主婦でも完全在宅ワークはできる?求人のおすすめサイトや仕事内容をご紹介!

外で働くことが難しい主婦の方でも、働きたいという気持ちはありますよね。在宅ワークなら自宅で家事や育児と両立しながら仕事ができますよ。「自分に合う求人はあるかな」「どうやって探したらいい?」など、お仕事を始めるときの疑問にお答えします。

主婦が完全在宅ワークでお仕事を始めるには?

主婦が在宅ワークで働くことは可能?

主婦の方は子育てや介護、夫の仕事の都合といった家庭の事情により、外で働くことを難しく感じてしまいますよね。しかし、少しでも収入を得たい、社会とのつながりが欲しい、などの理由で「働きたい」と思うことはあるのではないでしょうか。

外で働くことが難しい主婦の方でも、在宅ワークでなら「働きたい」という気持ちをかなえることが可能です。
・子育ての合間の隙間時間でできる仕事
・夫の転勤に合わせて移動することが多い方でも、全国どこからでもOKで長く続けられる仕事
・今までの得意分野を活かしてしっかり高収入を得る仕事 など
在宅ワークでなら、通勤という制約を受けずにさまざまな仕事に挑戦できます。外へ働きに出なくても、インターネット環境が整っていれば未経験でもすぐに始められる仕事も多数あります。

在宅ワークの方に仕事を依頼することは企業にとってもメリットが大きいため、今後ますます需要は拡大していくでしょう。まずは挑戦してみてはいかがでしょうか。

主婦の在宅ワークはどのくらい稼げるのか?

「在宅ワークってどのくらい稼げるの?」と、収入については気になるところですよね。外で働く場合も、勤務時間や仕事の種類によって収入額には差があります。在宅ワークの場合も、「週にどのくらい働けるのか」「どんな仕事をするのか」によって、収入はまちまちです。

条件により収入金額に差はありますが、おおまかな目安をご紹介します。初心者でもできる簡単な仕事を隙間時間にする場合には、月に約1万円〜3万円。ある程度時間を確保できるなら月に約5万円。資格や経験を活かし、ある程度時間を割いて専門的な仕事をするなら、10万円以上も難しくはないでしょう。

「月に○万円稼ぎたい」という目標がある場合は、仕事の単価や労働時間を考えて逆算してみるのもおすすめです。

・月に3万円稼ぎたい場合の計算方法
勤務日数を週に3日として 3万円÷(3日×4週)=2500円
つまり、週に3日(1か月で12日)働く場合は、1日で2500円の収入を得られれば、月あたり3万円を達成できます。単価1000円の仕事なら1日に2〜3個、時給1000円の仕事なら1日に2〜3時間という目安です。

自分が目標とする金額から1か月の労働量や時間を計算したり、逆に仕事に充てられる時間から1か月の収入を計算したりすると、総収入額がイメージできますよ。

主婦におすすめの在宅ワークをご紹介!

一言で在宅ワークといっても職種はさまざまです。まずは未経験者OKのものや、自分の経験を活かせる仕事に挑戦してみましょう。初心者でも挑戦しやすいものからスキルを活かせるものまで、6つのおすすめ在宅ワークをご紹介します。

・データ入力

データ入力の仕事は基本的なパソコン操作ができるなら、未経験からでも始められる在宅ワークです。企業から依頼される情報や音声データをテキスト入力して納品します。期日さえ守れば働く時間帯は自由なので、育児や家事でまとまった時間をとれない方におすすめです。

初心者でも始めやすい分、単価はあまり高くない傾向にあります。しかし、パソコンのタイピングスピードが速くなったり、ExcelのSUM関数を覚えるなどスキルアップしたりすると収入アップも期待できます。

・シール貼りなどの軽作業(内職)

シール貼りや梱包作業などの内職も、未経験から挑戦できる在宅ワークです。手先が器用な方、黙々と作業ができる方、パソコンの操作が苦手な方におすすめします。内職と聞くと、「専用道具など用意するものが必要なのでは」と思いがちですが、内職に使う資材などは企業が用意することがほとんどです。

準備するものなく、簡単に始められる点がメリットですが、その分仕事の単価は低い傾向にあります。内職の内容にもよりますが、単純なものなら1件で1円以下~数円、手数のかかるものでも1件あたり数十円といった単価が相場です。慣れないうちは、時給に換算すると1000円に満たないこともあります。

