テレワークにおすすめのデスク15選!タイプ別にご紹介

テレワークで使用するデスクについて、どのようなタイプがおすすめかお悩みではないでしょうか? 在宅での仕事は気分の切り替えが重要なので、自分に合うワークスペースをつくりたいですよね。今回は、在宅で仕事をする方が環境を整えられるよう、パソコンデスク選びについて詳しく紹介します。

テレワークの効率化アップにもなる! おすすめデスクをご紹介!

リモートワークで使うデスクの重要性

負担のかかる姿勢で作業する人

リモートワークを導入する企業が増加したことにより、多くの会社員の方が在宅で働くようになりました。また、フリーランスとして在宅で働いたり、パートやアルバイトの仕事を在宅で行ったりする方も増加しています。

働く環境が整った職場とは異なり、自宅は多くの場合生活することをメインに考えられた空間です。その自宅を、在宅業務が効率よく進むよう、また気分を切り替えて働けるようにするには、ワークスペースなどの環境を整えることが重要です。

特に、パソコンや仕事の資料を広げるデスクは、自分に合うものを用意したいところですよね。自宅で使用するパソコンデスクを、自分に合うタイプにすることの重要性について解説します。

作業効率アップのため

パソコンデスクに限らずワークデスクには、仕事のタイプごとに適した天板のサイズや高さがあります。例えば、広げる紙資料が多い場合、デスクが狭ければそれだけで作業効率がダウンします。

デスクが広ければデュアルモニターの設置も可能で、パソコンの画面を2つ開きながら仕事ができます。デュアルモニターを置くスペースや資料を広げるスペースを確保するには、広いデスクが重宝します。

逆に、広すぎて散らかしてしまい必要な資料がどこにあるのかわからなくなってしまいそうな方は、小さめのサイズがおすすめです。コンパクトなデスクに、必要なものだけを机の上に出しておくのが好ましいでしょう。

それぞれの仕事のタイプや使い方のイメージによりデスクを上手に選べば、作業効率アップが期待できます。

気分を切り替えるため

食事やテレビ鑑賞のときに使用するデスクを仕事用と兼用にすると、気分の切り替えが難しくなるでしょう。リモートワークでは職場と異なり自分の周りに上司や同僚がいないため、ついつい気が緩みがちになるかもしれません。

普段、食事や趣味に使用しているデスクを仕事用にし、つい休憩を多めにとってしまった経験はありませんか。環境はやる気や集中力に影響します。仕事専用のデスクを用意すれば、仕事とプライベートのオンオフを切り替えやすくなる効果が期待できます。

体への負担を軽減させるため

職場の都合で急遽在宅ワークをすることになり、リビングのカフェテーブルやダイニングテーブル、こたつなど、生活で使っている場所を仕事に使用している方も多いのではないでしょうか。リラックスするために作られたデスクには、仕事用には適していない要素が多数あります。

仕事用以外のデスクで作業をするために無理な姿勢をとり続けると、手首やひじに負担がかかったり、パソコンと目の高さが合わず首や目に負担がかかったりと問題が起きるでしょう。肩や腰、首、目に疲労がたまると集中力が切れやすくなったり、姿勢が悪くなって体調に影響が出たりしてしまいます。

自分の体に適した仕事用のデスクを使用すれば、無理な姿勢をとり続けることを防げ、体への負担も減らせます。

タイプ別おすすめリモートワークデスク15選!

リモートワークに向いているデスクを求める人が増え、さまざまなタイプのワークデスクが流通するようになりました。数あるワークデスクの中から、4つの傾向別におすすめのデスクを紹介します。

・予算を重視するなら……1万円以下でコストパフォーマンスがいいデスク
・スペースが不安、一人暮らしなら……場所をとらないコンパクトデスク
・運動不足が心配なら……集中力アップも期待できるスタンディングデスク
・インテリアにこだわるなら……部屋のコーディネートに合うおしゃれなデスク

自分が何を重視するのかを考えて、用途に合うデスクを取り入れてみましょう。

・コスパ重視! リーズナブルで機能も満足なデスク

コストパフォーマンスのいい1万円以下の価格のデスクを4つ紹介します。なるべく出費を抑えたいけれど、使いやすさも気になるという方におすすめです。

・山善 L字型折りたたみデスク RPSTC9060H
 [幅90cm・奥行45cm・高さ70cm]

