フルリモートの案件の探し方とは? 案件獲得のコツもご紹介

フルリモートで働くためには、どのようにして案件を探すとよいのでしょうか。さまざまな案件の中から、自分に合う仕事を見つけるのは難しいですよね。今回は、フルリモートの案件の探し方や、応募するときの注意点について紹介します。

フルリモートワークOKの案件を見つけたい!探し方や注意点とは?

フルリモートワークとは?

フルリモートワークとは?

リモートワークは、企業へ出勤することなく遠隔地で仕事を行う働き方を指します。一方、【フル】リモートワークは、「完全に」遠隔地で働く方法のことです。主に自宅やコワーキングスペース、カフェなど、仕事ができる環境を整えたらどこでも業務を行えます。

フルリモートの仕事は時間や場所にとらわれずに作業ができる案件が多く、正社員や契約社員以外にも、アルバイトや業務委託などの働き方があります。また、副業をする方もフルリモートワークなら、本業と両立しやすい傾向にあります。副業をするための通勤時間が必要ないので、スキマ時間に働きやすいと感じるでしょう。

 

・初心者でもできる?

フルリモートワークは、1人でいる環境で働くので「初心者には難しいのでは」と思うかもしれません。しかし、業務内容によっては初心者でも始めやすい案件があります。

また、エンジニアなど専門的な知識を要する仕事でも、初心者向けに研修体制が整っている案件も見つけられます。国は働き方改革の一環としてリモートワークを推進しているため、今後もリモートワークを導入する企業が増加していくでしょう。

フルリモートの仕事は、決して経験者や特定の資格を持った方だけの働き方ではありません。未経験、初心者からでも始められるので、まずは案件を探してみましょう。

 

・副業でもできる?

フルリモートワークの案件は、副業をしたい方にもおすすめです。業務委託の案件であれば、働く時間や場所の指定がないことが多い傾向にあります。夜間や休日、スキマ時間にも取りかかれるので、本業の合間に仕事を進められます。

副業でフルリモートの案件をする方は以下の2点に注意が必要です。

・本業の規則で副業が禁止されていないか確認する
・副業先に本業があることを伝える

まずは、勤務先で副業が禁止されていないか、確認するようにしましょう。企業によっては「副業禁止」「申請した場合のみ可能」といったルールがあるかもしれません。

また、副業先に本業の仕事がある、と伝えておきましょう。土日のみ対応可能、平日はメール返信が遅れるなど、状況をあらかじめ伝えておくと連絡のやり取りがしやすくなります。

 

・フルリモートワークのメリットは?

フルリモートワークのメリットは以下の通りです。

・場所や時間にとらわれない
・勤務地を気にせず、応募できる
・自分のペースで働ける

通勤する必要のないフルリモートワークは、全国どこにいても仕事ができる働き方です。特に業務委託の案件であれば、場所だけでなく時間にもとらわれないことが多く、自分のペースで働けます。納期に間に合わせることができれば、「週に何回働くか」「1日に何時間働くか」といった仕事の時間も自分で調整可能です。

 

・フルリモートワークのデメリットは?

フルリモートワークのデメリットは以下の通りです。

・仕事を教えてもらいにくい
・自己管理能力が必要
・運動不足になりがち

フルリモートワークは1人の環境で仕事を進めるので、仕事を教えてもらいにくい点がデメリットです。わからない点をわからないまま進めないように、適宜確認や質問をしながら仕事を進めていきましょう。

また、1人で働く上で自己管理能力が求められます。仕事の進捗状況を客観的に把握できるようにしておきましょう。

自己管理は仕事面だけではありません。在宅でフルリモートワークをすると運動不足になりがちです。休憩中に体を動かす、ストレッチをするなど自分でルールをつくっておきましょう。

フルリモートの案件を見つけられる仕事

フルリモートの案件を見つけられる仕事

フルリモートの案件を見つけられる仕事を紹介します。以下の条件がそろっていたら、フルリモートで仕事を進めやすいでしょう。

・インターネット環境が整っていることで仕事ができる
・パソコンがあれば仕事を完結できる
・オンラインのやりとりで会議や納品ができる

情報通信技術の向上により、今までリモートワークの導入が難しかった職種も、遠隔での働き方が導入されるかもしれません。まずは、今現在フルリモートワークの案件を見つけやすい職種を紹介します。