「作業環境を整えて集中する」「コツを覚える」など工夫して効率が良くなると収入もアップしていきますよ。

・テレフォンアポインター(テレアポ)

「営業が得意」「人と接する仕事をやってみたい」、という方にはテレフォンアポインター(テレアポ)がおすすめです。テレアポは企業が用意したリストに沿って電話をかけて、商品を紹介し、営業担当者とのアポイントをとりつける仕事です。

突然電話をしても話を聞いてもらえないことも多々あるため、ある程度の営業力が必要になります。営業のスキル、トークスキル、そして企業が勧める商品の詳しい知識が必要ですが、その分高収入も期待できます。電話をかけるだけで1件あたり数十円の単価が設定されていたり、成功報酬がしっかりと設定されていたり、時給制で1000円を超える求人もあるので、自分のスキルに合う求人を探してみましょう。

・Webライター

Webライターは企業のサイトやブログなど、インターネット上に掲載する記事を書く仕事です。パソコンとインターネット環境があればできるため、完全在宅で働くことができます。

ある程度のライティング技術は求められますが、記事の内容によっては未経験者や初心者歓迎の案件も少なくありません。単発の案件と継続の案件がありますが、長期的に安定して稼ぎたい場合は継続の案件をおすすめします。

専門的な資格や経験があれば高単価の仕事も獲得できるため、時給換算で1500円以上も難しくはありません。

・オンライン家庭教師、オンライン講師

対面授業が主だった講師や家庭教師にも、オンラインでのサービスが拡大しつつあります。特にオンライン家庭教師は、今までに家庭教師や塾の先生などで、勉強を教えてきた経験がある方におすすめの在宅ワークです。在宅ワークの中でも時給はやや高い傾向にあり、1000円~2000円が相場です。

また、自分の得意とすることや経験を活かして、オンライン講師にも挑戦できます。オンライン講師とは、勉強に限らず、料理やダイエット、節約術など、自分の得意分野を活かした講義を行う仕事です。

人前でしゃべることが好きな方、スキルを活かして働きたい方は、特技や経験を活かすことを考えてみてはいかがでしょうか。

・Webデザイン

デザインの仕事も在宅でできるため、主婦の方におすすめです。デザインやイラスト作成のスキルがある方ならバナー作成・アイコン作成といった仕事に挑戦できますよ。

培ってきた経験を活かせたり、人気が出たりすることで高収入も期待できます。アイコン作成なら最初は1件数百円程度から始めて、スキルアップとともに徐々に単価を上げていくと良いでしょう。

主婦が在宅ワークを探す方法

完全在宅ワークの案件は、ほとんどがインターネット上で探せます。また、応募や面談、受注決定まですべてをオンラインで完結できるため、「面接のために都市部へ行くのは大変」「介護のため家を離れられない」という方でも安心ですよ。

・求人サイト

求人サイトから在宅ワークを検索してみましょう。インターネットの検索窓で「求人サイト」と入力すれば、さまざまな求人サイトが表示されます。求人サイトにアクセスした後で、「在宅ワーク」を検索し、仕事内容や時給・単価といった条件で絞り込んでいきましょう。求人サイトに掲載されている仕事の契約形態は正社員、契約社員、アルバイト・パート、業務委託などさまざまです。

在宅ワーク」が掲載されている求人サイトには「Indeed」、「タウンワーク」、「バイトル」、「マイナビバイト」、「Reworker」、「ママワークス」などがあります。

・ママ向け求人サイトとクラウドサービス

主婦の方が仕事を探す場合には「ママ向け」の求人サイトを利用するのもおすすめです。
・子どもの体調不良への対応などで、急なシフト変更をお願いする可能性がある
・子どもの夏休みや冬休みの期間は仕事量を減らしたい
・赤ちゃんがお昼寝している間だけ働きたいので、シフトの申告が難しい など
ママ向け求人サイトなら、「わがままかな」と不安になるような条件でも働くことができます。

ママ向けの求人サイトに仕事を掲載している企業は「ママの働き方」に理解があるので、事前にしっかり相談ができて安心して働けますよ。仕事の量を調整したり、納期を延長したり、柔軟に対応してもらえることも多いので、ママにとってはありがたいですよね。

