25歳…学生の頃思い描いていた未来と違って辛い
ニート生活で気づいたら25歳…やり直せる？

大学を卒業して数年、社会の現実を知って「多かれ少なかれこんなはずじゃなかった」「思っていた理想と違った」ということがあるのではないでしょうか。

結論、25歳から人生をやり直しするのは可能です。

25歳からの人生はまだまだ長いので、5年、10年努力するだけで今とは全く違う人生が切り開ける可能性も大いにあります。

もし今のあなたの状況が下記のどれかに当てはまるなら、以下の通りに動いてみてください。

1. ニートやフリーターで稼げていない
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【この記事の要約・まとめ】

Q. 25歳で人生をやり直したいと考えるのはおかしいですか？

ずばり、25歳は人生のやり直しには絶好のタイミングと言えます。

若手の人材を求める企業は豊富で、25歳は第二新卒での採用も可能なため、未経験の職種・業種にチャレンジしやすい。

そのため就職や転職のチャンスは大いにあるでしょう。

25歳を過ぎればやり直すにも徐々に不利になっていきます。

新卒で入社してこんなはずではなかったと思っている25歳の人も、アルバイトのままなんとなく25歳まで来てしまった人も、手遅れということはありません。

今すぐ一念発起して人生をやり直すべきだと言えます。

25歳前後で「人生をやり直したい」と感じる理由を4つにまとめた。

学生の頃描いていた理想と現実の違いが大きい

入社して数年たった25歳は、好きな仕事をさせてもらえないため、やりがいや自己成長を感じにくい時期です。

社会に出て数年、社会に出てからわかること、理想とのギャップはあらゆる場面で出てきて、理想通りのキャリアを積めている人は少ないのではないでしょうか。

また、仕事が思うように評価に繋がらない、入社してみたら会社に将来性を感じられなかった、などの組織に対するギャップもあるでしょう。

社会に出て現実を知ったからこそ改めて人生をやり直したいと考えるのは自然なことと言えます。

年収が低い

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によれば、25歳の人の平均年収は357万円、平均月収は24.2万円です。

国税庁の令和2年分民間給与実態統計調査では、25歳〜29歳の人の平均給与は362万円となっています。

日本の平均年収は433万円なので、25歳ではまだまだ平均年収には届いていません。

社会人になって数年、理想の生活を求めて、やりたいこと、欲しい物がはっきり出てくる頃です。

今の年収ではやりたいことができない、理想の生活とは到底言えないのであれば、収入に対する不満を抱くでしょう。

周囲の人と比べて自分が劣っていると感じる

学生時代の友人が自分よりも多く収入をもらっている、責任ある仕事を任せてもらっているなど、25歳くらいから周囲の人との差が出てきて気になってくる頃です。

周囲の人と比べて「自分の収入が低いのでは？」「全然仕事を任せてもらえない」と焦る気持ちを抱える人もいるでしょう。

現状から将来の見通しが立たないのであれば、25歳ごろに「人生をやり直したい」と考えるのは当然と言えます。

30歳が近くなり焦りを感じる

30歳は社会人になって最初の大きな節目と言えます。

若手と呼ばれる20代から30代に変わり、社会人としても一人前でなければならず、また、結婚や子育てと家庭を持つ人も増えてきます。

自分が思う30代と現実とのギャップから、焦る気持ちが芽生えるかもしれません。

しかしそれは、25歳にとっては自然な思いだと言えるでしょう。

それでは25歳でなぜ人生のやり直しがまだ間に合うのかについても解説していきましょう。

未経験から採用してくれる求人が豊富にある

25歳までは、第二新卒枠での転職が可能なので、未経験から、これまでと違う業種や職種へのキャリアチェンジが最もしやすい時期です。

企業の評価基準も新卒と同等である企業が多く、社会人としてのマナーが身についていれば、経歴はあまり求められません。

第二新卒の求人で重視されるのはポテンシャルです。

優秀な若手を採用したい、第二新卒の採用に積極的な企業は豊富に存在します。

特に、20代に特化した「ハタラクティブ」や、書類添削や面接対策などフルサポートしてくれる「リクルートエージェント」は20代のうちに登録しておきたい転職エージェントです。

