あなたは「Webディレクター」の仕事を知っていますか？

WebディレクターとはWebサイトの企画立案、制作、運用の責任者です。Webエンジニア、Webデザイナー、ライター、SEO担当者など、Web制作に携わるさまざまな人と関わりながら、進行管理や品質のチェック、プロジェクトの調整、チームでの目標達成を目指します。

Webディレクターの仕事は、所属先の組織や企業により異なりますが、主に下記のような内容です。

• クライアントまたは自社の要望や課題のヒアリング
• 企画の提案
• 見積もりや予算の管理
• スケジュールの進行管理
• コンテンツの品質確認と管理
• チームメンバーの選定
• 運用更新
• アクセス解析
• 更新作業のディレクション

近年、売り手市場に拍車がかかるWeb、IT業界のなかでも特に注目の職種ですが、どんな仕事なのか業務内容が見えづらいと感じる人も多いようです。

この記事では、Webディレクターはフルリモートが可能か、どのような仕事か、そしてWebディレクターのフルリモートワーク案件の探し方を紹介します。

Webディレクターは、4つのタイプに大別できます。下記にディレクターの種類、仕事内容、求められるスキルをまとめました。

Webディレクターの仕事は、工夫次第でリモートワーク可能です。 

上の表にもあるように、WebディレクターはWeb制作に関わるさまざまな立場の人と協力しながら進めるため、コミュニケーション能力が不可欠です。

以前は、チームのメンバーやクライアントと対面で仕事していましたが、近年はWebディレクター業務もデジタル化が進んでいます。SlackやChatworkのようなコミュニケーションツールを活用すれば、タスク管理や業務連絡がスムーズに行えるでしょう。

Webディレクターの一般的な業務を3つ解説します。

1. 企画、立案
2. 制作
3. 検証、運用

1.企画、立案

まずはクライアントからヒアリングを行い、下記を確認します。

• Webサイト制作の目的や目標
• Webサイトのコンセプト
• ターゲット層の確認
• 経営や事業面での課題や問題点
• 納期までのスケジュール
• 予算と制作費用の見積もり
• 資金調達や予算管理

ヒアリングは一般的に何度も時間をかけて行い、クライアントが求めるWebサイトに向け構想を練ります。その後、ヒアリングで得られた情報をベースに提案書を作成し、クライアントの承認が得られたら作業の準備に入ります。

大切なのは、クライアントのニーズや要望に基づいたWeb制作です。そのためWebディレクターは、綿密な打ち合わせを通し、クライアントと認識を共有しなくてはなりません。リモートワークでは、ZoomやGoogle MeetなどオンラインWeb会議ツールを使い、意思疎通を図る必要があります。

2.制作

まずはワイヤーフレームの制作に取り組みます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを定める設計図で、主に下記の内容です。

• 各ページの構成
• 必要なコンテンツと不要なコンテンツの取捨選択
• 情報の整理
• サイトマップの作成

骨組みが出来上がったら、Webデザイナー、プログラマーまたはコーダーに依頼し制作作業に取り掛かります。Webディレクターは発注の際、クライアントとのヒアリングで得られた情報を余すことなく伝える必要があります。そして制作中は、スケジュールや品質管理を行い、確認作業や納品までトータルにサポートしなければいけません。

このようにWebディレクターはクライアントだけでなく、制作チーム内の各メンバーともコミュニケーションを図り、円滑に作業が進むよう進行管理を行います。リモートワークでスムーズにコミュニケーションを取るためには、前述した通りSlackやChatworkなどオンラインツールを使いこなせるようにしましょう。

3.検証、運用

作業の最終段階として、Webサイトの公開前に下記をチェックします。

• システム機能の異常
• 正常な動作の確認
• さまざまなブラウザや端末からのアクセスの確認
• 誤字脱字の確認
• 不適切な表現の有無

最終確認では、サイトの隅々まで注意しながら、細部にわたりチェックする必要があります。おかしな点があれば担当者へ戻して修正作業を行いますが、この段階ではこうして検証と確認が繰り返されます。そして問題がすべてクリアし、クライアントの確認が得られたら、いよいよWebサイトの公開です。

Webサイトの公開でWebディレクターの業務は一旦終了となります。しかし契約によっては、公開後にアクセス数の確認やコンバージョン率の変化など、アクセス解析を行うこともあるでしょう。定期的なメンテナンスや、Webサイトの運用改善まで担うケースもあります。