しかし、働き方に理解があるといっても最低限の報告・連絡・相談は不可欠です。あらかじめ伝えられることは早めに、急な予定変更の場合も誠意を持って代替案を提示するなど対応を怠らないようにしましょう。

主婦におすすめの仕事が見つかるサイトとクラウドサービスを4つ紹介します。

・ママワークス

株式会社アイドマ・ホールディングスが運営するママ向けの求人サイトです。子育て中など、フルタイムでは働きづらい主婦の方でも、「時間」や「場所」を自由に選んで働ける仕事が多数掲載されています。

応募から受注決定までインターネット上で完結するケースが多いので、時間の調整が難しい方でも安心して応募できます。「ママワークス」というサイト名ですが、ママ以外の主婦の方や未婚女性、男性でも利用可能です。

・シュフティ

株式会社うるるが運営する、主婦をターゲットにしたクラウドソーシングサイトです。ライティングやデータ入力など、初心者でも始めやすい仕事が掲載されています。

便利なタグ機能を使って「初心者歓迎」「スキル不要」などの案件を探してみましょう。スマホのみで完結するお仕事もあります。仮払い制度があるため、報酬が未払いになるというトラブルがないことも安心ですね。

・クラウディア

株式会社エムフロが運営する、会員数100万人以上のクラウドソーシングサイトです。主婦だけでなく、学生や会社員など他に本業を持つ人も副業として利用しています。

未経験からでも挑戦しやすいアンケート収集や文字起こしから、スキルを活かせる翻訳やWebデザインまで豊富な案件がそろっています。手数料が低い点や、仮払い制度があるため安心して使える点がメリットです。会員登録は無料なので、まずは登録して仕事を探してみましょう。

・ココナラ

株式会社ココナラが運営する、個人のスキルを売り買いするスキルマーケットです。自分の商品を販売し、購入してもらうことで利益を出すシステムなので、いわゆる求人サイトとは異なり、インターネット上に自分の「お店」を持っているというイメージです。

オンライン講師としてレッスンを販売したり、デザイナーとして作品を販売したりできます。すべてオンライン上で完結するため、通勤が難しいという主婦の方にピッタリですよ。

主婦が在宅ワークをするメリット

在宅ワークを始めることに不安のある方も、メリットについて知ることで行動に移しやすくなるでしょう。主婦が在宅ワークを始めることのメリットを3つご紹介します。

・収入が増えて、日々の生活に安心感が生まれる

月に3万円の収入があれば、年間36万円になります。「1歳の子どもが小学生になるまでの5年間」の間に働き、収入のすべてを貯金すると、36万円×5年=180万円になります。

月に数万円でもコツコツ続ければ、数年後には大きな金額になり、将来的な支出に備えられます。収入が増えることは、安心感にもつながります。

また、プラスアルファの収入があれば、家計のやりくりもしやすくなるでしょう。「趣味への投資」「自分へのご褒美」「家族旅行をちょっと豪華に」など、生活を充実させるのにも一役かってくれます。

・家事や育児の合間にできる

完全在宅ワークの仕事は、家事や育児の合間にできる仕事が多数あります。正社員として働くことが難しい場合でも、在宅ワークなら挑戦しやすい案件があるでしょう。在宅ワークの仕事は働く時間や場所を問わない案件が多くあり、子どもや家族の事情で予定が変わりやすい主婦の方に適しています。

また、保育園や幼稚園、学校などは長期休暇もあり、主婦の方は月によって稼働可能な時間が変動するのではないでしょうか。在宅ワークなら仕事の量も調整しやすいので、家族の予定に合わせて仕事の量をセーブすることができます。

・初心者でもすぐに始められる仕事が多く挑戦しやすい

完全在宅ワークの仕事は、未経験や初心者でも始めやすい案件が多いことが特徴です。在宅でのお仕事が初めての方は、募集条件に「未経験者・初心者歓迎」といった記載がある仕事がおすすめですよ。

また、パソコンとインターネット環境が整っていればできる仕事も多く、すぐに始められる点がメリットです。パソコンの操作やタイピングスピードに自信がないという方も、仕事をしているうちに慣れてくるでしょう。