まだまだ遅れを取り戻せる

社会人になって数年は、誰でもできる仕事を請け負うことも多く、経歴に大きな差がつくことはあまりありません。

したがって、たとえば25歳で未経験の仕事に転職しても、まだまだ送れを取り戻すことが可能です。

仕事のスキルは勤続年数で測れるものではなく、請け負ってきた仕事の中身によるものです。

つまりこの先より密度の高い仕事をしていくことで、あっという間に遅れを取り戻すことができます。

そのため、キャリアを積むための会社選びが重要になりますが、25歳でのリスタートは十分可能です。

自分自身だけで身軽に人生の選択ができる人が多い

厚生労働省の「令和2年人口動態統計（確定数）の概況」によれば、令和元年度の平均初婚年齢は男性が31.2歳、女性が29.6歳です。

また、第一子出生時の母の平均年齢は30.7歳となっています。

データから分かるように、25歳で結婚をしたり、子育てをしている人はまだ少数派であり、また、親の介護などの負担も少ない年齢です。

そのため、25歳は自分自身だけで身軽に人生の選択ができる人が多いでしょう。

転勤、海外駐在などを受け入れてくれる若手は企業にとって貴重な人材です。

転勤や駐在での実績は会社の評価にもつながりやすく、出世やキャリアアップの近道になるかもしれません。

いろいろな経験が積める選択ができる25歳は、すなわちチャンスも可能性も広がるということです。

25歳で人生をやり直したいと思ったら、すぐにでも始めたほうが良いことを紹介していきます。

生活習慣を見直す

人生をやり直すためには、環境を変えるのと同じように、生活習慣や考え方も見直す必要があります。

25歳までフリーターやニートで過ごしてきた人の中には、生活時間が乱れていたり、寝る時間も起きる時間もまちまちと言う人がいるでしょう。

規律正しい生活は、他者からの信用を損なわないための社会人における最低限のマナーです。

また、自身の心と体の健康を保つためにも良い生活習慣を少しずつ心がけるようにしましょう。

人生の目的について考える

人生をやり直したいと後先を考えずに就職活動をしたり、仕事を辞めたりしても、また同じことを繰り返す可能性があります。

やりたいことがわからないという人もいるかもしれません。

これから何をすべきかを考える時は、まず自分がどんな生き方をしたいかを可能な限り思い描きましょう。

次に、理想の生き方を実現するために何をしたら良いか、何をすべきかを時系列で落とし込んでいきます。

今の自分と理想の生き方の間にあるギャップや、今何をすべきかがわかるでしょう。

また、遠いと感じる理想も、小さなゴールを設定していくことで確実にゴールに近づくことができます。

人生の目的について、自分ではよくわからないという人は無料でキャリアアドバイザーとのカウンセリングが受けられる「ハタラクティブ」に登録するのがおすすめ。

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できることから行動を起こす

環境を変えるのを躊躇うのは自然なことです。

失敗を恐れて、最初の一歩が踏み出せず現状維持のままでいいかとやり過ごしている人も多いでしょう。

しかし、現状を変える、人生をやり直すためには、行動を起こすしかありません。

25歳を過ぎて歳を重ねていけばますますチャンスも減るでしょう。

また、結婚して家庭を持てば、環境を変える決断がしにくくなります。

人生をやり直すのに絶好のタイミングである25歳の今を逃さないためにもできることから行動を起こしていきましょう。

行動例を下記に出しておくので、参考にしてみてください。

25歳で人生をやり直す時に、やってはいけないこと、気をつけたほうが良いことを5つにまとめました。

焦らない

問題を抱えている時は心が不安定になり、どうしても焦る気持ちが芽生えます。

そのため現状を早くなんとかしたいと、気持ちばかりが先行して行動を起こしがちです。

しかし、焦った気持ちで行動を起こすのは、思慮に欠けていて正しい判断が難しくなるでしょう。

