旦那のテレワークで一人になりたい妻必見!ストレスの原因と対処法を解説

旦那のテレワークによる妻のストレスが問題になっています。一人になりたいと考える前に、ストレスの原因を突き止めて対策することが大切です。旦那のテレワークで起こる問題と対処法をまとめているので、参考にしてくださいね。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴って、テレワークを導入する企業が増えました。なかには完全にリモートワークに移行した企業もあります。
通勤時間が短縮できたり、勤務時間を調整したりとメリットの多いテレワークですが、デメリットもあり、そのひとつが妻のストレスです。

「旦那が自宅でテレワークしていると気が休まらない」
「旦那が家にいるだけでイライラしてくる」
「テレワークで会議するので、家事が滞る」
「テレワークが始まってから自分の時間がとれない」

小さなストレスが積み重なることで、夫婦の仲が険悪になりケンカも増えます。
今回は旦那のテレワークにイライラを感じて一人になりたいと思っている人に向けて、原因や対処法を解説します。

旦那のテレワーク中に一人になりたいと感じる原因

旦那のテレワーク中に一人になりたいと感じる原因

旦那がテレワークになると、妻が自宅で一人になる時間が減ります。
これまで確保できていた一人の時間がとれなくなることで、ストレスを感じることも増えるのです。

妻が一人になりたいと感じる理由としては、以下の点が挙げられます。

  • 旦那が在宅するせいで行き場がない
  • 余計な家事が増える
  • 旦那に気を遣う

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

 

旦那が在宅するせいで行き場がない

急に旦那のテレワークが決まると、どこで仕事をするかという問題が発生します。
専用の個室を用意できれば良いのですが、難しい場合はリビングや寝室でテレワークする人が多いでしょう。
リビングや寝室などの共有スペースを占領されることで、自宅にいるのに自分のいる場所がなくなってしまいます。
またテレワーク中の旦那が家にいると、妻が休憩したいなと思っても罪悪感を覚えて休めないこともあります。

 

余計な家事が増える

旦那のテレワークによって余計な家事が増えます。昼食の準備や片付けなど目に見える家事だけでなく、旦那から買い出しや細かな用事を頼まれることもあるでしょう。
家事が増えて自分の計画がスムーズに進まないことが原因で、旦那に対してイライラしやすくなります。

 

旦那に気を遣う

旦那のテレワークによって、1日中旦那に気を遣う必要があります。
特に会議中は、子供が大声を出さないように注意する、場合によっては外出するなどの対策をとらなくてはなりません。
また、旦那が仕事でイライラしているときにはフォローが必要になることも考えられます。
細かい気遣いをする生活が続くことで、ストレスが溜まって一人になりたいと感じる人もいます。

旦那がテレワークしているときのストレス

旦那がテレワークしているときのストレス

旦那がテレワークするとき、妻が感じているストレスにはさまざまな原因があります。
ストレスを溜めないように、双方が自分の行動や考え方に注意するとよいでしょう。この章では、ストレスの原因と対処法を解説します。

 

家事の邪魔になる

旦那がテレワークすると、計画していた家事がスムーズに進みづらくなります。
例えば、午前中に掃除機をかける予定だったのに、会議が長引いて掃除機がかけられないと、午後の予定にも響くでしょう。
キッチンや洗面所に隣接した所でテレワークする場合、家事が滞る可能性があります。
家事がスムーズに進まないストレスの対処法として、事前に仕事の予定を共有することが大切です。
特にオンライン会議や静かにしてほしい時間はきちんと伝え、それ以外の時間は家事をしても良いと決めましょう。

 

静かに過ごす必要がある

日中にテレビを見て笑ったり、友人を家に招いて世間話をしたりすることでストレスを解消していた人も多いでしょう。
しかし、旦那のテレワーク中は、大声で笑うことや大人数で話すことが難しくなります。
静かに過ごすストレスはもちろん、趣味や好きなことができなくなるストレスも積み重なります。

対処法として、旦那の仕事中は思い切って外出するようにしましょう。
友人とカフェに出かけて話す、映画を見に出かけるなど、自宅以外の場所でストレス発散ができるとよいですね。

 

食事の支度をしなければならない

旦那のテレワークによって増える家事のひとつが昼食の準備です。
日中に自分ひとりしかいないとなると、昼食の時間をずらしたり、残り物で簡単に食事を済ませたりということもあるでしょう。