控えめなL字型で、右サイドのみ縦に15cm天板が広くなっており、手をひじまで置いて楽に作業をしたり、ノートパソコンを2台置いたりとフレキシブルに使えます。L字部分も含めたデスクの幅は90cmで、パソコン以外にも資料や本をデスクに置きたい方も満足できるサイズです。

コンセント付きでパソコンへの給電、スマートフォンやタブレットの充電に使えます。カラーバリエーションが豊富なので、部屋の雰囲気に合わせられるのもよいですね。折りたためば厚み6.5cmとコンパクトになるので、日中に仕事をして、家族が帰ってきたらデスクを片付けて部屋を広く使いたいという方にもおすすめです。

・ニトリ システムデスク ザッキー110
 [幅110cm・奥行48cm・高さ72cm]

ニトリのシステムデスクは広々と使えるシンプルなデスクに、高さ115cmのラックがついた機能的な商品です。仕事で使う書類や資料をラックに収納できるため動線がよく、業務をスムーズに進められます。天板の奥行きはゆったり使える48cmでラックの幅は28cmあるので、プリンターを設置したり、カラーボックス用収納ケースを活用したりできます。ラックは左右どちらにも配置できるので、部屋の間取りに合わせて組み立てましょう。

また、ニトリにはデスクと組み合わせ可能なデスクワゴンやワークチェアの取り扱いもあるため、自分好みにカスタムできます。パソコンデスクの関連用品を揃えたい方は、ぜひ組み合わせて選んでみましょう。

・アイリスプラザLUCA ベーシックデスク
 [幅80cm・奥行40cm/60cm・高さ70cm]
 [幅100cm・奥行40cm・高さ70cm]
 [幅120cm・奥行40cm/60cm・高さ70cm]

こちらの商品のおすすめポイントは、なんといってもサイズが豊富で選びやすいことです。奥行き40cmタイプや60cmタイプ、幅は80cm、100cm、120cmと用途や部屋のレイアウトに合わせて選べます。1番大きなサイズの奥行き60cm×幅120cmタイプでも1万円以下でお手頃ですよ。

リーズナブルながら耐加重は50kgと、丈夫なつくりになっています。デザインもシンプルなので、どのような部屋でもなじみやすいのが特徴です。

・サンワサプライ シンプルデスク100-DESKF004
 [幅120cm・奥行60cm・高さ70cm]

幅120cm、奥行き60cmのワイドなパソコンデスクです。サイドボードなどがないシンプルなデザインで、足元もスッキリしています。耐荷重は50kgで、広い天板にパソコンだけでなくプリンターや本など、仕事で使うものを置いて使えます。

モニターアームやデスクライトなどのクランプ機器を取り付け可能な点が特徴です。パソコンモニターやデスクライトを浮かせて使用でき、デスクの上がよりスッキリとしますよ。

同シリーズでは、小さめの幅60cmタイプからさらにワイドな180cmタイプまで展開されています。奥行きもそれぞれ60cm・45cmがあるので、用途に合わせて選びましょう。

・一人暮らしにもおすすめ! コンパクトタイプ

一人暮らしの方や仕事用の個室がなくリビングで仕事をする、という方におすすめのコンパクトタイプのパソコンデスクを紹介します。

パソコンデスクを置くスペースに余裕がなくとも、天板が小さめのタイプや折りたたみ式ならワークスペースを確保しやすいでしょう。仕事に使うパソコンの大きさや作業中に広げる資料の置き場所などを考えて、パソコンデスクのサイズをイメージしてみましょう。

・山善 折りたたみテーブル 簡単組立 キャスター付き RPSTC8040H
 [幅80cm・奥行40cm・高さ70cm]

部屋の中に仕事用のデスクを置く余裕がない場合は、折りたたみ式のタイプがおすすめです。使用するときだけさっと組み立てて使えば、部屋の中をデスクが占領することを防げます。

この商品は折りたたむと6.5cmの厚さになるので、家具のスキマに収納できるのもいいですね。普段は出勤していて、たまにリモートワークがある方や、期間限定でリモートワークをする方にもおすすめです。

また、このデスクはキャスター付きなので、デスクとして使用しなくなった際には仕事以外のシーンでも重宝します。キッチンでワゴンとして、リビングでミシン台や読書用のテーブルとしてなど、さまざまな用途に転用できるちょうどいいサイズです。

・Bisco(ビスコ) ハイタイプパソコンデスク
 [幅75cm・奥行42cm・天板高さ73.5cm]

