仕事と子育てを両立するならフルリモートがおすすめ!5つのメリット
子育てと仕事の両立が難しくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?そのような方におすすめなのが「リモートワーク」です。この記事では子育てしながらリモートワークをするメリットとデメリット、そしてリモートワークの探し方のポイントを解説します。
子育てと仕事を両立するうえで、悩みを抱える人はいませんか?
「家事もあり、常に時間に追われ疲弊している」
「子供の体調不良が理由で、急な欠勤が多々ある」
「勤務地を気にせず、子育てしやすい自然豊かな環境で生活したい」
そんなあなたにおすすめなのが「フルリモートワーク」です。新型コロナウイルスの流行や働き改革の推進により、新しい働き方として普及しました。
リモートワークは通勤の必要がなく、人間関係のストレスも軽減するなど、メリットが多くあります。また企業にとっても利点があり、交通費やオフィスの管理費などコスト削減につながります。さらに、これまで育児や介護を理由に外で働けなかった優秀な人材の確保も可能になるでしょう。
そうした背景もあり、今もフルリモートワークを取り入れている企業は増えており、求人も多く見られます。
この記事では、子育てしながらフルリモートワークする際のメリットとデメリットや、フルリモートワークの探し方を紹介します。
子育てとの両立にフルリモートの仕事がおすすめの理由5つ
子育てと仕事との両立にフルリモートがおすすめの理由は、下記の通りです。
- 時間に余裕が生まれる
- 休憩時間を有効活用しやすい
- 臨機応変に対応しやすい
- 人間関係のストレスが減る
- 子育てしやすい環境に居住できる
それぞれ解説します。
1. 時間に余裕が生まれる
フルリモートの場合、出社が不要なため、通勤はもちろん出勤のための身支度の時間も節約できます。そのぶん時間に余裕ができ、例えば子供の送迎や子供と触れ合う時間も増え、毎日の生活にゆとりができるでしょう。
また、通勤は時間がかかるだけでなく、精神的なダメージにもなりかねません。満員電車の負担に事故やトラブルによる遅延など、通勤によるストレスはさまざまです。始業前にそうした心配がないのは、フルリモートワークのメリットです。
フルリモートワークにより、心身共に余裕が生まれることで、育児や家事の負担も軽くなるでしょう。
2. 休憩時間を有効活用しやすい
休憩時間を有効活用しやすいのも、フルリモートワークの利点です。
例えば、休憩時間中に子供の保育園や幼稚園のお迎えに行けます。オフィス勤務の場合、いくら休憩時間でも仕事の都合で出づらいこともあるでしょう。お迎え時間を気にしながら業務にあたるのも大変ですね。また、職場が離れている場合、移動時間も考慮しなければならず、結果的に時間に追われる形となります。
他にも、休憩時間に掃除や洗濯など家事を済ませたり、買い物へ行ったりでき、退勤後の負担軽減につながります。
3. 臨機応変に対応しやすい
子育ては、子供の体調不良や発熱など予期せぬトラブルの連続です。無事に登園しても、突然の発熱や怪我により、急にお迎えが必要なこともあるでしょう。また、風邪や感染症の流行で休園になるケースもあります。
フルリモートワークであれば、そのような場合でも対応しやすいのがメリットです。企業には事情を話したうえで一旦離席することを伝え、トラブル対応後に仕事に戻れば問題ないでしょう。在宅で子供の近くにいられるため、様子を見ながら業務にあたることができます。
このように仕事を休むことなく臨機応変に対応しやすいので、上司や同僚に負担をかけたり業務が滞ったりする心配もありません。
4. 人間関係のストレスが減る
下記はマイナビ(https://www.mynavi.jp/)による「2021年 転職動向調査」で、2018〜2020年に転職活動を始めた理由のランキングをまとめたものです。
カッコ内の数字は転職希望者全体で比較した割合を示しています。
年 | 1位 | 2位 | 3位 |
2018 | 給与が低かった(9.9%) | 職場の人間関係が悪かった(9.7%) | 会社倒産やリストラ、ハラスメントなど非自発的理由があった(7.4%) |
2019 | 職場の人間関係が悪かった(12.4%) | 給与が低かった(10.7%) | 休日や残業時間など待遇に不満があった(8.5%) |
2020 | 給与が低かった(11.6%) | 職場の人間関係が悪かった(10.0%) | 休日や残業時間など待遇に不満があった(9.8%) |
この結果から、職場の人間関係が転職の理由として大きな割合を占めているのがわかるでしょう。
リモートワークの場合、社内の煩わしい人間関係を気にすることも少ないため、こうしたストレスも心配ありません。
5. 子育てしやすい環境に居住できる
あなたは居住地を決める際、何を優先しますか?
駅に近いことですか?
スーパーなど、生活に必要な施設が近い物件、あるいは公園や小学校など子育てがしやすい場所ですか?
