あるといえるでしょう。
不動産業界でフルリモートワークできる業務例4つ
ここからは、不動産業界でフルリモートワークできる業種例4つを解説します。
1.営業・不動産エージェント
本来、営業や不動産エージェントの仕事は、お客様と直接対面して進めるのが一般的でした。しかし、IT重説(重要事項説明)が可能になったことでフルリモートも可能となりました。
重要事項説明とは文字通り、物件に対して重要事項を説明する業務で、かつてはお客様と直接話しながら説明するのが一般的でした。それがテレワークの普及により、オンラインで対応できるようになったわけです。結果的にオンラインを活用して、宅建士が買主や売主と重要事項説明を読み合わせる方法が浸透・定着しました。
2.不動産ライター
不動産業界は、数々の専門用語が飛び交う業界でもあります。それでいて常に不動産に関する情報が更新されていくため、業界のニュースを届ける仕事も必要です。その仕事を担う業務の一つが不動産ライターです。
不動産ライターは専門用語の説明はもちろん、不動産に関する情報を更新する仕事となります。単に物件情報を更新するだけでなく、一戸建て・マンション・アパートの購入や売却、その他の賃貸に関しても解説が求められます。
最近では、こういった不動産ライターの募集も活発。もともと不動産業界に勤めていた人で、文章を書くのが好きなら不動産ライターもおすすめです。
3.バックエンドエンジニア
不動産業界には、バックエンドエンジニアが必要です。バックエンドエンジニアとは、サーバーサイド全般を取り扱うエンジニアのこと。いわゆる、サーバー構築やサーバーサイドプログラム開発が主な仕事となります。
不動産業界なら住生活プラットフォーム開発、電気や水道やガスの供給量・使用量を確認できるサービスの構築などが求められます。他にも生活圏内の情報が知れるサービスの構築など、バックエンドエンジニアの仕事はやること満載です。インターネット環境とパソコンがあれば取り組めるため、リモートワークも可能です。
4.事務
不動産業界に限らず、事務の仕事はフルリモートが可能です。事務は書類の作成や処理、物件の更新、図面作成、見積もりの作成、顧客からの電話・メール対応などが主な仕事になります。
以前は紙の書類が多いために事務はリモートが難しいとされていました。しかし近年は、ITツールの発達やペーパーレス化が進んだため、事務の仕事の多くはテレワークが可能です。
快適にフルリモートで働く4つのコツ
ここからは、快適にフルリモートで働くためのコツを4つ紹介します。
1.セキュリティ管理を徹底する
フルリモートで働く場合、セキュリティ面の強化が必須です。社外で作業するため、セキュリティが甘いパソコンだとコンピュータウイルスなどの被害に遭うリスクが高まるでしょう。企業の内部情報が流出する可能性もあります。ゆえに、セキュリティ管理は徹底してください。ウイルス対策ソフトの導入はもちろん、日々のメンテナンスも大切です。
何より、身に覚えのないメッセージを開いたり、保護されていないページを見たり、行動にも気を付けなければなりません。きちんとセキュリティ面を強化する意識を持ちましょう。
2.ITシステムを導入する
快適にフルリモートするなら、ITシステムの導入も欠かせません。不動産業界の場合は顧客データが必要なので、顧客管理ツールは必須です。職場のメンバーと定期的な打ち合わせも必要なので、オンライン会議ツールの導入も必要でしょう。さらには業務進捗ツール、物件提案の自動化ツールなどもあると便利です。企業によって何を導入するかは千差万別なので、職場でどのようなITツールを導入可能かあらかじめ検討しましょう。
3.リモートワークできる環境を整える
リモートワークするには、最低限の環境を整える必要があります。フルリモートの場合、職場と連絡を取る手段としてスマートフォンが必須です。仕事も遠隔で進めるため、パソコンも必要となるでしょう。さらに必要に応じてタブレットを導入するなど、まずはデバイスを整えるところから始めてください。
次に、デスクやチェアなど、快適に働ける設備・機材の導入も検討しましょう。フルリモートは、常に自宅もしくはその他の遠隔地で働くことになるため、作業環境を快適にすることは必須です。単に机や椅子といっても、何を選ぶかによって快適性は大幅に変わります。新しく購入する際は、実際に試用するなど店頭で触れてから判断するのがおすすめです。
4.スケジュール管理を怠らない
フルリモートとなると、仕事のスケジュールは基本的にすべて自分で決めなければなりません。真面目な人であれば「〇~〇時までは作業」ときちんと決めて動けます。しかし、在宅勤務に慣れていない人は、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがちです。その結果、仕事をサボってしまったり、逆に働きすぎてしまったりします。
ゆえに、フルリモートではスケジュール管理が重要です。自分でオンとオフをうまく切り替えるなど、ワークライフバランスを加味して動かなければなりません。
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まとめ
不動産業界はかつて対面で行っていた業務も、今ではオンラインに移行しているところが少なくありません。フルリモートであれば、時間や場所にとらわれず働けます。自分らしいライフスタイルの確立にもつながるでしょう。まずは「ReWorks」など、フルリモートに特化した求人サイトで仕事を探してみてはいかがでしょうか。