Webディレクターの仕事をフルリモートで行うには、下記に注意しましょう。

1. 情報漏洩に注意する
2. スキル、知識を身につける
3. 丁寧なコミュニケーションを心がける

それぞれ解説します。

1.情報漏洩に注意する

Webディレクターに限らず、リモートワークの際は情報漏洩に注意が必要です。特に下記の4点に配慮しましょう。

• 使用するパソコンにウイルス対策ソフトを導入する
• 個人情報を取り扱う際は、必ず自宅で作業を行う
• カフェやコワーキングスペースなど、公共のWi-Fiを通じて情報が漏洩しないよう注意する
• 外出先でパソコンが盗まれないよう注意する

作業にあたっては、Web制作のチーム全体にこうしたルールを共有し、メンバー全員で常に確認しながら取り組むとよいでしょう。

2.スキル、知識を身につける

WebディレクターにはSEO、Web、マーケティングなどさまざまな分野の知識やスキルが求められます。こうした分野では情報や動向が日々新しくなるため、常に最新の傾向に注意を払い、流行をキャッチし続ける必要があります。

Webディレクターに資格は不要ですが、下記を勉強しておくと仕事で役立つ知識やスキルが体系的に学べるためおすすめです。

• Webディレクター試験
• Webリテラシー試験
• ネットマーケティング検定

3.丁寧なコミュニケーションを心がける

フルリモートでWebディレクターをする場合、クライアントやチームのメンバーとのやり取りはオンラインになります。コミュニケーションツールは文字での会話になるため、対面に比べ誤解を招く恐れもあるでしょう。丁寧に、そして相手の気持ちに配慮するよう心がけてください。

文字だけのコミュニケーションに不安がある場合は、定期的にWeb会議を開催し顔を見ながら話す場を設けるのも手です。

Webディレクターで正社員のフルリモートワークを探している人は、転職支援サイト「ReWorks」がおすすめです。下記に主な特徴を挙げました。

1. フルリモート正社員に特化した転職サイト
2. 無料会員登録ですぐに使える
3. 人材育成のサポートにも強い

それぞれ解説します。

1.フルリモート正社員に特化した転職サイト

「ReWorks」は、フルリモート正社員に特化した転職支援サイトです。建築、IT、デザインなどさまざまな業界や職種から選べ、なかには未経験者歓迎の仕事もあります。

2021年4月に実施された日本マーケティングリサーチ機構の調べによると、リモートワークにおすすめの転職サイトNo.1に選ばれた実績があります。

2.無料会員登録ですぐに使える

登録や利用はすべて無料で、転職活動が気軽にできるのも「ReWorks」の魅力です。登録までの流れは、下記の通りです。

Step1: 公式サイトから仮登録
トップページの画面右上にある「会員登録（無料）」をクリックしてメールアドレスを入力し、「個人情報の取り扱いについて」にチェックを入れて送信します。

Step2: 仮登録
登録したEメールアドレスに確認メールが届くので、メールを開封し「本人確認URL」をクリックしてください。

Step3: プロフィールの入力
下記の内容を入力しましょう。

• 氏名
• 電話番号
• 住所
• 過去の経歴
• 希望職種、業種

プロフィールは自己PRのチャンスです。企業側も閲覧するため、自分の経歴をアピールするべく正直にかつ詳しく入力してください。

Step4: 登録完了
プロフィールを入力し、会員登録したら完了です。
気になる求人があれば、早速アプローチしましょう。

このように操作は簡単、すぐに会員登録できます。

3.人材育成のサポートにも強い

リモートワークに憧れがあるものの、完全在宅での勤務となると不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

「ReWorks」では、リモートワークで活躍できる人材育成のサポートにも力を入れています。主なサービスは以下の通りです。

• キャリアコンサルタントとのカウンセリング（無料）
• オンライン講座
• 即戦力スキルが身につくキャリアカレッジ

未経験の職種に挑戦したくても不安がある人、1人で転職活動は心細いという人は、このようなサービスを積極的に活用しましょう。

Webディレクターはデジタル化の進歩により、フルリモートしやすい職種です。さまざまな種類があり、主に下記の仕事に分かれます。

• マーケティング系
• クリエイティブ系
• 運用管理系
• 営業系

それぞれ仕事内容や求められるスキルが異なりますが、いずれの場合もクライアントとのやり取りや制作現場での進行管理などを担います。特にWebやIT業界で需要の高い仕事です。

Webディレクターに興味のある人は、「ReWorks」をご活用ください。フルリモート正社員に特化した転職支援サイトで、過去にリモートワークにおすすめの転職サイトNo.1にも選ばれています。フルリモートのWebディレクター求人も多数紹介されているので、自分の希望に合った仕事が探しやすいでしょう。

登録も無料で簡単です。早速「ReWorks」をチェックしましょう。