何を重視するか人それぞれですが、オフィスへの通勤しやすさを優先する人も多いようです。
しかしフルリモートであれば、通勤圏外でも大丈夫。子育てしやすい環境や、都心から離れた自然豊かで落ち着いたエリアで生活するという選択肢を持てます。
フルリモートで働くデメリットも理解しておこう
メリットの多いフルリモート勤務ですが、一方でデメリットもあります。主なものを下記に挙げました。
- セルフマネジメントする力が必要
- コミュニケーションが取りにくい
- 仕事に集中しづらい
- 水道光熱費が高くなる
それぞれ説明します。
1. セルフマネジメントする力が必要
リモートワークでのセルフマネジメントとは、体調管理を含め仕事のスケジュールを調整しながら、日々の業務を明確化しきちんとタスクに取り組むスキルです。
時間や場所を選ばず仕事できるのがリモートワークの魅力ですが、就業時間も自分で管理するなど、セルフマネジメントを徹底しなければなりません。つい仕事をやりすぎてしまったり、始業が遅いぶん残業が増えたりする可能性もあるので注意しましょう。
タイマーを用いて時間の区切りをつけたり、上司に相談して作業量を見直したり、働きやすいよう工夫してワークライフバランスを取るよう心がけてください。
2. コミュニケーションが取りにくい
社内の人間関係による煩わしさから解放される一方で、コミュニケーションが取りづらい点がデメリットです。対面での会話もないため信頼関係の構築や、人間関係の希薄さを感じてしまう人もいるかもしれません。
Web会議やチャットツールを使えばコミュニケーションを取れますが、業務上の連絡がメインとなり雑談の機会はあまりないでしょう。
オフィス勤務の場合、社内で会話したり愚痴を言ったりすることでストレス発散する人は多いもの。そのような機会のないフルリモート勤務では、孤独を感じてしまい、逆にストレスになってしまうケースもあります。
リモートワークを通して社内で人間関係を構築したい人は、チャットで雑談ルームを設けるなど積極的に提案し、話しかけやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
3. 仕事に集中しづらい
自宅はオフィスと違い、上司や先輩、同僚の目がなく、さらに誘惑も多いため集中力が続かない人も少なくありません。家事や子育てと仕事が両立しやすいものの、育児や家事で業務を中断せざるをえない状況もあるでしょう。
仕事とプライベートをきっちり分けたり、作業スペースをつくったりして仕事に集中できる環境づくりを心がけてください。
4. 水道光熱費が高くなる
フルリモートは就業中は家にいるため、水道光熱費がかかってしまうのはやむを得ません。しかし出社が不要なぶん、例えば衣服や化粧品代、ランチ代などカットできるものもあり、支出のトータルで考えるとあまり変わらないこともあります。
最近の光熱費の高騰が気になる人は、エアコンの温度を調整したり、電力会社の変更を検討したりするなど、光熱費の節約を心がけるとよいでしょう。
あるいは、在宅勤務手当を支給している会社に勤めるのも手です。
在宅勤務手当は、リモートワークに必要な費用に対する補助金で、主に下記が想定されています。
- 水道代、光熱費、通信費
- パソコンや業務用スマートフォンの購入費用
- 作業用のデスクやチェアの購入費用
金額は企業により異なりますが、一般的に毎月1,000〜5,000円の支給が多いようです。
子育て×フルリモートを叶えるためのポイント3つ
子育てとフルリモートワークを両立させるには、下記の3点に気を付けましょう。
- リモートワークしやすい仕事を選ぶ
- 従業員の働きやすさを重視している企業を選ぶ
- リモートワークに特化した求人サイトを活用する
それぞれ解説します。
1.リモートワークしやすい仕事を選ぶ
リモートワークを導入する企業が増えているとはいえ、すべての仕事がリモート可能なわけではありません。例えば、接客販売や医療福祉関係、または大型機械を用いた作業現場などではリモートワークできないでしょう。
とはいえ、逆にリモートワークしやすい仕事もあります。下記に挙げたのは、パソコンと通信環境が整っていれば業務が行える、リモートワークに適した職種の一例です。
転職を考えたとき、職務経験やスキルを活かすのはもちろんですが、上記のようなリモートワークしやすい業界や職種を対象にすることで、フルリモートワークを実現しやすくなるでしょう。
2.従業員の働きやすさを重視している企業を選ぶ
2018年に発表された男女共同参画局(https://www.gender.go.jp/)の「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況についてによると、第1子出産を機に退職する女性の割合は40%を超えています。この割合は年々減少していますが、依然として子育てと仕事の両立は難しく、仕事を諦めている女性が多くいるようです。
出産や育児を理由に、優秀な従業員が退職することは企業にとって大きなダメージです。このような背景から、近年は母親だけでなく父親も育児休暇を取得したり、時短勤務できたりと子育てに理解を示す企業が増加しています。
このように、従業員の働きやすさを重視している企業であれば、子供を育てながらフルリモートワークできる可能性が高いでしょう。
3.リモートワークに特化した求人サイトを活用する
フルリモートワークを探したい場合は、オンラインを活用しましょう。
Web検索すると、迷ってしまうほど実に多くの求人サイトが見られます。時間をかけず効率良く仕事探しをしたい、そのような人には「ReWorks」をおすすめします。
「ReWorks」は、フルリモート正社員に特化した転職支援サイトです。2021年4月に行われた日本マーケティングリサーチ機構の調べによると、「リモートワークにおすすめの転職サイトNo.1」に選ばれています。
またリモートワークに憧れるものの、在宅勤務に不安な人も多いかもしれません。
「ReWorks」では、以下のようにリモートワークで活躍できる人材育成サポートを行っています。
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まとめ
子育てしながら仕事したい人は、フルリモートワークがおすすめです。主なメリットは下記の5つです。
- 時間に余裕が生まれる
- 休憩時間を有効活用しやすい
- 臨機応変に対応しやすい
- 人間関係のストレスが減る
- 子育てしやすい環境に居住できる
新型コロナウイルスが収束しつつある今も、フルリモートワークを導入する企業が増えています。そのぶん需要も高く、さまざまな業界や職種で多くの求人が見られます。子育てと仕事の両立を目指す人は、フルリモートに特化した転職サイト「ReWorks」を活用し、自分に合った仕事を探してください。