パソコンの周りにプリンターや資料を置きたいけれど部屋にスペースがない、という方にはおハイタイプのパソコンデスクがおすすめです。幅75cmのデスクにプリンターを置く上棚やキーボードを置くスライド棚、引き出し、下棚2面が一体化しています。必要なものをすべてデスクに置けるので仕事の動線もよく、効率化が期待できます。

カラー展開はシックなブラウンと優しい雰囲気のナチュラルがあります。コンパクトながら27インチのディスプレイが設置できるので、大きなパソコンモニターを使いたい方も安心ですよ。キャスター付きで、部屋の模様替えも楽にできます。

・アイリスプラザ サイドテーブル おしゃれ キャスター CST-7010
 [幅71cm(45cm+26cm)・奥行40cm・高さ71~103.5cm]

できるだけ省スペースでリモートワークをしたい方や、ソファで仕事をしたい方におすすめのサイドテーブル型のパソコンデスクです。大小2つの天板がついており、一方にノートパソコン、一方にマウス、スマートフォン、筆記用具などを置いて作業ができます。大きい方の天板は水平から約75度まで角度調整ができるので、タブレットの操作もしやすい点がポイントです。

高さも調整できるので、ソファや椅子など座るものの高さが異なっても、その度に合わせられます。最高103.5cmまで高くできるので、スタンディングタイプのデスクとしても活躍するでしょう。

キャスター付きで使いたいスペースまで移動させられるので、さまざまな用途に重宝します。キッチンでレシピ本を乗せたり、ソファでくつろぐときに本やドリンクを置いたりと、便利に使えますよ。

・サンワサプライ ローデスク L字型 100-DESKL003BR
 [幅110cm・奥行50cm・高さ38cm/L字部分 幅50cm・奥行35cm]

ロータイプのパソコンデスクなら、部屋を圧迫せずに設置できるでしょう。L字型なのでコーナーに置いて部屋をスッキリとした印象にできます。L字にするためのサブ天板は左右どちらにでもセットできるため、部屋のレイアウトに合わせられますよ。

天板までの高さにも余裕があるので、座椅子と併用して使えるのもうれしい点ですね。また、メイン天板とサブ天板の中央に位置する脚がないタイプなので、座ったときに足の置き場に困りません。座椅子に座ってリラックスした体勢で仕事をしたい方におすすめです。

・作業効率アップ!スタンディングデスク

スタンディングデスク

パソコンデスクをスタンディングタイプにして、作業の効率化や集中力アップにつなげたい、という方におすすめのパソコンデスクをご紹介します。また、スタンディングタイプのデスクは、運動不足が心配な方にもおすすめです。

しかし、初めてスタンディングデスクを購入する方は、立ったまま仕事をすることが自分に合うかどうか心配でしょう。失敗を防ぐために、あらかじめスタンディングデスクの使い心地を試しておきましょう。

店頭で試してみるだけでなく、自宅の棚をデスクに見立てて立ってパソコン作業をしたり、机に台を置いて高さを調整したりしてスタンディングデスクの使い心地を試してみましょう。レンタルでお試しするのもいいですね。

・タンスのゲン スタンディングデスク 足置きラック付(56800004)
 [幅120cm・奥行44cm・高さ100cm]

「スタンディングデスクを使ってみたいけれど、立ちっぱなしは足が疲れるのでは?」と心配な方におすすめの商品です。フットレスト付きで足にかかる負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくい点が特徴です。片足ずつフットレストに足を置けば、どちらか一方の足にだけ負担がかかることを防げます。

また、サイドに棚がついており、収納たっぷりでありながらデザインがすっきりしている点もうれしいですね。棚部分を除いた天板は幅97.5cmとワイドサイズで、デスクトップタイプのパソコンを置いても余裕がある大きさです。

スタンディングデスクを初めて使う方や、スタンディング以外の機能面にもこだわりたい方におすすめします。

・SogesHome サイドテーブル 昇降式
 
[幅60cm・奥行60cm・高さ68~115cm]

高さ調整をして使いたい方におすすめのスタンディングデスクです。この商品は、奥の奥行き30cmの天板と手前の角度調節ができる天板とを、それぞれの高さに調節することができます。68~115cmまで、自由に調整可能なため、スタンディングだけでなく椅子に座って仕事をしたいときにも使えます。

立ったり座ったりして使用すれば同じ姿勢で居続けることが防げ、首や腰にかかる負担の軽減を期待できます。また、用途や体の大きさが違う家族と共用したい方にもおすすめですよ。