焦る気持ちと向き合い受け入れて、落ち着いて物事の判断ができるように心がけるべきです。

過去にとらわれず今とこれからを考える

過去を後悔し続けていても、過去は変えられず時間の無駄でしかありません。

過去を後悔する気持ちを、今を変える活力に変えていくようにしましょう。

今が変われば、自ずと過去を悔やむ気持ちも薄れていきます。

失敗しても諦めない

この先転職活動をして、不採用通知を受け取ることがあるかもしれません。

物事に挑戦して、すぐに良い成果が出る、一度で成功することの方が稀でしょう。

確かに失敗すると落ち込み傷つきます。

しかし、ただ一度の失敗で諦めていては何も得ることができません。

大切なのは、失敗した時に必ず振り返りを行い、自分なりに改善してまた挑戦することです。

行動し続けることで成功確率を上げていくことができるでしょう。

周囲の人に相談をする

偏った考えに陥らないために、第三者の冷静な意見を聞いてみるのもおすすめです。

自分を客観視できて、主観とのズレをその都度軌道修正ができます。

また、思いもよらないアドバイスや、知らなかった情報が得られることもあるでしょう。

視野が広がり、別の選択肢が見つかる可能性もあります。

転職はむやみにしない

転職は人生をやり直すための手段ですが、むやみに転職回数を増やすのはおすすめできません。

企業の採用担当者は、転職回数や、勤続年数、退職理由を必ずチェックするでしょう。

もしも、一貫性のない理由で退職と転職を繰り返していれば、物事が長続きしない人と思われてしまいます。

経歴においても、短時間で転職を繰り返していては実績に結びつかないでしょう。

嫌だから辞めるのではなく、退職や転職の目的を明確にして、慎重な判断が必要です。

それでは25歳で人生をやり直すためには、具体的にどのような方法があるのでしょうか。

エージェントを活用して就職・転職をする

エージェントを活用すれば、効率的な就職・転職活動ができます。

第二新卒の求人に特化しているエージェントを利用しましょう。

初めての転職活動であっても、履歴書の作成、面接対策のサポートが受けられるので安心です。

第二新卒、未経験の人を積極的に採用している企業の求人紹介を行ってくれるので、会社選びのミスマッチを防ぐことができるでしょう。

これまで就職をしてこなかった人は、ニートやブランクがある人に強い就職エージェントもあります。

エージェントは不安な就職・転職活動の心強い味方になるでしょう。

自己投資して資格取得やスキルを身につける

今後の仕事に役立つスキルや知識は積極的に身につけるようにしましょう。

時間・お金・体力に自由が効く20代は自己投資するのに最適です。

スキルを早く身につけて仕事で還元できれば、早いキャッシュバックが見込めます。

費用対効果があるかの見極めも必要でしょう。

何に自己投資して、どのように仕事に活かすか、明確な目標を持って自己投資を行うことが大切です。

副業を始める

人生をやり直す方法は、会社員だけではありません。

活かせるスキルがあれば、副業を始めてみるのがおすすめです。

自分で仕事を獲得して報酬を得るのはシンプルなようですが、仕事の一から十までが詰まっていてビジネススキルの底上げにも役立ちます。

自分のスキルがどのくらいのお金に変わるのかが把握できて、やるべきことも、目標も明確になりスキルアップの速度もぐんと上がるでしょう。

上記の副業に興味がある方は、次の記事も読んでみよう。

社会を知り視野を広げる

人生をやり直したいのであれば、社会をより多く知り視野を広げる必要があります。

大きな選択や決断に迫られた時に、多角的な視点で物事を考えられれば、選択肢の幅も広がり、より良い決断をしていけるからです。

視野を広げるために、日常的に多様な価値観に触れるようにしましょう。

具体的におすすめな方法は、日常にある情報にアンテナを張って情報収集を行うこと、より多くの自分とは違う価値観を持つ人と会うことです。

