建築業界はフルリモートでも働ける?業務内容や仕事の探し方を解説
建築業界で可能なフルリモートワークには施工管理、設計・作図業務、施工図面の確認、事務管理、情報システム管理などがあります。リモートワークに必要な環境を整え、デスク周りを快適にする工夫をしましょう。
建築業界は、業務すべてをフルリモートにできませんが、仕事を細分化することでフルリモートできることもあります。例えば施工管理や設計、作図、施工図面の確認、事務管理、情報システム管理などです。書類や図面の作成、システム関連の業務はオンラインで行えるためフルリモートワークを可能にしています。
この記事では、建築業界でフルリモートしやすい業務内容と、リモートワークで求められる環境や作業スペースを快適にするアイテムを紹介します。
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建築業界はフルリモートでも勤務可能
建築業界は現場の仕事も多く「リモートワークに向いていない」とされていました。もちろん、業務のすべてをリモートで行うことはできませんが、仕事を細分化することでリモートワークも可能になってきています。
建築業界のフルリモートワークは正社員だけでなく業務委託も豊富で、案件ごとに仕事を受ける出来高制の場合、知識や高いスキルがあれば高収入も期待できます。例えば、設計図面のチェックや図面をデジタル化しパソコン上で再現するCAD(Computer Aided Design)などの案件です。このような業務は、ある程度の実務経験とスキルがあればフルリモートが可能です。
建築業界でリモートワークする場合、他の業種と同様にパソコンやインターネット環境は整えておかなければいけません。その他、業務内容により外付けディスプレイや設計ソフトなど、作業に応じて必要なものをそろえておくと仕事しやすくなります。
建築業でフルリモート可能な業務例5つ
建築業ではフルリモートワークが可能な業務が細分化されており、主に以下の5つが挙げられます。ただし企業によりフルリモートに対応していないケースもあるので、転職活動の際は事前に確認が必要です。
- 施工管理
- 設計、作図仕事
- 施工図面の確認
- 事務管理
- 情報システム管理
一つずつ解説します。
1.施工管理
施工スケジュールを組んだり、施工管理を行ったりする仕事です。品質面や安全面を管理し、納期のずれや予算オーバーを防ぎ、プロジェクトが計画通り進むようにします。そのため、施工全体を把握しておかなければならない責任ある仕事です。その他、役所など行政手続きや書類作成も行います。
2.設計、作図仕事
クライアントのニーズをヒアリングし、設計図を作成する仕事です。一級建築士または二級建築士の資格が必要で、利便性はもちろんデザイン性の高さを考えたうえでコスト内に収まるよう設計します。
3.施工図面の確認
建築士が作成した設計図に、細かな寸法や実際に使用する部材などの情報をのせ、現場の作業員が図面を見て施工できるようにします。
4.事務管理
事務や経理、人事、労務などバックオフィス全般の仕事です。伝票や請求書管理などの他、建設工事に必要な書類の作成や管理も行います。クラウドサービスやファイル共有サービスを利用することで、リモートでもスムーズに業務が進められるでしょう。
5.情報システム管理
情報システムとは、日々の仕事で必要な情報の記録や伝達を円滑にする仕組みであり、システムの管理や運用に加え、IT機器の管理も行います。AIやOA機器をうまく活用することで、業務が円滑に進むのを目指します。
建築業界でフルリモート勤務する際に用意しておきたいもの
フルリモートで仕事するには、効率を上げるためパソコン周りを整えたり、運動不足を解消したりするアイテムがあると便利です。また特に建築業界は、図面や設計図を見る際に外部ディスプレイがあると役立つかもしれません。快適に仕事するため環境づくりを心がけましょう。
ここでは、以下について解説します。
- パソコンとインターネット環境
- パソコンスタンド
- 仕事専用デスク、チェア
- 外部ディスプレイ
1.パソコンとインターネット環境
建築業界に限りませんが、リモートワークにはパソコンやタブレットなどデバイスとインターネット環境が必要です。勤務先からパソコンを貸与されるケースが多いものの、細かな製図を扱う人はモニターは大きい方が便利でしょう。
2.パソコンスタンド
長時間パソコンに向かって仕事していると、首や肩こりの原因になります。首や肩の負担を減らすには、姿勢を見直すことが必要です。背中や首を曲げず、ディスプレイに無理なく目線が合わせられるよう、パソコンスタンドを使い、画面の位置を調整しましょう。そのようなちょっとした工夫で、首や肩こりの改善が期待できます。
3.仕事専用デスク、チェア
ダイニングやリビングでは、室内に置かれたものが視界に入り仕事に集中できないケースがあります。いざ作業に取り掛かろうとしても、テーブルが散らかっていて、仕事が始められないなど弊害があるかもしれません。
書斎や仕事部屋があればベストですが、すぐに用意できるものでもありません。そのような場合は、リビングの一角や寝室などに仕事専用のデスクとチェアを設けるのもおすすめです。仕事専用のスペースがあれば、頭が切り替えやすくなり、仕事にも集中しやすくなるでしょう。パソコンや仕事道具の置き場所としても使え、自宅にいながらオフィスのような気分で業務が進められます。
昇降するデスクや、首や腰に負担がかからないよう設計されたチェアもあります。できればショップで使い心地を確かめ、長時間作業しても疲れづらいものを選びましょう。
4.外部ディスプレイ
建築関係の仕事では、図面を見ながらオンライン会議をしたり作業中に複数の画面を使ったりするので、外部ディスプレイがあるとよいでしょう。大型のものの方が、図面が見やすくおすすめです。
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以下に3つの特徴を挙げました。
- スカウト機能がある
- キャリアコンサルタントに相談できる
- オンライン講座が充実
一つずつ解説します。
1.スカウト機能がある
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まとめ
建築業界は、仕事を細分化することでフルリモートが可能です。フルリモートできる仕事は主に施工管理、設計・作図業務、施工図面の確認、事務管理、情報システム管理などがあります。正社員はもちろん、案件ごとの単価制で仕事を受けることも可能で、経験やスキルにより高単価も期待できます。
また、フルリモートワークには快適な作業環境が必要になります。効率を上げるためパソコン周りを整頓し、長時間の作業でも疲れづらいデスクやチェアをそろえるのもおすすめです。この他、図面を見たりオンライン会議で使用したりする外部ディスプレイもあるとよいでしょう。
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