 

・システムエンジニア

システムエンジニアはコンピュータシステムの設計、開発、運用、保守などをする仕事です。クライアントの要望を聞き取り、それに応じてシステムを考案します。お客様からの聞き取りをオンラインで行えれば、他の作業もおおむねフルリモートで進められます。

しかし案件によっては、クライアントやチームのメンバーと直接会ってミーティングをする必要があるかもしれません。「フルリモート」で終えられる案件かどうか、業務開始前に確認しておきましょう。

ITエンジニアの人材は不足傾向にあるので、未経験・初心者でも歓迎されやすい職種です。未経験からエンジニアの仕事をしたい方は、独学で勉強しておいたり、未経験者への研修サポートがある求人に応募したりするのがおすすめです。

 

・プログラマー

プログラマーはプログラミング言語を用いて、システムやアプリケーションをつくる仕事をします。プログラマーはプログラミングをするために、専門的な知識が必要です。例えば、アプリケーションの開発ではPHPやRuby、Pythonといったプログラミング言語の知識や、AWS(Amazon Web Service)など需要の高いITサービスの知識を求められます。

未経験からプログラマーの案件を獲得したい方は、独学で勉強しておいたり未経験歓迎の案件に応募したりしましょう。

 

・Webマーケター

Webマーケターは、Webを利用してマーケティングを行います。企業のサービスや商品を販売するためにはどうしたらいいか、WebサイトやSNSを利用した戦略を立てる仕事です。

インターネット上の情報を検索、分析してマーケティングするので、フルリモートがしやすい仕事の1つです。業務委託でWebマーケターの案件を獲得するには、経験がある方が有利ですが、リサーチが主な目的の場合には未経験歓迎の案件も見つけられます。

 

・Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトの装飾やデザインをする仕事を行います。近年はインターネットを利用して情報収集することが日常的になっており、Webサイトは企業にとっても欠かせないツールです。

ブランドやサービスの周知や商品の販売促進のために、Webデザイナーのスキルが求められています。Webデザイナーはクライアントにヒアリングして仕事を進めますが、オンライン面談を取り入れられるならフルリモートが可能です。

Webデザイナーの仕事には、デザインの知識やセンスの他にもコーディングスキルやプログラミングスキルが求められるケースがあります。需要のある仕事なので、フルリモートで長く仕事をしたい方は関連スキルを習得してみましょう。

 

・Webライター

Webライターは、企業や個人のWebサイトやブログの記事を書く仕事をします。基本的な文章作成能力があり、パソコンとインターネット環境が整えば始められる仕事です。

案件の内容によっては、高度なSEO知識やライティング技術、記事の内容に応じた専門的な知識を求められることもあります。記事のジャンルや募集している企業によって求められる条件が異なるので、まずは案件を探してみましょう。

フルリモートワークの案件の探し方

フルリモートワークの案件の探し方

フルリモートワークの案件の探し方を紹介します。さまざまな方法があるので、自分に合う方法を選んだり、いくつか併用したりして案件を探していきましょう。

 

・クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、主に業務委託の案件を探せるITサービスです。システム開発、デザイン、記事作成などの幅広い分野を扱うサイトや、特定の分野に特化したクラウドソーシングサイトがあります。成果物の納品、報酬の受け取りもクラウドソーシングのサイト上で完結します。

クラウドソーシングサイトを通して、依頼者と受注者が業務のやり取りをするので、いざトラブルになった際も安心です。例えば、「報酬が支払われない」「連絡が取れなくなった」などのトラブルが発生した際にはサイトの相談窓口に対応してもらえます。

「トラブル時の対応や報酬の受け取りに不安がある」といった初めての方でも、安心して案件に取りかかれますね。

 