キャスター付きのタイプなので、自由に移動可能です。モニタとキーボードを別置きする、角度をつけた天板でタブレット操作をする、スタンディングで使用する、椅子に座って使用するなど、用途に合わせていろいろなスタイルに動かしてみましょう。

・FlexiSpot 電動式スタンディングデスク・脚フレーム(EF1)
 [幅85~129cm・奥行50~80cmに対応可能・高さ71~121cm]

電動で高さ調整が可能なデスクを作れる脚フレームを紹介します。重量のあるプリンターやパソコンを天板に乗せていても、スイッチを押すだけで簡単に高さ調整ができる点がポイントです。

使う人の身長にさっと合わせたり、座って使用したりなど、簡単に微調整ができますよ。電動でも低騒音なので、夜間に動かすときにも安心です。

オプションの天板は、定番のホワイトやブラックに加え、人気の北欧風マーブルグレイやホワイトウッドなど全8種類から選択可能。さまざまなテイストの部屋にマッチします。高さ調整が簡単なので、初めてスタンディングデスクを使用する方におすすめです。

・サンワサプライ リフトアップデスク スタンディングデスク 100-MR139
 [幅79.5cm・奥行54cm・高さ3.7~40.7cm]

自宅にあるデスクやテーブルの上に置いて使うタイプのスタンディングデスクです。すでにデスクを持っているけれど、集中力アップや運動不足解消のためにスタンディングにしたいという方におすすめです。

天板のレバーで、高さを4cmから最大40.7cmまでの12段階に調整可能。自宅のテーブルの高さや使用する方の身長に合わせて細かく設定できます。折りたたむと高さはわずか3.7cmになるので、収納しやすい点もメリットです。幅79.5cm、奥行き54cmとコンパクトなサイズですが、ノートパソコンとキーボードを置いてもマウスを動かす余裕がありますよ。

・インテリアにもなじむおしゃれなデスク

パソコンデスクを選ぶ際には、機能面や価格と同じくらい、デザインを重視したい方も多いのではないでしょうか。サイズが大きく部屋の印象を左右するパソコンデスクは、おしゃれなものや自分好みのものにこだわりたいですよね。

特に、気分の切り替えが必要なリモートワークでは、こだわりのデスクを選ぶのがおすすめですよ。おしゃれなパソコンデスクをご紹介します。

・Domy Home 棚付きPCデスク(DMH-1187)
 [幅107cm・奥行48cm/L字部分27cm・高さ74cm]

Domy Homeの棚付きPCデスクは、木目調の天板がおしゃれな商品で、L字型・棚付きと機能面も充実しています。カラー展開はウォルナット、オーク、ブラウン、ホワイトの4色なので、部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。ナチュラルな雰囲気の部屋にも、クールな雰囲気の部屋にもなじむので、インテリアにこだわる方におすすめです。

107cmの天板は広々としており、パソコンを置いてもスペースに余裕があります。棚は左右どちらでも置けるので、部屋のレイアウトに合わせて設置可能です。

天板は熱や摩擦に強いメラミン加工で、お手入れが簡単。デスクの脚は、パウダーコーディーング加工でサビや色あせに強く、マットな質感は見た目もおしゃれですね。お気に入りのデスクを長い間使いたい方も満足するでしょう。

・RIGNA(リグナ)コンパクトデザインデスク
 [幅96cm・奥行58cm・天板高さ71cm]

ヴィンテージ風のデザインがおしゃれな、コンパクトタイプのパソコンデスクです。古木風の木目がプリントされた天板とスチームフレームという異素材の組み合わせがポイント。部屋の雰囲気に合わせて、仕事用のデスクもおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

ワンルームにも置けるコンパクトタイプのデスクですが、天板の上に棚があり、デスクトップタイプのパソコンを置いても広々使えます。薄型の引き出しには仕切りがあり、文房具を整理して収納できる点がポイントです。

一般的なパソコンデスクよりも幅を小さめにしたデザインで、圧迫感がありません。一人暮らしの方や、パソコンデスクを置くスペースがあまりない方にもおすすめです。ワンルームでも、おしゃれになじむコンパクトタイプのデスクを探している方は、詳細をチェックしてみましょう。

・BABELL(バベル )パソコンデスク
 [幅120cm・奥行55cm・高さ71.5cm]

木目調の天板と丸くやわらかい雰囲気の天然木の脚がおしゃれなパソコンデスクです。リモートワーク用のデスクに、落ち着いた優しい雰囲気を求めいている方におすすめします。