すぐに始められる仕事は高い時給や高単価は期待できませんが、スキルアップすることで報酬アップも目指せます。

主婦が在宅ワークをするデメリット

完全在宅ワークの仕事にはデメリットもあります。以下の点に気をつけて、トラブルを回避できるよう備えておきましょう。

・スキルがなければ高収入は難しい

在宅ワークは、未経験からでも簡単に挑戦できるものが多い反面、誰にでもできる仕事では時給や単価が低く、高収入は期待できないでしょう。資格や経験のある方でも、最初は思うように稼げないということも珍しくありません。

収入を上げるためには、高単価の案件に挑戦できるようスキルアップしたり、単価の低い案件でもスピードアップして時間単価を上げたりと、ある程度の努力が必要です。時間のない中でのスキルアップは苦労する面もありますが、徐々に収入が増えていけばやりがいを感じられるでしょう。「最初はあまり稼げなくてあたり前」、と考えてじっくり進めていきましょう。

・家事や育児とのスケジュール管理が難しい

在宅ワークのメリットは時間や場所を選ばずに働けることです。しかし、場合によってはスケジュールどおり進められないこともあるでしょう。主婦向けの求人サイトで募集をしている企業は、そういった主婦の事情に理解があります。

しかし、あまりにも高頻度に納期の変更があったり、メールの返信が何日も途絶えたりするようであれば信用を失ってしまいます。急なトラブルに備えて余白の時間を作り、案件を受けすぎないことがポイントです。慣れてくると、1つの仕事に要する時間がわかり、自分が1か月にこなせる仕事量も把握できますよ。

主婦の在宅ワークの注意点

主婦が在宅ワークをする際の注意点についてお伝えします。特に、業務委託で働く場合は自分で判断して、自分でトラブルを回避しなければなりません。安心して働けるように、「所得額」「仕事量」「怪しい仕事」の3点に注意しましょう。

・扶養内で働くなら所得額に注意!

主婦の方は、夫の扶養内で働きたいという方も多いのではないでしょうか。完全在宅ワークで働く場合、収入の管理も自分ですることになるため、いくら稼いでいるのかは把握しておくようにしましょう。

業務委託で在宅ワークを行う場合、年間の所得が48万円を超えると所得税の課税対象になり確定申告が必要です。また、住民税や個人での社会保険が必要となるケースもあります。

扶養内で働きたい場合は、所得と控除額のバランスに気をつけて、仕事の量を調整しましょう。

・仕事を受けすぎない!

初めて在宅ワークの仕事をするときは、「自分がどのくらいの仕事をできるのか」「どのくらいの時間でこなせるのか」、実際のところはわからないものです。

収入を得たいために無理に仕事を受けすぎると、自分自身だけでなく家族にもしわ寄せがくる可能性があります。まずは、確実に納められる少なめの量から挑戦して、慣れるごとに案件を増やしていきましょう。

また、未経験OKの仕事は倍率が高いからといって、応募しすぎてしまうと想定以上の決定通知をもらうことがあるかもしれません。自分が応募した案件は断りづらいものですが、スケジュール的に無理のある案件を受けては相手にも迷惑がかかってしまいます。多くの依頼を得たとしても、自分の力量に合わせてできる分だけを受けるようにしましょう。

・怪しい仕事を避ける!

インターネット上には、怪しい案件も存在しています。在宅ワークの求人の中にも、法律的にグレーな仕事を「高額案件」として紹介していたり、応募者へ高い教材を売ることを目的にしている悪徳業者が紛れていたりする可能性があります。在宅ワークを始めるときには、怪しい仕事を避ける危機管理能力が必要です。

クライアント(仕事を募集する企業)とワーカー(働く人)を結びつけるクラウドソーシングサイトでも、評価の低いクライアントや極端に単価の安い案件には注意するようにしましょう。応募前には企業のサイトや事業所の所在をチェックし、安心して契約できる企業の案件に応募することがポイントです。

まとめ

外で働くことが難しい主婦の方でも、在宅ワークなら時間や場所を選ばずに働けます。ある程度のスキルや経験が必要な仕事なら、高収入も期待できますよ。未経験や初心者の場合には、スキルや経験を問わない案件から始めて、徐々にスキルアップしていきましょう。

在宅ワークと一言でいっても仕事の内容はさまざまですから、自分に合う業務を探してみてくださいね。

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