しかし、旦那が在宅だと昼食もきちんと用意しなくてはと考えるのではないでしょうか。
昼食ひとつをとっても、昼食に使う材料の買い出し、調理、後片付けと、いつもよりもやるべき家事が増えます。
こうした食事の支度にかかわる家事が増えることで、イライラとストレスが溜まってしまうのです。

食事の支度をストレスに感じるときは、旦那に自分で昼食を準備してもらうようにしましょう。
レトルト食品や冷凍食品、缶詰を活用するのもよいですね。
昼食の支度をしないことに罪悪感を覚える場合は、週に1回は外で食べてもらうなど、夫婦で決めるのがおすすめです。

 

育児の手伝いをしてくれない

在宅時間が長くなったにもかかわらず、育児の手伝いをしてくれないとストレスが増えます。
逆に旦那の立場に立って考えると、家にいるとはいえ仕事中なのだから……という思いがあるでしょう。

育児に関するストレスを解消するためには、育児の分担を改めて話し合います。
例えば、これまで通勤に使っていた時間は、旦那と子供が関わる時間にするなどはいかがでしょうか。

 

水道・光熱費がかかる

旦那のテレワークによって、水道代や電気代、ガス代といった光熱費が増えるのもストレスの原因です。パソコンを使用して仕事をしたり、昼食の調理でガスを使用したりと、小さな積み重ねで光熱費は上がります。

特に夏や冬はエアコンや暖房器具を使うこともあり、電気代が高くなりがちです。
企業によっては電気代の補助が出ることもあるので、まずは旦那に確認してもらいましょう。

 

デスクを占領される

リビングやダイニングでテレワークする場合、デスクがパソコンや仕事の資料によって占領されることがあります。家計簿や子供の連絡帳を書きたいときなど、デスクで作業する機会は多く、机が使えない状況にストレスを感じる妻もいます。

仕事用のデスクを用意することで、日常生活で使っているデスクの上に仕事の物が散らかることは少なくなるでしょう。
もし、専用のデスクを置けない場合は、必要なもの以外は片付ける、荷物を置く範囲を決めるといった対策がおすすめです。

旦那のテレワークでたまるストレスへの対策

旦那のテレワークでたまるストレスへの対策

旦那のテレワークによってうまれた小さなストレスは、徐々に蓄積されます。
ささいな不満が積み重なると、気付いたときには一人になりたいと感じて夫婦仲が悪くなることも考えられます。ストレスを溜めないために、うまく発散させられるとよいですね。
ここでは旦那のテレワークで溜まるストレスへの対策を紹介します。

 

レンタルオフィスを借りる

毎日テレワークが続く場合、レンタルオフィスやコワーキングスペースを契約するのも一つの方法です。最近は部屋ではなく、席単位で契約できるところも増えてきました。

定額制だけでなく、ドロップイン(一時利用)できる場所もあります。週に1回、コワーキングスペースで仕事すると決めれば、妻が一人になれる時間も増えます。
コワーキングスペースは落ち着いて仕事ができる他、コミュニティが広がるメリットもあるので検討するとよいでしょう。

 

テレワークの日の役割分担を決める

妻が感じるストレスの原因として、役割分担が偏っていることが挙げられます。
特にテレワークの場合は、昼休みや通勤時間の役割分担をあらかじめ相談して決めておくとスムーズです。
考えられる役割分担として、以下があります。

  • 朝の家事や子供の準備はどちらが行うのか
  • 保育園への送迎はどちらがするのか
  • 昼食の準備や片付けはどのようにするのか
  • 昼休みはどう過ごすのか

夫婦それぞれ、相手にしてほしいことや自分ができることを出しあい、協力する体制を整えましょう。

 

仕事部屋(書斎)をつくる

可能であれば、仕事部屋をつくるのがおすすめです。仕事部屋は個室で、リビングやキッチンからできるだけ離れている場所を選びましょう。子供がまだ小さい場合は、将来の子供部屋を使う工夫もできます。

これから家を購入する人や、家を建てたいと考えている人は、テレワークの有無も考慮して、間取りを選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

夫のテレワークによって妻が抱えるストレスには、さまざまな原因があります。
特に一人になれなかったり、自宅なのに気が休まらない状況が続いたりするのは、お互いにとって良くありません。

ストレスが爆発しての大げんかやストレスを溜めて心身に不調をきたす前に、夫婦できちんと話し合いをして問題を解決させましょう。