ブラウンタイプは、天板・引き出し部分ともにシックな色合いで落ち着いた雰囲気。ナチュラル&ホワイトタイプは、明るい白の引き出し部分とナチュラルな木目の脚や取手がかわいらしいタイプです。椅子もおしゃれなデザイナーズタイプを選ぶと、ワークスペース全体の雰囲気がぐっと洗練されたものとなるでしょう。

左右どちらにも設置可能な引き出しは、A4サイズの本も入る機能的なボリューム。木目にこだわった天板はメラミン仕様で、傷がつきにくく水汚れにも強い特徴があります。気に入ったデザインのパソコンデスクを長い間使いたい方は、候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。

リモートワーク用デスクを選ぶときのチェックポイント10

チェックリスト

リモートワーク用のデスクを選ぶ際には、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。どのような用途で使用するか、どのくらいの大きさが必要かなどを考えて、それぞれ重視したいポイントをおさえて選びましょう。10のポイントを解説します。

・予算に合う値段か

ワークデスクは、全体の予算を想定してから選び始めましょう。デスクの買い替えの際に、椅子の買い替えや購入を検討することもあるでしょう。デスクと椅子どちらに予算をかけるのかを考えて、それぞれ商品を検討するとよいですよ。

デスクと椅子、それぞれ別に予算を立てると合計額が高額になる可能性があります。出費を抑えたい方は、デスク代と椅子代をひとまとめにして、そこからそれぞれの予算を決めてみましょう。

リモートワークをする期間が短い方、転職や出勤での仕事を考えている方はレンタルの方が安価な場合もあります。どのくらいの期間使うのかによって予算も異なるので、デスクを使う期間も考えてみましょう。

・使いやすいかどうか

どのような仕事で、どのように使用するのかを具体的に考えて使いやすさで選びましょう。天板の広さに関係のある要素には、使用しているパソコンの大きさ、広げる資料の多さ、プリンターをどこに置くか、などがあります。仕事をする上で天板の大きさや引き出しの収納量がどのくらいあればよいのか、先に考えておくと候補を絞りやすくなります。

ノートパソコンを使用するなら、幅60cm・奥行き40cm程度あれば十分でしょう。デスクトップタイプなら、幅95cm・奥行き50cm以上はあると安心です。デスクトップタイプは、「キーボードを置くスペースが確保できるか」「マウスを操作するスペースがあるか」もポイントです。キーボードを置けるスライド式の天板があるタイプや、L字型でマウスを置く余裕があるタイプがおすすめです。

また、座椅子に座る方、椅子に座る方、スタンディングの方、それぞれで選ぶデスクも変わります。「折りたたみタイプ」「スタンディングタイプ」など、自分に合うタイプを先に考えてから商品を絞っていきましょう。

・天板の形は?

パソコンデスクは大きく分けて、長方形とL字型の2つのタイプがあります。それぞれメリットがあるので、使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。

長方形はオフィスで使用されることの多い、スタンダードな形です。シンプルなのでどのような部屋にもフィットします。幅100cm以上のワイドタイプなら、パソコンだけでなくプリンターや小さな棚なども置いてゆったりと使用できます。

L字型のタイプは部屋の角に置いて、デッドスペースになりがちなコーナーを有効活用できます。パソコンを2台使用する方や、異なる種類の仕事をするために作業スペースを確保したい方にもおすすめです。

・耐久性は十分か

デスクトップパソコンや周辺機器など重いものを置きたいなら、耐荷重50kg以上のパソコンデスクを選ぶようにしましょう。スチール製なら重さに強く、耐久性にもたけています。

また、天板も傷がつきにくい素材のものや、汚れを落としやすい素材のものがあります。仕事で毎日使っていると何かを引きずって傷をつけたり、飲み物をこぼしたりすることもあるでしょう。

傷がつきにくく、手入れしやすいものを選んでおくと、状態が良いまま長く使えて安心です。耐用できる重量は、製品の詳細欄やカタログなどに記載されているので、しっかり確認しておきましょう。

・体への負担が少ないか

1日に6〜8時間ほどデスクに向かうことを考慮し、疲れにくいデスクを選びましょう。「自分の座高に合う」「椅子との高さが合う」など、体に負担の少ない姿勢をとれるデスクがおすすめです。高さ調整できるデスクもあるので、用途により座る椅子を変える方や微調整をしたい方はそちらがおすすめですよ。