さまざまな領域に関心を持って、意識的に情報を深掘りする習慣をつけましょう。

また、職業や年代の違う人に出会えるセミナーや地域のコミュニティーにも積極的に参加してみてください。

多様な考え方、価値観が知れるだけでなく、今後お互いを高め合ったり支えとなるような人脈ができる可能性もあるでしょう。

25歳からでもチャレンジ可能なおすすめの職業を紹介していきます。

ITエンジニア

IT業界はニーズが高い業界であると同時に、慢性的な人手不足であるため、25歳であれば未経験からチャレンジしやすい職業です。

（参考：IT人材需給に関する調査－調査報告書－経済産業省）

学歴が問われることが少なく、スキルや実績重視なので、今後の伸びしろが期待できます。

スキルを身につけて実績を積んでいければ、収入の大幅アップも十分見込めるでしょう。

不動産や保険の営業職

不動産や保険の営業は、未経験可の求人が多く、25歳であればゼロからチャレンジできる職業です。

学歴や職歴よりも実績重視の職業なので、成果を上げれば上げるだけ評価につながります。

1件あたりの単価が高額であり、平均年収が高い業界であるのもおすすめするポイントです。

給与は、完全歩合制や成果報酬型を採用する企業も多く、成績次第で収入を大きくアップさせることができます。

営業に興味がある方は、営業職に特化した転職エージェント「hape Agent」がおすすめだ。

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マーケティングの仕事

インターネット広告市場の急成長によりデジタルマーケティングも急激に需要が高まっている業界です。

IT業界と同じく深刻な人手不足で、25歳であれば未経験可の求人も多く出ています。

スキルが最も重視される職業なので、学歴や経歴に自信がない人でもスキルアップを実績次第で、収入アップが見込めるでしょう。

また、マーケティングは一人で業務を完結できる仕事であるため、ある程度実績を積んで独立する人も多く、独立すればさらに高収入を目指すことも可能です。

なおWeb上のマーケティングに興味がある方は、以下の記事が役立つでしょう。

難関国家資格を要する専門職

独占業務がある国家資格を要する職業は専門性が高いため、年収も高い傾向にあり、資格を取得すれば、道が大きく開かれるでしょう。

難関資格は専門的な知識に精通していなければならず、合格するまでに数年を要するかもしれませんが、25歳から人生をやり直すべく挑戦することは可能でしょう。

なお稼げる資格についは、以下の記事で詳しく解説しています。

建設業界の仕事

建設業界も慢性的に人手が不足しています。

厚生労働省のjobtagによれば、土木施工管理技術者の平均年収は566万円、建築施工管理技術者は586万円で、日本人の平均年収433万円からは少し高いと言えます。

（参考：厚生労働省jobtag土木施工管理技術者・厚生労働省jobtag建築施工管理技術者）

建設業界の特徴は、大規模案件を扱う大手ゼネコンやプラントの施工管理はより年収が高い傾向にあること。

従業員1000人以上の企業の平均年収は751万円となっています。（参考：賃金構造基本統計調査）

経験重視なので、今ある経験を活かし着実に業務をこなしていけば昇給や昇格が見込め、また、大手企業にキャリアアップを目指して転職を狙うのも選択肢の一つでしょう。

25歳は人生について悩む時期ですが、新しいスタートを切るには十分間に合う年齢です。

もう一度間に合う理由を知りたい方は「25歳からでも人生をやり直しができる根拠3つ」を確認してください。

25歳は人生をやり直すのに良いタイミングです。

第二新卒枠や未経験OKの求人が豊富で、新しいスタートが切れるチャンスに恵まれています。

現状に不満がある人は一度立ち止まり、これまでの人生を見直しこれからについてじっくり考えてみましょう。

目標が定まればあとは行動を起こすのみです。

25歳の今であれば、これまでの遅れを取り戻して人生をやり直すことは十分に可能でしょう。