・エージェントサイト

エージェントサイトは、担当アドバイザーから案件獲得の支援を受けられるサイトです。アドバイザーがあなたの希望条件を聞き取り、マッチする案件を紹介してくれます。

また、エージェントは案件の紹介だけでなく、あなたを売り込むためのサポートを行います。自ら行動することや自己PRが苦手な方は、エージェントサイトに登録して案件を紹介してもらいましょう。

エージェントサイトは基本的に無料でサービスを利用できるので、まずは登録だけでもしておくのがおすすめです。

 

・求人サイト

求人サイトでも業務委託のフルリモート案件を探せます。求人サイトの「求人検索」のページから「リモートOK」「業務委託」にチェックを入れたり、フリーワード検索で「在宅ワーク」「業務委託」と検索したりしてみましょう。

求人サイトにもそれぞれ特徴があり、アルバイトに特化したものや、特定の職種や分野に特化したものがあります。「とにかくフルリモートで働きたい」という方は、リモートワークや業務委託の案件を多く扱うサイト、「エンジニアで働きたい」など職種が明確な方はエンジニアに特化したサイトなど、「求める働き方に合う案件」を多く扱う求人サイトを利用しましょう。

 

・フリーランスの友人・知人の紹介

フリーランスで活動を始めると、同じ仕事をしている仲間やフリーランス仲間との交流の機会があるかもしれません。人脈から新たな案件を紹介されたり、ときにはチームメンバーにと誘われたりすることがあるでしょう。

また、仕事を探すときに、フリーランスの友人や知人に自分から声をかけるのもおすすめです。場合によっては、人手が足りなくて誰か探しているタイミングかもしれません。フリーランスで働く方は、人脈に助けられることが多いので、日頃から交流を大事にしておくと安心ですよ。

声をかけられたり頼りにされるのはうれしいものですが、仕事を受けるときは親しい間柄でも仕事内容の詳細や報酬について詳しく聞いてから受けるようにしましょう。

フリーランスエンジニアにおすすめのサイト

フルリモートの案件の中で、需要と人気のある仕事の1つが「エンジニア」です。エンジニアの案件を見つけられるサイトを紹介します。

エンジニア求人に強いサイトでは、システムエンジニアだけでなく、WebエンジニアやインフラエンジニアなどのITエンジニア、プログラマーなどの案件が探せます。

 

・エージェントサイト

・Remogu(リモグ)

リモグは、フリーランスエンジニアの案件を扱うエージェントサイトです。面談を行い、あなたの経歴や強みを把握した上で、マッチする求人を紹介します。

保有するすべての求人がリモートワークなので、フルリモートで働きたい方におすすめです。エンジニアの経験がある方向けの案件が主なので、経験を活かして働きたい方はぜひ利用しましょう。

・テックビズフリーランス

テックビズフリーランスは、エンジニアのリモート案件を多数保有するエージェントサイトです。専属コンサルタントによるキャリアプランの相談や、案件の紹介などの支援を受けられます。

また、テックビズフリーランスは、フリーランスや業務委託の仕事をする上でネックとなる、記帳や確定申告のサポートも実施しています。

 

・クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、主に業務委託の案件を探せるサイトです。比較的簡単な作業を納品して完結する「タスク案件」と、プロジェクト単位で業務を行う「プロジェクト案件」があります。スキルのあるエンジニアの方には、プロジェクト案件がおすすめです。

・クラウドワークス

クラウドワークスは、すべてオンラインで完結する業務委託の案件を見つけられるクラウドソーシングサイトです。2022年7月現在のユーザー数は480万人と、多くのフリーランスや副業をしている方が利用しています。

クライアントとの音信不通など、トラブル発生時のサポートや報酬の仮払制度を導入しているので、初めての方でも安心できる点がメリットです。

システムエンジニアの仕事は、仕事検索の画面から「システム開発」を入力すると、一覧で案件が表示されます。案件は日々更新されるので、こまめにチェックしてみましょう。

・ランサーズ

ランサーズは、350種類以上の仕事カテゴリから案件を探せるクラウドソーシングサイトです。システム開発やWeb制作などIT系の仕事が人気で、多くの案件が掲載されています。仕事検索のページから、「システム開発・運用」にチェックを入れて検索してみましょう。