また、自宅のどこにデスクを置くかも合わせて考えておきましょう。あまり光があたらない、ルームライトだけでは光量が足りないといった場合は視界が暗くなり、目に負担がかかるかもしれません。卓上ライトを置くスペースを確保できるサイズのデスクを選ぶなど、長時間使用することを考えて、できるだけ疲れを軽減できるデスクを選ぶようにしましょう。

・インテリアとなじむか

たとえコンパクトタイプでも、パソコンデスクを部屋に置くとある程度のスペースが必要になり、部屋の雰囲気を変えてしまいます。インテリアや部屋のレイアウトにこだわりのある方は、部屋になじむデザインかどうかも重要です。

ネット通販で購入する場合は、色味や光沢感が写真の印象と異なることもあります。さまざまなサイトで写真を見たり、実際に購入した方のレビュー写真を見たりして、イメージに合うかどうかを検討しましょう。

自宅の雰囲気に合う自分好みのデスクを選べば、他のインテリアとの統一感が図れます。また、お気に入りのデザインやカラーのデスクなら、仕事へのモチベーションアップにもつながりますよ。「思わずデスクに向かいたくなる」そんなデザインのものを選んでみましょう。

・搬入時の大きさや組み立て方法は?

商品によっては自宅で組み立てが必要なものがあります。組み立ては難しいのか、工具は何が必要なのかなど、あらかじめチェックしておきましょう。「1人で組み立て可能」、「工具不要」、「必要な工具が商品内に含まれている」、という商品も多数ありますよ。

実店舗で購入して自分で運ぶ予定の方は、持ち上げられる重さか、車に乗るサイズかなども確認しておきましょう。安全に搬入するには、多少手数料がかかったとしても、配送サービスや軽トラックのレンタルを利用すると安心です。

また、商品によってはサイズが大きく、自宅の入り口から入らないこともあるでしょう。梱包された状態でどのようなサイズになるのかを確認しておき、マンションの搬入経路や自宅の玄関、設置する部屋までの動線を通れる商品を選びましょう。

・店舗での使い心地はどうか

インターネット上の口コミが好評でも、実際に使ってみると合わないことがあるかもしれません。自宅の近くに家具店がある方は、ぜひ店舗へ行って試してみましょう。ワークデスクは、椅子や設置するパソコンとの相性も大切です。実際に座り、広さや高さ、使い勝手を試してみると失敗を防ぎやすくなりますよ。

高さ調節ができるデスクなら、使い始めてからも微調整が可能です。昇降型を選ぶ際には、手動タイプか電動タイプか、また動かしやすいかどうかもチェックしておきましょう。昇降型以外のデスクは購入後に高さの調整をするのは難しいため、自分の座高や姿勢に合うものを選びましょう。

・購入者のレビューは?

店舗で選ぶことが難しい方は、インターネットのショッピングサイトのレビューを参考にしてみましょう。レビューを見ると、故障時の対応や組み立ての難しさなど、実際に使用した方にしかわからない情報を知ることができます。商品紹介や広告だけでは伝わりきらない点もあるため、レビューは重要な情報源です。

ただし、レビューは個人の感想なので、あくまで「参考」程度にとどめておくのが無難です。レビューが多数ついている商品は全体に目を通し、総合的な感想を参考にしましょう。

・迷ったときにはレンタルも

パソコンデスクは決して安い商品ではなく、また設置すればかなりの場所をとるため、購入には慎重になりがちですよね。そのため、なかなか購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。自分に合うパソコンデスクがわからない方におすすめなのが、デスクのレンタルサービスです。

・初めてのリモートワークでどのようなサイズがいいのかわからない

・初めてスタンディングデスクを使うけど自分に合うかわからない

・期間限定のリモートワークなのでいずれパソコンデスクが不要になる

このような方は、購入ではなくレンタルを検討してみるのもおすすめですよ。インターネットで検索すると、さまざまな家具のレンタルサービスプランを見つけられます。

まとめ

おしゃれなワークスペース

自宅で仕事をすると、オフィスでの勤務と異なり気分の切り替えが難しくなりがちです。自分にあったパソコンデスクを用意して環境を整えることで、集中力アップや仕事の効率化が期待できますよ。

自分の好みに合うデスクは、仕事のモチベーションアップにもつながります。パソコンデスクといっても、おしゃれなデザインやカラー展開が豊富なものなどがあるので、こだわってみてはいかがでしょうか。

ぜひ、用途にあったパソコンデスクを選んで、デスクワークに快適に取り組めるようにしてみましょう。