ランサーズは、24時間365日受付のオンラインサポートや仮払制度を導入しています。初めて案件に応募する方や、副業で夜間に働く方にも安心です。

また、「ランサーズエージェント」に登録すると、クラウドソーシングのサービスだけでなく、エージェントサービスも利用可能です。職務経歴書を提出し、あなたに合う企業や仕事を紹介してもらいましょう。

 

・求人サイト

・リワークス

リワークスはフルリモートの仕事に特化した求人サイトです。「エンジニアが選ぶ利用したい転職サイトNo.1*」に選ばれており、多くのエンジニアが利用しています。

掲載されている仕事はすべてリモートワークで、業務委託の案件だけでなく、正社員や契約社員の仕事も探せます。無料のキャリアコンサルタント相談やオンライン講座などのサービスも受けられるので、初めてフルリモートにトライする方にもおすすめです。

*日本マーケティングリサーチ機構調べ調査概要:2021年4月期_ブランドのイメージ調査より

■Reworksでのエンジニアのお仕事探しはこちら

初めて案件に応募するときのポイント

エージェントサイトを利用する場合は、案件獲得までの間エージェントスタッフのサポートがありますが、クラウドソーシングサイトや求人サイトを利用して案件獲得を目指す場合は、1人で応募文の作成や面談に挑むことになります。少しの気遣いで案件獲得にぐっと近づくので、以下に紹介する4つのポイントをチェックしながら応募文を作成してみましょう。

 

・募集要項に合う応募文を作成する

募集要項に記載されている内容に沿って応募文を作成しましょう。募集要項には、応募者に対しての質問が掲載されていることがあります。質問内容は、稼働可能時間や所有スキル、パソコン環境など、選考に必要な項目ばかりでしょう。いくら熱意のある応募文を作成しても、質問に対して明確な返答がなければ「募集文を読んでいない」と思われてしまいます。

また、募集内容によってはポートフォリオの添付など、必要な資料の提出を求められることもあるでしょう。

・質問内容にすべてわかりやすく回答しているか
・添付すべきものをもれなく添付しているか

上記の内容を確認して応募文を提出しましょう。

 

・「初心者である」とアピールしすぎない

未経験・初心者の方が初めて応募するとき、必要以上に「初心者アピール」をする必要はありません。未経験であることは、プロフィールや職務経歴書を確認すればわかるものです。初心者であるか問われている場合や、経験年数を伝える必要があるときのみ別記しましょう。

採用する方が「あえて初心者の方を選ぶ」ということは、めったにありません。初めての応募は自信がないかもしれませんが、「できないこと」よりも「できること」をアピールして伝えましょう。

 

・応募資格を満たしているか

募集されている案件にはそれぞれ「応募資格」が掲載されています。

・〇〇の資格所有者
・〇〇の経験1年以上 など

業務に関連する資格や経験の有無が応募資格となるので、募集前に自分が該当するかどうか確認しておきましょう。複数の案件に応募していると、応募文の作成が流れ作業のようになってしまうかもしれません。応募資格を見落とすと、選考対象でない案件に応募してしまい、お互いに時間のロスとなってしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

・丁寧な文章を心がける

フルリモートの案件は、応募から採用まですべてオンラインで完結することが多い傾向にあります。Web面談すらなく、メールやビジネスチャットのやり取りのみで仕事がスタートすることも珍しくありません。

顔を合わせる機会がないとなると、文章であなたの人柄や仕事への熱意を伝えることになります。あいさつ、自己紹介、自己PRなど、簡潔かつ丁寧にまとめるようにしましょう。特にWebライターなど、文章を仕事にする方は誤字脱字にも注意が必要です。

誤字脱字が多く、読みにくい文章を送ってしまうと、「仕事もミスが多いのでは」と思われマイナス評価となってしまいます。

案件に取りかかるときのチェックポイント

案件に取りかかるときのチェックポイント

業務委託の案件は契約から仕事を完了するまで、すべて自分の責任で進めていきます。トラブルを防ぎ、次の案件獲得につながるように、以下に紹介する5つのポイントを確認しておきましょう。

 

・契約内容の確認をする

フリーランスとして働く方は、契約内容をしっかり確認しておきましょう。企業に雇用されて働くときと異なり、フリーランスで働くときはすべて自己責任で対応する必要があります。契約書や誓約書、個人情報の取り扱いなど、内容に目を通して疑問点や不審点がないようにしておきましょう。

クラウドソーシングサイトを利用する場合は、サイトごとに禁止事項などルールがあるので注意が必要です。同時に、運営会社のルールを遵守している信頼できるクライアントと契約するようにしましょう。

 

・スケジュール管理の徹底

フルリモートワークの案件を進める上で、スケジュール管理をできるようにしておきましょう。スケジュールを把握していなければ、以下のようなトラブルにつながります。

・案件を受けすぎてしまう
・締め切りを守れない
・仕事の進捗状況を把握できない

スケジュール管理が苦手な方は、ITツールを使用するのもおすすめです。スケジュール管理ツールやタスク管理ツールを導入して、仕事の進捗状況を把握できるようにしましょう。

 

・セキュリティを強化する

フルリモートワークをするときはパソコン周辺のセキュリティを強化しておきましょう。カフェやコワーキングスペースで働くのも魅力的ですが、セキュリティ対策が万全でなければおすすめできません。自宅以外でPC作業をすると、フリーWi-Fiからの情報漏えいや肩越しにパソコンの画面をのぞかれるといったトラブルにつながる可能性があります。

重要な情報や個人情報を扱う場合は、セキュリティを強化した自宅などで仕事を進めましょう。セキュリティ対策が万全であるかどうかは、あなた自身の信頼にもつながります。クライアントから安心して仕事を任せてもらえるように、仕事環境を整えておきましょう。

 

・迅速、丁寧な対応を心がける

フルリモートワークの案件を受けるときは、常に迅速・丁寧な対応を心がけましょう。特にクライアントやチームメンバーと顔を合わせずに仕事を進める場合、対応の早さや丁寧さがあなたの信頼につながります。

・メールやチャットツールの通知をオンにする

・すぐに答えられない内容であれば、改めて返信すると伝える

・固定の休日や長期で休暇を取るときはあらかじめ伝える など

リモートワークでは顔が見えない分、対応が遅ければ相手を不安にさせてしまいます。コミュニケーションを丁寧にすることは、信頼関係の構築や仕事のやりやすさにもつながります。

 

・業務量に見合った報酬の案件を受ける

リモートワーク初心者の方は、自信のなさから報酬金額の低い案件に応募してしまうかもしれません。しかし、初心者であっても、業務量に見合った報酬が設定してある案件に応募しましょう。

業務委託の仕事は成果報酬制であることが多く、報酬計算は「1つのプロジェクト完了で5000円」「1データ5円で期間内に納めた分」といった単価を元に算出します。時給制と異なり、労働量に対する収入の相場がわかりにくいと感じるかもしれません。

案件に応募する前に、「このプロジェクトにはどのくらいの時間がかかりそうか」を考えて、時給換算してみるとよいでしょう。

・単価5000円のプロジェクトをするなら
5時間かかる場合 5000円÷5時間=1000 時給換算1000円
8時間かかる場合 5000円÷8時間=625 時給換算625円

・単価5円のデータ入力なら
1時間に100件納めた場合 5円×100件=500 時給換算500円
1時間に200件納めた場合 5円×200件=1000円 時給換算1000円

このように、大まかな計算をして、作業量と報酬額のバランスに納得のできる案件を受けるようにしましょう。

まとめ

フルリモートで働ける案件は、さまざまなサイトで多数募集されています。専門的なスキルを要するものから、初心者の方が挑戦できるものまであるので、自分の条件に合う案件に応募してみましょう。

システムエンジニア、Webデザイナー、WebライターなどIT業界の職種は需要も高く、スキルを身につけてから挑戦すると長くフルリモートで働くことができるでしょう。テキスト主体のコミュニケーションとなることが多いフルリモートでは、応募時や業務スタート後も丁寧な対応が大切です。

メリットの多いフルリモートの働き方を選択して、ライフワークバランスの実現をかなえましょう。